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01/04のツイートまとめ

yamamoto7hei

■山本七平botまとめ/【1990年代の日本/1990年に向けて③】潜主(テュラノス)を生み出す民主制を制御するため「法(ノモス)を王(支配者)の上に置く」のが西欧民主主義の基本https://t.co/DmrSMyttO4
01-04 00:00

■山本七平botまとめ/【1990年代の日本/1990年に向けて④】国民が自ら法を創出する体制が民主主義/マスコミが「なるなる論」と「徳治」を唱えても無意味https://t.co/TOQXXDslSo
01-04 00:10

■山本七平botまとめ/【1990年代の日本/1990年に向けて⑤】政治倫理を声高に叫んだり、自浄作用に期待したりするのは非民主主義的な考え方https://t.co/sVZY1gPgug
01-04 00:20

■山本七平botまとめ/【21世紀への課題】日本社会に欠けている「科学」と「民主主義」/「近思録的擬似科学」と「民主主義もどき」な伝統を自覚し、欠けた部分を補うのが21世紀の日本の課題https://t.co/yMooh5at4W
01-04 00:30

■山本七平botまとめ/【文庫版へのあとがき】マッカーサーという”権威”から与えられた憲法は変えられない/「式目と幕府」という日本独自の伝統で現実に対処せよhttps://t.co/COrdHvosd0
01-04 00:40

■山本七平botまとめ/【報道の深層心理】地球村の「負い目の裏目」に配慮がまったく無い日本のマスコミhttps://t.co/6bCbvgKbeT
01-04 00:50

■山本七平botまとめ/【日本語の国際化】日本語の国際化に伴う「仲間うち」の批判や非難が孕む問題点/日本語圏内の「仲間うちの理解」を前提とした言論は日本を誤解させるだけhttps://t.co/Sh22pwt1Vo
01-04 01:00

■山本七平botまとめ/【出版倫理と読者】民主主義社会の原則は内的規範と外的規範の峻別/~どのような悪逆な妄想にふけろうと、その行為が法に触れた場合のみ法的規制の対象となる~https://t.co/Z5XQVttWnC
01-04 01:10

■山本七平botまとめ/【法と倫理の間】「法の前に人は平等」と「期待の倫理」/~「民主的」の名のもとに中国の専制政治の考え方「”聖人君子”政治倫理法」が復活しかねない日本社会~https://t.co/IxaE2JWKC6
01-04 01:20

■山本七平botまとめ/【法は大信、言は喜怒】大衆社会とは「大衆帝王」の時代/~義憤にかられ、憲法で保障された個人の基本的権利を否定するようになれば、七世紀の中国にも劣る~https://t.co/FMhln1DpKn
01-04 01:30

■山本七平botまとめ/【日本資本主義の精神/まえがき】明治と戦後の”発展”をもたらし、太平洋戦争という”破滅”をもたらした「呪縛(伝統)」に無自覚なままの日本人https://t.co/EE48KDK0cG
01-04 01:40

■山本七平botまとめ/【日本のこれまでを支えたものは何だったのか①】日本の社会を動かす「見えざる原則」https://t.co/LYwAmAFskA
01-04 01:50

■山本七平botまとめ/【日本のこれまでを支えたものは何だったのか②】輸入の「タテマエ」で他を批判し、自分は「見えざる原則」で行動するという”行き方”を相互に批判しないのが日本の原則https://t.co/V0PSGdWetK
01-04 02:00

■山本七平botまとめ/【日本のこれまでを支えたものは何だったのか③】「世間という書物」から日本の社会構造と各人の精神構造を学び取るも、それを「言葉に出来ない」失語症的状態の中小零細企業主https://t.co/mhEOrOwidD
01-04 02:10

■山本七平botまとめ/【日本のこれまでを支えたものは何だったのか④】日本ではアメリカ式経済学、経営学は役に立たないhttps://t.co/OuZJrXKGzt
01-04 02:20

■山本七平botまとめ/【日本のこれまでを支えたものは何だったのか⑤】終身雇用契約のない終身雇用https://t.co/2SAvjX2DLa
01-04 02:30

■山本七平botまとめ/【日本のこれまでを支えたものは何だったのか⑥】徳川時代の年功序列制(丁稚、手代、番頭、大番頭、宿這入り、暖簾分け)/中小企業の年功序列制は徳川時代に完成していたhttps://t.co/U0Dzh7GuH7
01-04 02:40

