FC2ブログ

Entries

12/30のツイートまとめ

yamamoto7hei

⑱従ってこの通常性・日常性の基本は、少なくとも過去半世紀の間は、全く無変化であり、日本人の確固たる″現代思想″だと言ってよい。
12-30 00:27

①ではこういった「小市民的価値観を絶対とする典型的な小市民的生活態度」を通常性・日常性とする事は、恥ずべき事なのであろうか。<『なぜ日本は敗れるのか』
12-30 00:57

②それとも、こういう日常性への不動の信念をもちつつ「或る何かの力」に拘束されて、自分が軍人か闘士であるかの如き虚構の態度をとる事が恥ずべき事なのであろうか?
12-30 01:27

③私自身は、その人がどんな″思想″をもとうとその人の自由だと思うが、ただもし許されないことがあるなら、自己も信じない虚構を口にして、虚構の世界をつくりあげ、人びとにそれを強制することであると思う。
12-30 01:57

④簡単にいえば、日本の滅亡より自分の私物が心配なら軍人になるのをやめ、日本の運命より家作が心配なら、はっきりとそう言ってその言明にふさわしい行動をとればそれで十分だということである。
12-30 02:27

⑤ただ明治以来、「或る力」に拘束され、これを「明言」しないことが当然視されてきた。いわば自分のもつ本当の基準は口にしてはならず、みな、心にもない虚構しか口にしない。これは実に、戦前・戦後を通じている原則である。
12-30 02:57

⑥軍人が、あるいは当時日本を支配していたマスコミが、戦争が終った瞬間にだけ出てきた上記のような正直そのものの発言をはじめからしていれば、戦争にはなりえない。
12-30 03:27

⑦「地位が安泰で恩給その他が保障され、家作があればそれで十分で、それらが確保できるかできないかが、最も大きな関心事です」が全員の真意なら、これは戦争どころではあるまい。
12-30 03:57

⑧では小松氏が記しているこのことは、例外なのであろうか。絶対にそうではないのであって、私が直接に接した将校はみな小松氏が記している通りの存在であった。もちろん例外者はいるであろう。
12-30 04:27

⑨しかしその例外者の行動は、それこそ「人が犬に……」に似た事件であり、それなるがゆえにニュースになり得ても、その意外性が通常性ではない。いわば通常性の基準が違うことの証明にすぎないのである。そしてこれは、前述の教授と語り合うと、学生運動でもまさに同じである。
12-30 04:57

⑩以上、色々と記して来た。そしてこの『虜人日記』が、はじめから終りまで、様々の実例で強く訴えているものは、結局、何であったのか――何かの「力」が作用したため何かが欠け、そのためあのような事態を招来したと小松氏は言っているのであろうか。様々なことがいえる。
12-30 05:27

⑪そしてその基本にあるものの一つが、以上にのべた明治以降の奇妙な「通常性を把握しないことを通常性」とする性向、いわば、ある力に拘束されて自己の真の規範を口にできず、結局は、自分を含めて全ての人を苦しめる「虚構の自己」を主張することが通常性になっているためと仮定するなら、(続
12-30 05:57

⑫続>その拘束力を排除できなかったのは何のゆえで、何が欠如してそうなり、何を回復すればそれが克服できるのであろうか?答は非常に簡単である。その「鍵」は「自由」であろう。
12-30 06:27

⑬この本の魅力の一つは、小松氏が天性の自由人であり、記されていることが全くの「自由な談話」だということである。見たまま、聞いたまま、感じたまま、それを全く自由と、何の力にも拘束されず、何の力も顧慮せずに、氏は記している。
12-30 06:57

■山本七平botまとめ/【虚報とは何か①】/”虚報”で構成されている「百人斬り」・「大本営発表」 http://t.co/3EKjuZUG
12-30 07:15

⑭小松氏といえども、ジャングルでは、このように「記し」得ても、これをそのまま自由に語ることはできなかったであろうが、もしすべての人に、この自由な談話が常にできるなら、おそらく、太平洋戦争のような、全く意味不明の事件は、二度と起らないであろう。
12-30 07:27

①先日あるアメリカ人の記者と話し合った。私は、キッシンジャーが、日本の記者はオフレコの約束を破るからと会見を半ば拒否した事件を話し、これは、言論の自由に反することではないか、ときいた。これに対して彼は次のようなまことに面白い見解をのべた。<『なぜ日本は敗れるのか』
12-30 07:57

■山本七平botまとめ/【虚報とは何か②】/「虚報」とは、入手した情報の重要な一部を故意に欠落させて発表し、欠落部分を情報の受け手に創作して補うよう誘導する”報道”を指す。 http://t.co/OkICDSRN
12-30 08:15

