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08/13のツイートまとめ

yamamoto7hei

■山本七平botまとめ/ユダヤ民族が消滅しなかった理由とは/~古代ユダヤ国家滅亡の一因「民衆蜂起万能信仰」~https://t.co/M4bqqUZi7V
08-13 00:00

■山本七平botまとめ/イエスも答えられなかった「二者択一」/~ユダヤ人が陥った二重の文化・二重の基準の陥穽とは~https://t.co/p65ufDFsQ3
08-13 00:10

■山本七平botまとめ/ローマ化したユダヤ人が選択した道、サドカイ、ファリサイ、エッセネ/~「アメリカ化した」日本とユダヤとの相似性~https://t.co/uWrYzfTJee
08-13 00:20

■山本七平botまとめ/普通人は”ミディアム”を選ぶ/~律法に殉ずることもできないが、かといって律法を捨てローマ化することも出来なかったサイレント・マジョリティのユダヤ人達~https://t.co/pCaCYXlN4r
08-13 00:30

■山本七平botまとめ/二重の基準を生きるユダヤ人多数派が選んだファリサイズム/~自分達の現実の生活規範と古来の律法を”口伝”でつないだファリサイ派~https://t.co/IotbZdvhkg
08-13 00:40

■山本七平botまとめ/「神かカイサルか」を突きつけられた中間派ファリサイ/~真のファリサイを偽善者と呼ぶ「本物の偽善者」=商業左翼~https://t.co/b1GsEDkMkD
08-13 00:50

■山本七平botまとめ/民族を滅ぼすものは「教育」/~自らの思想と相容れない社会に生きる集団はファリサイ化する~https://t.co/RmW4F9Lch3
08-13 01:00

■山本七平botまとめ/イエスが痛烈に批判したファリサイ派の「自己絶対化」/~ファリサイ派が権力を否定し、自ら統治の責任を負うことを拒否し、万年野党化した理由とは~https://t.co/JH2VCfvqMU
08-13 01:20

■山本七平botまとめ/「人が何に対して被統治意識を持つか」が最大の問題/~政府ではなく会社に被統治意識を抱く現代人~https://t.co/Pbl10c5WsW
08-13 01:30

■山本七平botまとめ/古代ユダヤと酷似している現代日本社会の「被統治意識」とはhttps://t.co/sOm2ntvFi1
08-13 01:40

■山本七平botまとめ/「神への被統治意識」と「実質的統治者に対する拒否感」の狭間で、自縄自縛に陥ったユダヤ人https://t.co/6gQ2BEwz4C
08-13 01:50

■山本七平botまとめ/イスラエルに三十余年の平和をもたらしたヘロデ王とは/残虐非道圧制虐殺の人、自分の妻も息子達も処刑した古代の「スターリン」ヘロデ王https://t.co/T0UMjADfnl
08-13 02:00

■山本七平botまとめ/イスラエルに三十余年の平和をもたらしたヘロデ王とは②/「国家理性・権力理性」の体現者、ヘロデ王https://t.co/jelhdjWrMo
08-13 02:10

■山本七平botまとめ/ヘロデ王が生涯を通じて闘った相手とは/「被統治意識」が拒否される世界を統治した鋼鉄の人、ヘロデ王https://t.co/eZuBw4hJoL
08-13 02:20

■山本七平botまとめ/多数者たる「民」の沈黙と盲従/自らへの統治力を失い、テロと無秩序に支配されたイスラエルhttps://t.co/Cyl2kgioeQ
08-13 02:30

■山本七平botまとめ/古代イスラエルと近代日本に共通する「文化の受容に基づく矛盾による破滅」https://t.co/bdpUiblwO2
08-13 02:40

■山本七平botまとめ/文化輸入を先導した明治期の指導者タイプとは/~政治屋(ポリティシャン)で十分だった明治維新~https://t.co/ZI9PIpKIj9
08-13 02:50

■山本七平botまとめ/天与の資質(カリスマ)を欠いた政治屋が成し遂げた明治の大改革/~「ヘレニズム化した古代ユダヤ」と「文明開化の日本」の相似性~https://t.co/aXDu5CvkvI
08-13 03:00

■山本七平botまとめ/「対外的に満点を取り、それが満点であることを対内的に提示して指導性を確保する」行き方しかできない日本の指導者https://t.co/8mFJYX6bbb
08-13 03:10