■山本七平botまとめ/【日本のこれまでを支えたものは何だったのか⑦】仕事は経済的行為ではなく精神的行為/会社という”共同体”には、機能集団として必須の「組織の原則(社規・就業規則)」は必要なかったhttps://t.co/smntvhs0Qt
01-04 02:50

■山本七平botまとめ/【日本のこれまでを支えたものは何だったのか⑧】日本の会社は、機能集団と共同体の二重構造https://t.co/2xpcmHnUy0
01-04 03:00

■山本七平botまとめ/【戦中・戦後をつらぬく"目"①】フィリピン従軍体験についてhttps://t.co/ZrDoctx9Qk
01-04 03:10

■山本七平botまとめ/【戦中・戦後をつらぬく"目"②】現代は社会的居候を養っていける社会https://t.co/K8JJDVMU0o
01-04 03:20

■山本七平botまとめ/【戦中・戦後をつらぬく"目"③】投降についてhttps://t.co/TKxWgLPT7R
01-04 03:30

■山本七平botまとめ/【裏切者ヨセフスの役割①】キリスト教徒の聖書副読本だったヨセフスの「ユダヤ古代誌」/ヨセフスがいなければキリスト教はなかったかも知れない。https://t.co/ePmSzSNpfx
01-04 03:40

■山本七平botまとめ/【裏切者ヨセフスの役割②】ヨセフスの全著作を二十世紀まで残した「フラウィウス証言」https://t.co/Pp3uMcjiyZ
01-04 03:50

■山本七平botまとめ/【裏切者ヨセフスの役割③】キリスト教徒の始祖をアブラハムにしてしまったヨセフスhttps://t.co/yCUIEpSyNW
01-04 04:00

■山本七平botまとめ/【裏切者ヨセフスの役割④】いたるところに存在する「聖書」とヨセフスの著作「ユダヤ古代誌」との混同https://t.co/iEX4ARqAcR
01-04 04:10

■山本七平botまとめ/【裏切者ヨセフスの役割⑤】人類史に類例がないような数奇な運命を辿ったヨセフス/~ローマ支配下においてユダヤ人とギリシャ人が抗争した理由とは~https://t.co/seFRtvPNys
01-04 04:20

■山本七平botまとめ/【裏切者ヨセフスの役割⑥】ユダヤ人とギリシア人の抗争に手を焼いていたローマ帝国https://t.co/TNMuLyfT4d
01-04 04:30

■山本七平botまとめ/【裏切者ヨセフスの役割⑦】自信家で自己宣伝屋だったヨセフスhttps://t.co/lqFSfY5Q2D
01-04 04:40

■山本七平botまとめ/【裏切者ヨセフスの役割⑧】過激派のリーダーになってローマとの停戦を目論んだヨセフス/~ローマ帝国との戦いであり、下層階級による革命でもあったユダヤ戦争~https://t.co/3nsKkkUfMM
01-04 04:50

■山本七平botまとめ/【裏切者ヨセフスの役割⑨】ヨセフスの予型論(タイポロジー)/~ガリラヤ軍の総指揮官ヨセフスがヨタパタ陥落で取ったローマへの降伏という選択肢~https://t.co/whXswkcYdP
01-04 05:00

■山本七平botまとめ/【裏切者ヨセフスの役割⑩】全員の自決を強要する同胞との戦いを”神の摂理”によって回避したヨセフスhttps://t.co/NfupLhuUd9
01-04 05:10

■山本七平botまとめ/【裏切者ヨセフスの役割⑪】皇帝ネロの粛清を恐れたウェスパシアノスを突き動かしたヨセフスの予言https://t.co/nrERMtkCg0
01-04 05:20

■山本七平botまとめ/【裏切者ヨセフスの役割⑫】ローマ帝国に充満した反ユダヤ的主張に徹底反論し、自国の歴史と自民族の偉大性をローマ世界に広く紹介した超一流の宣伝マン、ヨセフスhttps://t.co/szYnyROjT7
01-04 05:30

■山本七平botまとめ/【裏切者ヨセフスの役割⑬】律法(トーラー)を歴史(ヒストリア)にしてしまい、ギリシア・ローマ世界を根本から変えてしまったヨセフスhttps://t.co/huouG6BhLe
01-04 05:40

■【言葉の踏絵と条理の世界①】不思議な殉教/自由主義者を名乗ろうがマルクス主義者を名乗ろうがクリスチャンを名乗ろうが、全ては「一向宗」に過ぎない日本教徒https://t.co/ghFSazK2xG
01-04 05:50

■【言葉の踏絵と条理の世界②】踏絵と焚香/「踏絵の日本」と「焚香のアメリカ」/”無意識の前提(日本教)”を意識しないが故に「言葉の踏絵」の世界から抜け出せない日本人https://t.co/5PaAg6LoPW
01-04 06:00

■【言葉の踏絵と条理の世界③】論理と条理/~日本語とは「論理(ロゴス)無き言葉(ロゴス)」の宗教用語~https://t.co/Fp6b6nRRuJ
01-04 06:10

■【実体語と空体語のバランス①】天秤の世界/なぜ日本人は狡猾であると思われるのか/”実体語”と”空体語”のバランスからなる日本教の不思議な世界「天秤体制(バランスクラシー)」https://t.co/q4Z6tKe97c
01-04 06:20

■【実体語と空体語のバランス②】攘夷論者が政権を取った途端、開港した理由/~初代駐日領事タウンゼント・ハリスに「正義、真実の何たるかを知らない」と評された日本人~https://t.co/yFEegAFaUW
01-04 06:30

■【実体語と空体語のバランス③】日本において生存を許されなかった二人の日本人、山県大弐と三島由紀夫/~「天秤の論理」を許せなかった”非日本教徒日本人”三島由紀夫~https://t.co/SvlXqqq8AX
01-04 06:40

■【実体語と空体語のバランス④】柳子新論について/~二権分立(朝廷・幕府並存)状態を正しくないと非難した山県大弐~https://t.co/cYPZOzAout
01-04 06:50

■【『檄文』の論理①】『檄文』は狂人の文章ではない/~三島由紀夫が「体をぶつけて死ぬ」といった対象は「憲法」ではなく、日本教の「天秤の世界」だった~https://t.co/j7zcLWHYJm
01-04 07:00

■【『檄文』の論理②】「非論理的正常人=司馬遼太郎」と「論理的狂人=三島由紀夫」/~人間という”支点”で論理を中断する者がノーマルな日本教徒~https://t.co/RB45sne244
01-04 07:10

■【『檄文』の論理③】日本教の教義第二条「人間の価値は”天秤の支点”の位置で決まる」/~人間を「純粋な人間」と「純粋ではない人間」にわける日本人~https://t.co/kO4fKZxI4K
01-04 07:20

■【神は空名なれど…①】鎌田柳泓(りゅうおう)の思想/~なぜ日本教は宗教で、日本人は無神論者なのか~https://t.co/2BDfw92gON
01-04 07:30

■【神は空名なれど…②】鎌田柳泓の『心学奥の桟(かけはし)』/~「神は空名(エンプティ・ネーム)なれど、名あれば理(リーズン)あり、理あれば応(レスポンス)あり」の日本教の世界~https://t.co/LbqNPgtG8C
01-04 07:40

■【神は空名なれど…③】日本教では神が被造物/「空名の神といえども敬わなければいけないことは知っている」という絶対に相手を受け入れない非寛容な言葉を「寛容で理解を示す態度だ」と信じ切っている日本人https://t.co/5xJibF6r9A
01-04 07:50

⑬するとかつての寺院と同じような多数決原理で自らの法を決議し、起請文を記してその実施を誓う。するとこの法もまた、起請の対象である神社の神の「神慮」という形で絶対化される。
01-04 08:12

⑭時代はやがて「王法・仏法」の時代から「王法・武家法」の時代へと移っていくが、立法の方式の原理は変わらない。そしてこの起源が原始仏教の議決方法「多語毘尼〔たごびに〕」に基づくなら、日本の民主主義の原型は仏教に由来するといってもよいであろう。
01-04 08:42

⑮だがこの問題は次の章に譲る事にしよう。というのはそれは、日本の新しい時代の幕開けだからである。最後に冒頭で記したアメリカ人の問いについて少し記しておこう。「多語毘尼」による多数決は、たとえこれを用いない伝統ができても、仏教圏のどこかで行われているのかもしれない。
01-04 09:12

⑯だが「聖・俗」を峻別している社会では、それは世俗社会の原理にはならない。これは、強固な血縁集団を成し、それに基づく家長権があり、また科挙の制度が完備した中国や韓国では起こり得ない現象である。
01-04 09:42

⑰いわば律令を超えた「超法規的」な決議を容認するなどということは、正確な意味の律令国家にはあり得ないことであった。特に李氏朝鮮の時代の韓国は、中国以上に完備した律令国家であり、儒教を絶対化して仏教を弾圧したため、こういう奇妙な現象は起こり得なかった。
01-04 10:12

⑱これは宋時代の中国でも同じであったろう。日本はこの点、当時の中国・韓国から軽侮されて然〔しか〕るべき無秩序な状態にあったといえる。だがそれが、民主主義と共鳴しうる伝統を形成したわけであり、神仏混淆で神道の神社が存在したこともこのことに作用している。
01-04 10:42

⑲最も古い宗教を残し、宗教の純粋性を絶対化する者が強く拒否する宗教混淆〔シンクレティズム〕が、奇妙な形で直接民主制の基本となる体制を生み出した。これをまことにおかしな現象というなら、まさにその通りだといわねばならない。歴史には常にこのような皮肉な現象があるのであろう。
01-04 11:12

①大分前の事だが、ある教授と話をしているうちに、大学における「議論」というものは、大変に面白いものであるという話になった。教授が笑いながら、大学紛争のとき、火事になった際、消防士を校内に入れてよいかどうかが問題になったと言った。<『「常識」の研究』
01-04 11:42

②「紛争が起こっても機動隊を入れてはいけない」「では火事になっても消防士を入れてはいけないのか」「いけない」といった種類の議論で、教授は「消防士は学問の自由とは関係ないでしょうにね。大学内の議論は時々ヘンな方向へ行ってしまう…余りに論理的なのですかな」と言って笑った。
01-04 12:12

③これはまじめな討論ではなく、雑談の間に出てきた一笑話なのだが、後でなぜそういう結果になるかを考え、その間にどういう論理が作用しているかを想像したとき、これは大学だけでなく、われわれの社会のすべてに通ずる問題ではないかと思った。
01-04 12:42

④同じ社会に存在する以上、大学だけに全く別の論理が作用するとは考えにくいからである。論理というよりも、そういう結論が出る思考の過程を結論の方から逆にたどっていくと、次のようになるに相違ない。
01-04 13:12

⑤「火事の時に消防士を入れてよいとなると、結局、紛争の時には機動隊を入れてよいということになる。そうなると小さな紛争のうちに警察官をいれた方がよいということになり、次に紛争を芽のうちに摘んでしまうために刑事をいれた方がよいということになる。
01-04 13:42

⑥「となると……となり、さらにそれが……となって、最終的には学問の自由が侵される」。これを「学問の自由」の方からたどれば、「火事になっても消防士を入れてはならない」という結論になるであろう。議論はおそらく、そのような形で進行したものと思う。
01-04 14:12

⑦この思考の過程にあるものは、何であろうか。それは簡単にいえば一種の宿命論で、「こうなるとこうなり、そうなればああなる……」という「なる」の論理であって、そこには意志的な「する」がないのである。そしてこの論理に拘束されると、人間は何も「する」ことができなくなる。
01-04 14:42

⑧では何もしなければよいのかというと、そうはいかない。というのは「何もしないとこうなる。こうなると、ああなる…」という形になり、最小限、何かをしなければならなくなる。
01-04 15:12

⑨そこで、何かをしているが、実際には何もしないという状態に陥り、日常業務が機械的に動いていく以上のことは一切しないという状態に安住する結果になる。以来私は、この議論を「なるなる論」と呼んでいる。
01-04 15:42

⑩そしてこの「なるなる論」の方式をあてはめて、何かの議論の跡をたどってみると、現在マスコミで論じられている様々の議論が、実はこの「なるなる論」であることに気づく。有事立法も、原子力発電の問題も、教育論も福祉論も、みなこの「なるなる論」に落ち着いていくのである。
01-04 16:12

⑪その結論はしばしば、「火事になっても消防士を入れてはいけない」式になっているが、この結論から論理を逆にたどると、大学におけるこの種の議論とほぼ同じ過程をたどっており、到底これを笑うわけにはいかなくなる。
01-04 16:42

⑫この「なるなる論」の面白い点は、それが反論不可能だという点である。事実、前記の教授も、消防士を入れてはならないという結論になったとき、これに的確に反論できなかったらしい。
01-04 17:12

⑬さらにそこに、これに反対する者は、学問の自由を売り渡そうとする権力の手先だ…などという非難・糾弾が入ってくると、どうにもならなくなって当然であろう。従って、反論されまいとすればこの「なるなる論」がもっとも便利だから、マスコミに愛用されても不思議ではない。
01-04 17:42

⑭この「なるなる論」は、組織が、その組織を存立させている目的を見失ったときに起こる。
01-04 18:12

⑮いわば大字が「教育をする」「研究をする」というその目的への意識的な対応、すなわち「する組織」である限り、その「する」に対応して、発生する様々な現象にどう対処するかという「する」が問題になるが、この基本が失われれば一切は「なる」に還元される。
01-04 18:42

⑯そして「なるなる論」は、誰かの「する論」を「そうするとこうなる、こうなると…」という形で葬ってしまっても、決して自分の方から「こうすべきだ」とは発案しない。企業にこれが出てくると、それは倒産への第一歩と考えてよいであろう。もっともこれは企業だけの問題ではないが…。
01-04 19:12

■山本七平botまとめ/日本人の思考を拘束する宿命論「なるなる論」https://t.co/HYnuEB2EUz
01-04 19:42

①我々には、皆、その時代時代の常識とか通念とかいったものがあり、それを前提にして新聞を読み、ラジオを聞き、テレビを見ている。ところが、もしそれが逆用され、悪用されると、全くあり得ない事をいとも簡単に信じこます事が出来るのである。<『私の中の日本軍』
01-04 20:12

②「一知半解は知らざるに劣る」というが、当時の日本人はその殆ど全てが軍隊や戦争に対して一知半解であり、そのため文字通り「知らざるに劣る」状態になって、それが米英撃滅論的な世論を生み出してしまったと私は思っている。
01-04 20:42

③何しろ世をあげての軍国熱があり、遊びといえば兵隊ゴッコ、読むものといえば忠勇美談、武勇伝、殉国美談であり、更に漫画では、犬まで兵隊を演じ、パンダと白黒を逆にしたような『のらくろ』は今のパンダ以上の人気者、その上、中学校に入れば学校教練という正課の「兵隊ゴッコ」があった。
01-04 21:12

④当時の学校教練は勿論正課の学科で、これの点が悪ければ落第した。恐らくその水準は、ある種の国の民兵程度だったかも知れない。従って当時の日本人は、非常に軍事常識があったわけだが、これがあらゆる面で逆に作用した。
01-04 21:42

⑤というのは「兵隊ゴッコ」というが、これは正確にいうと「歩兵隊ゴッコ」なのである。軍事教練というが、これは歩兵教練で、大体、中隊単位の戦闘訓練、軽機や擲弾筒の訓練まで正規の学課であった。今では想像もつかないことであろう。
01-04 22:12

⑥これが「軍隊=歩兵」という観念をいつしか全国民に植えつけた。同時に当時のマスコミも、いわばこういった読者を対象とするため、この観念をますます強めてしまったことと思う。
01-04 22:42

⑦同時にそういった軍事常識に基づいて、少尉といえばすぐそれを「歩兵小隊長」と考えることも、誰一人疑わぬ状態になってしまったのである。いわばこれが当時の「常識」である。常識や通念はもちろん虚偽ではない。
01-04 23:12

⑧事実「陸軍少尉」といえば、その殆ど全部が「歩兵小隊長」であり、それ以外の者はいわば「例外者」であった。今は勿論だが、当時ですら「砲兵で観通です」などといっても、「軍事常識」の塊みたいな、いわゆる「町の参謀」でも、何やらさっぱりわからない顔をしているのである。
01-04 23:42

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山本七平bot(@yamamoto7hei)がつぶやくツイートを日毎にまとめるブログです。
ちなみに、今までこちらのアドレスに存在したブログ「一知半解なれども一筆言上」管理人がつぶやくツイートまとめ記事は→http://yamamoto8heitweets.blog.fc2.com/ へ引越しいたしました。よろしくどうぞ。

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