②人間とは自由自在に考える動物である。いや際限なく妄想を浮べつづけると言ってもよい。自分の妻の死を願わなかった男性はいない、などともいわれるし、時には「あの課長ブチ殺してやりたい」とか「社長のやつ死んじまえ」とか、考えることもあるであろう。
12-30 08:28

③しかし、絶えずこう考えつづけることは、それ自体に何の社会的責任も生じない。事実、もし人間が頭の中で勝手に描いているさまざまのことがそのまま活字になって自動的に公表されていったら、社会は崩壊してしまうであろう。
12-30 08:57

■山本七平botまとめ/【虚報とは何か③】/情報の総量を掴まない限り、バレない「虚報」/~”虚報発表者”浅海特派員や本多勝一がうそぶいていられる理由~ http://t.co/um2gTZuY
12-30 09:15

④また、ある瞬間の発想、たとえば「あの課長ブチ殺してやりたい」という発想を、何かの方法で頭脳の中から写しとられたら、それはその人にとって非常に迷惑なことであろう。というのは、それは一瞬の妄想であって、次の瞬間、彼自身がそれを否定しているからである。
12-30 09:27

⑤もしこれをとめたらどうなるか、それはもう人間とはいえない存在になってしまう。「フリー」という言葉は無償も無責任も意味する。いわば全くの負い目をおわない「自由」なのだから、以上のような「頭の中の勝手な思考と妄想」は自由思考と言ってよいかもしれぬ。
12-30 09:57

■山本七平botまとめ/【虚報とは何か④】/日本を破滅させたのは「虚報」/~虚報を発し、国民の目を欺きつつ、敵に自らの意図を提供していた大本営~ http://t.co/2k1CUSM9
12-30 10:15

⑥いまもし、数人が集まって、自分のこの自由思考をそれぞれ全く「無責任」に出しあって、それをそのままの状繁で会話にしてみようではないか、という場合、簡単にいえば、各自の頭脳を一つにして、そこで綜合的自由思考をやってみようとしたらどういう形になるか。
12-30 10:28

⑦言うまでもなくそれが自由な談話であり、これが、それを行なう際の基本的な考え方なのである。
12-30 10:57

■山本七平botまとめ/【虚報とは何か⑤】/国内向けの「虚報」が、海外に出て跳ね返り、惨劇を起こす”図式”を誰一人予見できなかった日本人 http://t.co/3qX31AqM
12-30 11:15

⑧従って、その過程のある一部、たとえば「課長をブチ殺してやりたい」という言葉が出てきたその瞬間に、それを記録し、それを証拠に、「あの男は課長をブチ殺そうとしている」と公表されたら、自由な談話というもの自体が成り立たなくなってしまう。
12-30 11:27

⑨とすると、人間の発想は、限られた個人の自由思考に限定されてしまう。それでは、どんなに自由に思考を進められる人がいても、その人は思考的に孤立してしまい、社会自体に何ら益することがなくなってしまうであろう。
12-30 11:57

■山本七平botまとめ/日本人の思考を拘束する宿命論「なるなる論」 http://t.co/fyjEHQ1n
12-30 12:15

⑩だからフリー・トーキングをレコードして公表するような行為は絶対にやってはならず、そういうことをやる人間こそ、思考の自由に基づく言論の自由とは何かを、全く理解できない愚者なのだ、と。要約すれば、彼の言ったことは、以上の通りであった。
12-30 12:28

⑪そしてこの『虜人日記』の全てを通じて、自由人の小松氏が負の形で描き出したものは…自由という精神のない世界、従って「自由な談話」が皆無で、その為どうにもならなくなり、外部からの強力な打撃で呪縛の拘束が打ち破られて、その時その瞬間だけその通常性の表出を可能にする世界だった訳である。
12-30 12:57

■山本七平botまとめ/「アントニーの詐術①」/~「命令」でないが「命令に等しい拘束力」を持つ軍人的断言法(ミリタリー・アセヴェラティヴ・ムード)とは?~ http://t.co/A6CiMqdf
12-30 13:15

⑫「軍の計画はその意気を示すだけである」……これは軍人そのものの性格ではない、「日本陸軍を貫いている或る何かの力が軍人にこうした組織や行動をとらしめているのだ」。前述のようにこの力が貫いていたものは、軍人だけでなく、全日本人であり、それは昔も今も変りはない。
12-30 13:28

⑬その力はどう作用しているのか、一言でいえば、各人の自由を拘束している、これは、その力なのである。
12-30 13:57

■山本七平botまとめ/「アントニーの詐術②」/~四種類に分別できる日本軍の指揮官のタイプとは?~ http://t.co/WSsktBDy
12-30 14:15