■山本七平botまとめ/明治維新の志士は社会党員だった/~「言いかえ」によって外来の文化的衝撃を緩和した日本社会~https://t.co/g675la5wPN
08-13 03:20

■山本七平botまとめ/「輸入の論理」と「不文律の慣習法」との狭間で始末の悪い二重基準に陥った日本https://t.co/AE6liLIquf
08-13 03:30

■山本七平botまとめ/「教育勅語=儒教的イデオロギー」対「明治憲法=西欧的制限君主制」の”相剋の歴史”であった近代天皇制https://t.co/VMfmdQu48O
08-13 03:40

■山本七平botまとめ/見えざる法に違反したために罷免され追及された内村鑑三/~「憲法に基づく法的秩序」と「教育勅語の”口伝”的儀式化に基づく秩序」というダブル・スタンダード~https://t.co/sSSXaAvwLq
08-13 03:50

■山本七平botまとめ/「外装的法体系の支配」と「内実的”口伝”体系の支配」/~近代国家において「軍が暴走して戦争になる」ことはありえないという”チャーチルの原則”が通用しなかった日本~https://t.co/A4Kzb7Atfy
08-13 04:00

■山本七平botまとめ/戦前にもあった象徴天皇制/~「被統治意識」と「外装的体制」という”二重基準の矛盾”こそ明治以降の天皇制で追及すべき本当の問題~https://t.co/8xeW7N2qnu
08-13 04:10

■山本七平botまとめ/教育勅語”口伝”で絶対化された権威で、その権威を否定していく西欧的体制を強行してきた「矛盾」が致命傷となった日本https://t.co/rAsIEEr3OR
08-13 04:20

■山本七平botまとめ/文化混交による二重の非合理性に潰された日本/~現代に至るまで「西欧的=合理的」「日本(儒教)的=非合理的」という奇妙な迷信をもちつづけている日本人~https://t.co/ENVq0sVWlZ
08-13 04:30

■山本七平botまとめ/「日本の非合理性(社会問題の自己同定化)」に「西欧の非合理性(殉教者自己同定化)」が加わった状態の日本社会https://t.co/jFAcA4qEKa
08-13 04:40

■山本七平botまとめ/日本社会に根付いた西欧的非合理性「殺される側に立つ論理」/~天皇制の害悪の実体とは”軍刀の知識人”が振るった「知的テロリズム(西欧の異端宣告)」~https://t.co/079UgRa9b5
08-13 04:50

■山本七平botまとめ/”牢獄の中の天皇”論/~美濃部機関説「国家法人」の総攬者としての天皇に対する被統治意識を持たなかった二・二六事件の青年将校~https://t.co/GYTLohdpPb
08-13 05:00

■山本七平botまとめ/プロテスタント病の典型――アメリカ/~”自己義認の連鎖”の罠に陥った「プロテスタント病に対する抵抗力無き」日本社会~https://t.co/wxFDamqwoo
08-13 05:10

■山本七平botまとめ/大正自由主義時代のプロテスタント病的傾向を「自由主義」排撃の名のもとに、天皇への無謬性寄託という形で排除しようとした「軍刀の知識人」https://t.co/77YUvsYl8r
08-13 05:20

■山本七平botまとめ/自己義認に始まる循環連鎖に囚われ続ける日本人/~日本が一億玉砕から、一気に無条件降伏、平和国家へと転換し得た理由とは~https://t.co/oBmaNnqLlO
08-13 05:30

■山本七平botまとめ/西欧社会の「対立」と日本社会の「分立」/~人間を「悪人・善人と分けて把握することを禁じたキリスト教国」と「善人・悪人に分けて把握する日本」~https://t.co/AhefaFlm8C
08-13 05:40

■山本七平botまとめ/歴史は一方向に進むという考え方を人類の世界にはじめてもち込んだ旧約聖書/~「一方向に進む」歴史的過程の中に生きている日本人~https://t.co/sDmlU4FfXD
08-13 05:50

■山本七平botまとめ/「死後閣魔様に舌を抜かれるから嘘をつくな」的終末論が横行する日本/~未来の確定を絶対視する事で、現在を徹底的に規制する終末論の恐ろしさ~https://t.co/RkCJ0zlKXJ
08-13 06:00

■山本七平botまとめ/マルクス主義とインド的世界の対比/~「歴史は一方向に進み、それの進行は人間の意志で左右できない必然だ」と考える”旧約聖書的”世界観は、否応無く終末論と終末論的寡判に帰結する~https://t.co/6GCBOOESX5
08-13 06:10

■山本七平botまとめ/神と言い争う”信仰深き”ヨブ/~人と神との関係を対立関係である「契約」においていた西欧人、自己を無にして神と「神人一体」化しようとする日本人~https://t.co/4xnFQT2837
08-13 06:20

■山本七平botまとめ/「対立概念無き」親日と反日/~対象の相反する矛盾を編集して、対立なき「一枚岩的対象」という”虚構”を作りあげる日本人~https://t.co/98CvWSsgw7
08-13 06:30

■山本七平botまとめ/偶像に感情移入する”臨在感的把握”とは/~一方的な感情移入が出来ない「自らの意志を持つ対象(≠偶像)」を信頼しない日本人~https://t.co/AriYJPMzcy
08-13 06:40

■山本七平botまとめ/「戦前の現人神としての」天皇は”仏像”だった/~偶像化して感情を移入し、臨在感的に把握することしかできない日本人~https://t.co/MIXB0e3uX2
08-13 06:50

■山本七平botまとめ/あったがままを編むのが歴史(ヒストリア)/~「歴史」と称する対象への”臨在感的把握”にすぎない日本人の歴史観~https://t.co/FWjiEym1Kr
08-13 07:00

■山本七平botまとめ/日本と西欧で異なる正統・異端の規定/~歴史を「史料として」ではなく、「経典・偶像として」捉えてしまう日本人~https://t.co/1SQixPjdcI
08-13 07:10

■山本七平botまとめ/日本的「善玉・悪玉」の世界がもたらす”物神化”と被拘束現象/~善人なし、悪人なし、いるのは「善悪人」だけのプロテスタント社会~https://t.co/McyKGYOlPb
08-13 07:20

■山本七平botまとめ/前提を動かさない”精神的鎖国”社会の日本/~臨在感的把握の絶対化による、 一方向的自己規制に基づく”前提”をバネに劇的な転換を行なう日本社会~https://t.co/PwBqOrQ7os
08-13 07:30

■山本七平botまとめ/めまぐるしい「リアル」の追求/~先進国というお手本がある期間だけ通用する(日本人が追い求める)リアル~https://t.co/bHRV4N8W4j
08-13 07:40

■山本七平botまとめ/他力本願(ではどうしろと言うのか)からの脱却/~日本人を”精神的”奴隷にしてしまった、明治以来の長い「前提を絶対化」する生き方とは~https://t.co/LKzaW8wccT
08-13 07:50

④【山本】事実、助命嘆願書の集まり方は物凄かったもの。白昼、時の総理大臣を射殺するというのは大変な事件だったわけですが、簡単にいうと、犬養さんのほうが不純だとされたわけです。純粋な将校と不純な大臣では、不純のほうが悪い。弁護人はそこをわきまえて集中的に演説をぶつ。
08-13 08:12

⑤【山本】すると、たちまち法も何もなくなってしまう。【岸田】無力な一人の老人を元気のいい若い者が大勢で取り囲んでなぶり殺しにしたという事実が、動機が純粋であったということで吹っ飛んじゃうんですね。こういうことは戦後も変らないですね。
08-13 08:42

⑥【岸田】この前の大学紛争のときも、殺すまではいきませんでしたが、「不純な」老教授を「純真な」学生たちが取り囲んで吊るしあげたわけです。そういう純粋人間の元祖にして代表格を探すとなると、吉田松陰(1830~1859、長州藩士、幕末の志士)ですね。
08-13 09:12

⑦【山本】そうですね。戦国時代にはまだ純粋な人間なんていませんから、やはり動機純粋論というものも朱子学の影響を受けているにちがいない。元来朱子学は一つの組織哲学だったはずですが、日本に来ると例の「断章取義」で、一に純粋だけでよくなってしまったんですな。
08-13 09:42

⑧【山本】そもそも儒教にはちゃんとした原則があって、例えば組織に対する態度と、血縁に対する態度とを分けていたんですよ。組織のほうは、いわゆる”三度諌めて聞かざれば即ち去る”ですから、皇帝に対して、三度諌めても受け容れられなければ、退席して去ってしまってよかったんです。
08-13 10:12

⑨【山本】父親のほうはそうはいかない。”三度諌めて聞かざれば号泣してもこれに従う”。そうしなければ血縁原則は維持できなかったわけです。韓国に「五賊」というのがありましてね。日韓保護条約を受諾すべきか否かを決めるときに、皇帝を七人の大臣が囲んで賛否をとった。
08-13 10:42

⑩【山本】五人が受諾賛成で、つまり五賊と後世呼ばれるようになる。二人は三度諌めて容れられなかったから席を立っちゃったんです。私が洪中将の取材のとき韓国で会った李賞鑚さんという人の祖父ぐらいに当たる方が、この即ち去った二人のうちの一人だったわけですね。
08-13 11:12

⑪【山本】彼は、日本のポツダム宣言受諾の模様を評していわく、「御前会議で阿南陸相一人が反対したとしても、最後には全員一致で受諾がきまってる。聞かざれば即ち去っていないわけで、この点は韓国とまったく違いますね」と。
08-13 11:42

⑫【山本】日本は「忠孝一致」ですから、「孝」の原則が「忠」のほうにくっついてしまうんです。儒教の影響を受けたとはいっても、組織の原則については、まるで受容していません。【岸田】確かにそうですね。
08-13 12:12

⑬【山本】そこで日本人の純粋さの根源に何があるか、ですが、これはやはり擬制の血縁に対する徹底的な奉仕から来ているようですね。三度諌めたあとで去ってしまうのは不純である。あくまで無私であり、自己否定でなくてはならない。
08-13 12:42

⑭【岸田】つまり無私とは自我を捨てること。自我の何らかの利益のために行動すれば不純になりますものね。
08-13 13:12

①【純粋信仰/分裂病時代の日本】【山本】ただ、吉田松陰の場合を考えると、彼は、山鹿素行の系統で、『中朝事実』派で、日本こそ中国なりと考えた宗派に属しますが、彼の忠誠の対象が何であったのか、そこがはっきりしない。天皇か、主君か、藩というものか。<『日本人と「日本病」について』
08-13 13:42

②【山本】むしろ彼の場合は非常に抽象的なものに対する忠誠、疑似宗教的というのか、神への忠誠、思想への忠誠に近いものがあるんですね。やっぱり尊皇思想も一つのイデオロギーである以上、血縁関係を超えて押し出される面もあるわけであって、珍しいタイプにはちがいないが、(続
08-13 14:12

③【山本】続>明治という時代にはなかったわけじゃない。だからヨーロッパ人からは明治の人のほうが尊敬されるんですよ。形はちがっても、自分の国はこうだという思想を持っていたわけですから。【岸田】なるほど。
08-13 14:42

④【山本】松陰、松陰と騒がれる時代は、従ってこの思想、疑似思想が徐々に失われつつある時代だといってもいいでしょうね。一つの郷愁なんです。松陰の思想をつきつめれば、どうしても天皇が幕府の手で牢獄につながれているという発想になる。
08-13 15:12

⑤【山本】それを解放しようというからには幕府から弾圧を受けて当然ですよね。ところが、先ほども申しましたが、天皇制をつくろうという思想は、天皇制ができてしまうとむしろ障害になる面もある。それが体制というものですから。
08-13 15:42

⑥【山本】だからこそ、二・二六のときになって天皇が牢獄に入っているという理論が息を吹きかえすんです。磯部浅一たちの考えたことは、維新の志士を純粋なものとみて、彼らに対して自分たちが感情移入を行い、同じように純粋に行動すれば昭和維新ができる、こういう考え方ですよ。
08-13 16:12

⑦【山本】おおざっぱにいうと大正時代というのは機関説でやってきた時代なんです。「君臨すれども統治せず」の原則がほぼ出来上った時代。ところが昭和三年、これも一つの外圧には違いないが、金融恐慌で日本経済が破綻をきたすと、どうしたらいいかわからない混迷の空気が俄かに濃くなってくる。
08-13 16:42

⑧【山本】どこかが間違っているという意識と共に、それを正すイデオロギーとして尊皇思想がまた引っぱり出されてくる訳です。元々尊皇思想家には明確なプランがあったと思うんですよ。ところが昭和六年の満州事変から二十年の終戦まで、それではいかなる基本思想があったのかというと何もない。
08-13 17:12

⑨【山本】というのは、明治は体制ができてしまうと、すぐに浅見絅斎のような思想を消してしまった。消せばよいというのは、戦後に教科書にスミを塗らせたのと同じ発想ですが、スミを塗れば思想が消えると思っている幼稚性は、もうどうにもならないですな。
08-13 17:42

⑩【山本】その為、その思想に基づく規範が、その理由が不明なまま残って呪縛のようになってしまう。その為、そこにあるのは純粋さを継承しているという意識だけだった。北一輝の『日本改造法案大綱』などごった煮の最たるもの…雑炊…です。雑炊からは現実に機能する理論は生まれませんものね。
08-13 18:12

⑪【山本】ですから、明治以来、尊皇思想を一個の思想的系譜として分析し、再把握し、その上でこれを止揚した形跡は全くないといってもいい。楠木正成は出てきても、誰が彼を最初に評価したのかという系譜は消えてしまう。
08-13 18:42

⑫【山本】それはちょうど、共産政権成立の由来を細かく分析されたのでは、スターリンも毛沢東も困ってしまう、それと同じ事情があったわけです。伊藤博文なんて、どうみても純粋じゃありませんからねえ。(笑)
08-13 19:12

①【岸田】僕はこれを例によって精神分析的に眺める訳ですが、結局、明治という時代は突然かつてない外圧に晒された時代であったという事ですよね。従って日本はまず列強と対応しなくてはならなかった。と同時に日本人としてのプライドも維持せねばならなかった。<『日本人と「日本病」について』
08-13 19:42

②【岸田】この二つの側面が分裂してしまったということでしょう。幸福な時代にあっては民族の誇りを保ちつつ、自らの現実的な生存を図るということはさほど難しくない。しかし、危機の時代、明治維新にあってはプライドを守るためには尊皇攘夷を実行するしかなかった。
08-13 20:12

③【岸田】力さえあれば攘夷を打ち出したわけです。ところが、これは現実問題として民族の生存を図る方向と二律背反の関係にならざるを得ない。【山本】そうなりますね。【岸田】プライドを守れば滅びるし、適応すれば屈辱だ。日本という国家が二つの方向に分裂していた。
08-13 20:42

④【岸田】そして、その現実条件を無視してひたすら誇りを守ろうとした代表が松陰であったと、ぼくは考えるわけです。現実的な条件というものは必ず醜く、塵にまみれておりますから、それを無視することによって純粋さを保ったということですね。
08-13 21:12

⑤【岸田】大正期は、日清、日露の戦争に一応勝って、第一次大戦では大儲けをして、明治以後唯一のゆとりのあった時代だったと思うんです。だからこそ大正デモクラシーも可能だったし、明治以降の天皇制を誇大妄想狂にたとえるなら、その鎮静期にあたる。
08-13 21:42

⑥【岸田】分裂病患者の誇大妄想も、非常な危機にさらされると昂進するし、ゆとりのある時期にはしずまるらしいんですよ。吉田松陰という人は、自分の現実的な生命の安全などは考えなかった。その生き方からも純粋の元祖としての資格があるわけですね。
08-13 22:12

⑦【岸田】自分の得にならないことをすることが、純粋さの不可欠の条件なんです。彼は牢につながれでも自分の主義主張を隠さず、逆に、牢番を説得しようとしてバレてしまうわけでしょう。正しいことを訴えれば理解されるという……。
08-13 22:42

⑧【山本】たしかに純粋だ。一心に訴えているのに耳を傾けないほうが悪い。これは「学生たちがあんなに自分をむなしくして熱心に訴えているのに、真剣に対応しなかった自分たちが悪い」という、大学の先生の自己批判に通じるものがありますね。【岸田】そうですね。
08-13 23:12

⑨【岸田】留守中に女子学生の下宿にあがり込み、帰ってきたところを襲って強姦した男がいましたが、その言い草に唖然としたんですがね。「おれは真剣に彼女を愛してるんだ。これほど純粋な愛が通じないはずはない。おれの気持はそのうち必ず彼女にわかってもらえる。」
08-13 23:42

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ちなみに、今までこちらのアドレスに存在したブログ「一知半解なれども一筆言上」管理人がつぶやくツイートまとめ記事は→http://yamamoto8heitweets.blog.fc2.com/ へ引越しいたしました。よろしくどうぞ。

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