⑭戦後は「自由がありすぎる」などという。御冗談を!どこに自由と、それに基づく自由思考と、それを多人数に行う自由な談論があるのか、それがない事は、一言でいえば「日本にはまだ自由はない」という事であり、日本軍を貫いていた”あの力”が、未だに我々を拘束しているという事である。
12-30 14:28

①かつての植民地におけるユダヤ人やアラブ人あるいは華僑やインド人の地位は、世界的な規模で日本に移ったといってよい。好むと好まざるとにかかわらず、今世界を支配しているのは、まだ、キリスト教徒白人と共産主義者白人である。<『日本人とユダヤ人』
12-30 14:57

■山本七平botまとめ/「アントニーの詐術③」/~シェークスピアが赤裸々に描いた”扇動の原則”とは?~ http://t.co/KB7hkp9u
12-30 15:15

②日本人は、かつてのアレクサンドリアのユダヤ人のように、名目的には同じ地位にある「名誉白人」だが、実質的には握っているのは経済力であって(これかなくなれば、だれも日本に見向きもしない)、世界を動かす政治力でも軍事力でもない。
12-30 15:27

③「朝鮮戦争は日米の資本家が(儲ける為)企んだものである」と平気でいう進歩的文化人がいる。ああ何と無神経な人よ。そして世間知らずのお坊っちゃんよ。「日本人自身もそれを認めている」となったら一体どうなるのだ。その言葉が貴方の子をアウシュヴィッツに送らないと誰が保証してくれよう。
12-30 15:57

■山本七平botまとめ/「アントニーの詐術④」/~集団ヒステリーに対峙することの難しさ~ http://t.co/GZL3foWp
12-30 16:15

「山本七平botまとめ/【知の沈黙の時代】/専門家の口が封じられ、「雑識をつめこんだ幼児」の幼稚な意見が幅を利かす日本社会」をトゥギャりました。 http://t.co/bTs58LLt
12-30 16:23

④これに加えて絶対に忘れてはならない事がある。朝鮮人は口を開けば、日本人は朝鮮戦争で今日の繁栄を築いたという。この言葉が事実であろうと、なかろうと、安易に聞き流してはいけない。勿論私は、必ずしもそれだけが原因とは思わないが、朝鮮人にはそう見えるのである。
12-30 16:28

⑤「我々が38度線で死闘して、日本をも守ってやったのに、日本人はその我々の犠牲の上で、自分だけがぬくぬくと儲けやがった」という考え方である。たとえこれが事実であっても、これは日本の責任ではないし、日本が何か不当な事をしたのでもない。
12-30 16:57

■山本七平botまとめ/「アントニーの詐術⑤」/~アンチ・アントニーの存在を認めない者は”日本軍”同様と見なす~ http://t.co/d2HNKUdB
12-30 17:15

⑥だが全く同じ事を、第一次世界大戦の後に、ドイツのユダヤ人もいわれたのだ。「我々が西部戦線で死闘していた間、あいつらは銃後にあって、我々に守られてぬくぬくと儲けやがった」。ユダヤ人は確かにそういう位置にいた。そしてその多くは商人であって戦後のインフレにも強かった。
12-30 17:27

⑦しかし戦争を起したのはカイゼルとドイツの首脳であってユダヤ人はこれには責任はない。しかし、戦争に際して、ユダヤ人だけが何か不当な事をしたように言われ、それが次第に拡大され、ついには、儲ける為ユダヤ人が戦争を起したように非難され、それがアウシュヴィッツに続くのである――。
12-30 17:57

■山本七平botまとめ/「アントニーの詐術⑥」/~集団ヒステリーを起こさす「問いかけ・一体感」の詐術とは?~ http://t.co/gFvEjQBJ
12-30 18:15

⑧前述の文化人さんよ。自分の子の為にも、この事を忘れないでほしい。
12-30 18:28

①天才乃至は天才的人間の特徴は自分のやった事を少しも高く評価しない点にある。そして他人の目から見れば実に下らぬ児戯に類する事を、却って長々と自慢するものである。例としてよく引合いに出されるものに、シーザーが自らの発明と称して『ガリア戦記』で得々と解説している「架橋機械」がある。
12-30 18:57

■山本七平botまとめ/塩野七生の予言「日本は”和”によって滅ぶ」/~和の絶対化がもたらす危険な「相惜顔面・上下雷同」~ http://t.co/TsteYwjd
12-30 19:15

②日本人も、時々、こういった「架橋機械」の自慢はするが、私の目から見れば、日本人のみが行い得た政治上の一大発明については、誰も黙して語らないし、誰も一顧だに与えていないのである。私が言うのは「朝廷・幕府併存」という不思議な政治体制である。『日本人とユダヤ人』
12-30 19:28

③これは七百年以上続いたわけだから日本の歴史の大部分は、この制度の下にあったといえる。これは一体、誰のアイディアなのだろう。考えてみれば不思議である。
12-30 19:57

■山本七平botまとめ/【危機の日本人①】世界に通用しない日本の国内原則(機能至上主義)/~日本に必要な「崔家門の知恵」とは~ http://t.co/H926rm01
12-30 20:15

④しかしこの独創的な政治制度も、戦前は「わが国の国体にもとる」ものとされ、あの軍人勅諭では、「世のさまの移り変りてかくなれるは人の力もて引き返すべきにはあらねど」も、まことに「浅ましき次第なりき」とされていて、出来る事なら消してしまいたい事態だとされている。
12-30 20:28

⑤かわって戦後ともなると、何もかも一緒にして「封建的」の一言で片づけられ、この不思議な制度は、常に無視され黙殺されているのである。朝廷・幕府の併存とは一種の二権分立といえる。朝廷がもつのは祭儀・律令権とも言うべきもので、幕府がもつのは行政・司法権とも言うべきものであろう。
12-30 20:57

■山本七平botまとめ/【危機の日本人②】自らの発展で国際秩序を危うくする日本人/~機能至上主義の日本人が陥る陥穽とは~ http://t.co/cORh1gKI
12-30 21:15

⑥統治には、一種の宗教的な祭儀が不可欠である事は古今東西を問わぬ事実である。無宗教の共産圏でも、例えばレーニンの屍体をミイラにして一種のピラミッドに安置し、その屋上に指導者が並んで人民の行進を閲するのは、まさにファラオの時代を思わせる祭儀である。
12-30 21:27

⑦誤解されては困るが、私は絶対にこういった行為を野蛮だと言っているのではない。蛮行とはもっと別のことであって、このような祭儀行為とこの祭儀を主催する権限とは、常に最高の統治権者が把持してきた、非常に重要な権限だ、という事実をのべているのである。
12-30 21:57

■山本七平botまとめ/【危機の日本人③】なぜ日本が米国の理不尽な要求に従わねばならないのか?…その理由を理解しようとしない日本人/~成功しすぎた異端・日本が覚悟しておくべき事とは~ http://t.co/Ai83rSCO
12-30 22:15

⑧だが、祭儀権と行政権は分立させねば独裁者が出てくる。この危険を避けるため両者を別々の機関に掌握させ、この二機関を平和裏に併存させるのが良い、と考えた最初の人間は、ユダヤ人の預言者ゼカリヤであった。
12-30 22:28

⑨近代的な三権分立の前に、まず、二権の分立があらねばならない。二権の分立がない所で、形式的に三権を分立させても無意味である。それがいかに無意味かは、ソヴェトの多くの裁判を振りかえってみれば明らかであろう。
12-30 22:57

■山本七平botまとめ/【危機の日本人④】世界の御威光国になれない日本が学ぶべき「昭和の大失策」とは http://t.co/TdaFUPG4
12-30 23:15

⑩西欧の中世において、この事を早くから主張したのはダンテである。彼は、この二権の分立を教権と帝権すなわち法皇と皇帝の併存という形に求めた。
12-30 23:27

「山本七平botまとめ/【恐ろしい話①】/死の商人よりも恐ろしい「死の詐欺師」/~資源がある期間だけにすぎない産油国の富~」をトゥギャりました。 http://t.co/ObIUzEId
12-30 23:35

⑪法皇は一切の俗権が停止されねばならぬ。皇帝は法皇に絶対に政治的圧力を加えてはならぬ。そして両者が車の両輪のごとくになって、新しい帝国が運営さるべきであると考えた。だがダンテの夢は夢で終った。彼が日本の朝廷・幕府制度のことを知ったら、羨望の余り、溜息をついたであろう。
12-30 23:57

スポンサーサイト



この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
http://yamamoto7hei.blog.fc2.com/tb.php/284-11d8aaf9

トラックバック

コメント

コメントの投稿

コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

Appendix

プロフィール

山本七平bot

Author:山本七平bot
山本七平bot(@yamamoto7hei)がつぶやくツイートを日毎にまとめるブログです。
ちなみに、今までこちらのアドレスに存在したブログ「一知半解なれども一筆言上」管理人がつぶやくツイートまとめ記事は→http://yamamoto8heitweets.blog.fc2.com/ へ引越しいたしました。よろしくどうぞ。

山本七平botが、現在つぶやいているツイート

山本七平bot < > Reload

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR