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yamamoto7hei

■山本七平botまとめ/ユダヤ民族が消滅しなかった理由とは/~古代ユダヤ国家滅亡の一因「民衆蜂起万能信仰」~https://t.co/M4bqqUZi7V
01-01 00:00

■山本七平botまとめ/イエスも答えられなかった「二者択一」/~ユダヤ人が陥った二重の文化・二重の基準の陥穽とは~https://t.co/p65ufDnRYv
01-01 00:10

■山本七平botまとめ/ローマ化したユダヤ人が選択した道、サドカイ、ファリサイ、エッセネ/~「アメリカ化した」日本とユダヤとの相似性~https://t.co/uWrYzgbkCO
01-01 00:20

■山本七平botまとめ/普通人は”ミディアム”を選ぶ/~律法に殉ずることもできないが、かといって律法を捨てローマ化することも出来なかったサイレント・マジョリティのユダヤ人達~https://t.co/pCaCYXlN4r
01-01 00:30

■山本七平botまとめ/二重の基準を生きるユダヤ人多数派が選んだファリサイズム/~自分達の現実の生活規範と古来の律法を”口伝”でつないだファリサイ派~https://t.co/IotbZdvhkg
01-01 00:40

■山本七平botまとめ/「神かカイサルか」を突きつけられた中間派ファリサイ/~真のファリサイを偽善者と呼ぶ「本物の偽善者」=商業左翼~https://t.co/b1GsEDkMkD
01-01 00:50

■山本七平botまとめ/民族を滅ぼすものは「教育」/~自らの思想と相容れない社会に生きる集団はファリサイ化する~https://t.co/RmW4F9Lch3
01-01 01:00

■山本七平botまとめ/イエスが痛烈に批判したファリサイ派の「自己絶対化」/~ファリサイ派が権力を否定し、自ら統治の責任を負うことを拒否し、万年野党化した理由とは~https://t.co/JH2VCfN2bu
01-01 01:20

■山本七平botまとめ/「人が何に対して被統治意識を持つか」が最大の問題/~政府ではなく会社に被統治意識を抱く現代人~https://t.co/Pbl10c5WsW
01-01 01:30

■山本七平botまとめ/古代ユダヤと酷似している現代日本社会の「被統治意識」とはhttps://t.co/sOm2ntvFi1
01-01 01:40

■山本七平botまとめ/「神への被統治意識」と「実質的統治者に対する拒否感」の狭間で、自縄自縛に陥ったユダヤ人https://t.co/6gQ2BEwz4C
01-01 01:50

■山本七平botまとめ/イスラエルに三十余年の平和をもたらしたヘロデ王とは/残虐非道圧制虐殺の人、自分の妻も息子達も処刑した古代の「スターリン」ヘロデ王https://t.co/T0UMjADfnl
01-01 02:00

■山本七平botまとめ/イスラエルに三十余年の平和をもたらしたヘロデ王とは②/「国家理性・権力理性」の体現者、ヘロデ王https://t.co/jelhdjWrMo
01-01 02:10

■山本七平botまとめ/ヘロデ王が生涯を通じて闘った相手とは/「被統治意識」が拒否される世界を統治した鋼鉄の人、ヘロデ王https://t.co/eZuBw4hJoL
01-01 02:20

■山本七平botまとめ/多数者たる「民」の沈黙と盲従/自らへの統治力を失い、テロと無秩序に支配されたイスラエルhttps://t.co/Cyl2kgioeQ
01-01 02:30

■山本七平botまとめ/古代イスラエルと近代日本に共通する「文化の受容に基づく矛盾による破滅」https://t.co/bdpUiblwO2
01-01 02:40

■山本七平botまとめ/文化輸入を先導した明治期の指導者タイプとは/~政治屋(ポリティシャン)で十分だった明治維新~https://t.co/ZI9PIpKIj9
01-01 02:50

■山本七平botまとめ/天与の資質(カリスマ)を欠いた政治屋が成し遂げた明治の大改革/~「ヘレニズム化した古代ユダヤ」と「文明開化の日本」の相似性~https://t.co/aXDu5CvkvI
01-01 03:00

■山本七平botまとめ/「対外的に満点を取り、それが満点であることを対内的に提示して指導性を確保する」行き方しかできない日本の指導者https://t.co/8mFJYX6bbb
01-01 03:10

■山本七平botまとめ/明治維新の志士は社会党員だった/~「言いかえ」によって外来の文化的衝撃を緩和した日本社会~https://t.co/g675la5wPN
01-01 03:20

■山本七平botまとめ/「輸入の論理」と「不文律の慣習法」との狭間で始末の悪い二重基準に陥った日本https://t.co/AE6liLIquf
01-01 03:30

■山本七平botまとめ/「教育勅語=儒教的イデオロギー」対「明治憲法=西欧的制限君主制」の”相剋の歴史”であった近代天皇制https://t.co/VMfmdQu48O
01-01 03:40

■山本七平botまとめ/見えざる法に違反したために罷免され追及された内村鑑三/~「憲法に基づく法的秩序」と「教育勅語の”口伝”的儀式化に基づく秩序」というダブル・スタンダード~https://t.co/sSSXaAvwLq
01-01 03:50

■山本七平botまとめ/「外装的法体系の支配」と「内実的”口伝”体系の支配」/~近代国家において「軍が暴走して戦争になる」ことはありえないという”チャーチルの原則”が通用しなかった日本~https://t.co/A4Kzb7Atfy
01-01 04:00

■山本七平botまとめ/戦前にもあった象徴天皇制/~「被統治意識」と「外装的体制」という”二重基準の矛盾”こそ明治以降の天皇制で追及すべき本当の問題~https://t.co/8xeW7N2qnu
01-01 04:10

■山本七平botまとめ/教育勅語”口伝”で絶対化された権威で、その権威を否定していく西欧的体制を強行してきた「矛盾」が致命傷となった日本https://t.co/rAsIEEr3OR
01-01 04:20

■山本七平botまとめ/文化混交による二重の非合理性に潰された日本/~現代に至るまで「西欧的=合理的」「日本(儒教)的=非合理的」という奇妙な迷信をもちつづけている日本人~https://t.co/ENVq0sVWlZ
01-01 04:30

■山本七平botまとめ/「日本の非合理性(社会問題の自己同定化)」に「西欧の非合理性(殉教者自己同定化)」が加わった状態の日本社会https://t.co/jFAcA4qEKa
01-01 04:40

■山本七平botまとめ/日本社会に根付いた西欧的非合理性「殺される側に立つ論理」/~天皇制の害悪の実体とは”軍刀の知識人”が振るった「知的テロリズム(西欧の異端宣告)」~https://t.co/079UgRa9b5
01-01 04:50

■山本七平botまとめ/”牢獄の中の天皇”論/~美濃部機関説「国家法人」の総攬者としての天皇に対する被統治意識を持たなかった二・二六事件の青年将校~https://t.co/GYTLohdpPb
01-01 05:00

■山本七平botまとめ/プロテスタント病の典型――アメリカ/~”自己義認の連鎖”の罠に陥った「プロテスタント病に対する抵抗力無き」日本社会~https://t.co/wxFDamqwoo
01-01 05:10

■山本七平botまとめ/大正自由主義時代のプロテスタント病的傾向を「自由主義」排撃の名のもとに、天皇への無謬性寄託という形で排除しようとした「軍刀の知識人」https://t.co/77YUvsYl8r
01-01 05:20

■山本七平botまとめ/自己義認に始まる循環連鎖に囚われ続ける日本人/~日本が一億玉砕から、一気に無条件降伏、平和国家へと転換し得た理由とは~https://t.co/oBmaNnqLlO
01-01 05:30

■山本七平botまとめ/西欧社会の「対立」と日本社会の「分立」/~人間を「悪人・善人と分けて把握することを禁じたキリスト教国」と「善人・悪人に分けて把握する日本」~https://t.co/AhefaFlm8C
01-01 05:40

■山本七平botまとめ/歴史は一方向に進むという考え方を人類の世界にはじめてもち込んだ旧約聖書/~「一方向に進む」歴史的過程の中に生きている日本人~https://t.co/sDmlU4FfXD
01-01 05:50

■山本七平botまとめ/「死後閣魔様に舌を抜かれるから嘘をつくな」的終末論が横行する日本/~未来の確定を絶対視する事で、現在を徹底的に規制する終末論の恐ろしさ~https://t.co/RkCJ0zlKXJ
01-01 06:00

■山本七平botまとめ/マルクス主義とインド的世界の対比/~「歴史は一方向に進み、それの進行は人間の意志で左右できない必然だ」と考える”旧約聖書的”世界観は、否応無く終末論と終末論的寡判に帰結する~https://t.co/6GCBOOESX5
01-01 06:10

■山本七平botまとめ/神と言い争う”信仰深き”ヨブ/~人と神との関係を対立関係である「契約」においていた西欧人、自己を無にして神と「神人一体」化しようとする日本人~https://t.co/4xnFQT2837
01-01 06:20

■山本七平botまとめ/「対立概念無き」親日と反日/~対象の相反する矛盾を編集して、対立なき「一枚岩的対象」という”虚構”を作りあげる日本人~https://t.co/98CvWSsgw7
01-01 06:30

■山本七平botまとめ/偶像に感情移入する”臨在感的把握”とは/~一方的な感情移入が出来ない「自らの意志を持つ対象(≠偶像)」を信頼しない日本人~https://t.co/AriYJPMzcy
01-01 06:40

■山本七平botまとめ/「戦前の現人神としての」天皇は”仏像”だった/~偶像化して感情を移入し、臨在感的に把握することしかできない日本人~https://t.co/MIXB0e3uX2
01-01 06:50

■山本七平botまとめ/あったがままを編むのが歴史(ヒストリア)/~「歴史」と称する対象への”臨在感的把握”にすぎない日本人の歴史観~https://t.co/FWjiEym1Kr
01-01 07:00

■山本七平botまとめ/日本と西欧で異なる正統・異端の規定/~歴史を「史料として」ではなく、「経典・偶像として」捉えてしまう日本人~https://t.co/1SQixPjdcI
01-01 07:10

■山本七平botまとめ/日本的「善玉・悪玉」の世界がもたらす”物神化”と被拘束現象/~善人なし、悪人なし、いるのは「善悪人」だけのプロテスタント社会~https://t.co/McyKGYOlPb
01-01 07:20

■山本七平botまとめ/前提を動かさない”精神的鎖国”社会の日本/~臨在感的把握の絶対化による、 一方向的自己規制に基づく”前提”をバネに劇的な転換を行なう日本社会~https://t.co/PwBqOrQ7os
01-01 07:30

■山本七平botまとめ/めまぐるしい「リアル」の追求/~先進国というお手本がある期間だけ通用する(日本人が追い求める)リアル~https://t.co/bHRV4N8W4j
01-01 07:40

■山本七平botまとめ/他力本願(ではどうしろと言うのか)からの脱却/~日本人を”精神的”奴隷にしてしまった、明治以来の長い「前提を絶対化」する生き方とは~https://t.co/LKzaW8wccT
01-01 07:50

⑤アメリカは建国僅か二百余年、一方アジアの国は皆古く、その中ではむしろ新しい部類に属する日本でも自らの文字を創り『竹取物語』…を記してから千百年近い。いわばアジアの国々は皆古い文化的蓄積を持っている。この蓄積の内容は外国人は勿論知らないし本人ですら自覚していない場合がある。
01-01 08:12

⑥そこヘキリスト教と民主主義が来る、いや、国によっては占領や軍事援助によって強制的に持ち込まれたし、持ち込まれようともした。こういった場合、古い文化的蓄積の中からそれと共通するものが「掘り起こされ」、それが外部から来たものと「共鳴する」。
01-01 08:42

⑦この場合、共鳴したものは受容されるが、共鳴しないものは受容されない。従って日本の民主主義といっても、それは共鳴現象だからアメリカと同じとはいえないが、全く違うともいえない。
01-01 09:12

⑧一方キリスト教の方は、共鳴する文化的蓄積が無かったか、宣教師が日本を知らなかった為、共鳴する蓄積を見出し得なかったか、のどちらかであろうと。「では一体アメリカン・デモクラシーは何を掘り起こし、何と共鳴したのか」。これは当然に出てくる質問である。
01-01 09:42

⑨それに対して私は思わず「仏教」と答えてから「しまった」と思った。こういう返答は最も誤解を生みやすい。前にあるアメリカ人が拙著『日本資本主義の精神』の英訳を読み「禅が日本の自動車工業を造った」と言っているという話を聞いた時、全く困った事になったなと思った。
01-01 10:12

⑩後述する鈴木正三が「勤労」を宗教的規範とした事は事実だが、それはトヨタの工場を禅宗の坊さんが指導しているという事ではない。結局、自分の知っている二つの日本語の単語「ゼン」と「トヨタ」がその人の脳の中で結びついて、勝手な結論を出してしまう。
01-01 10:42

⑪「仏教」といえば同じ現象が起こるのだが、言ってしまったのだからもう致し方ない。後は冷汗をかきながら何とかたどたどしく説明する以外にない。だがここでまず、民主主義の原理とは何か、を少し考えてみよう。それが最も単純な図式で現われているのが「直接民主制」であろう。
01-01 11:12

⑫もちろんどんな組織でも執行部があるが、全員を拘束する法令規則の制定、さらに全員に行動を起こさせるような重要な決定は、その成員の全員に一人一票の秘密投票で賛否を問い、多数決をもって全員の意思として決定する。
01-01 11:42

⑬これが最も原初的な段階で、ついで執行部の選出も秘密投票で行い、この執行部内の議決も秘密投票で行うという形に進んで行く。そして組織が複雑で規模が大きくなれば第二段階から第三段階ヘと進むが、この発展は、直接民主則という第一段階がない限り、あり得ない。
01-01 12:12

⑭そこで問題はこの第一段階が、その国の文化的蓄積の中にあったか無かったか、次には、それが一国の中の特殊な集団内のみで行われていたのか、特殊な集団内から広がって全国的な規模となり、庶民に至るまでそれを当然とする状態を生じ得たか否か、それが文化的蓄積の有無の分かれ目となる。
01-01 12:42

⑮この第二の問題は後に述べるとして、最初の段階についてまず記すことにしよう。【秘密投票のルーツ】今、「一人一票の秘密投票」といったが、これが完全に行われている国は今でも少ないであろう。共産圏のような挙手なら、反対者への報復や排除は簡単にできる。
01-01 13:12

⑯この問題は古代に於てはさらに難しい問題がある。というのは、人が氏族や大家族に属している場合、家長権等を無視して「個人として」「自由な投票」を行う事など、まず望めないからである。
01-01 13:42

⑰この場合、最もそれが行い易かったのは「出家」の筈である。僧は原則としてこの世の社会のあらゆる「縁」を断ち切って「出家遁世」し、「個人」となって僧院に入り、平等な立場でブッダに仕えている筈だからである。
01-01 14:12

⑱だがこの「筈」もなかなか原則通りに行かず、組織には組織の上下があり、その組織の長は人事権を握っているから、その人間はもちろん自由ではない。さらに平安時代の大寺院の僧は「鎮護国家」を祈る国家公務員だから、俗世の序列がそのまま作用しやすい。
01-01 14:42

⑲だがそうだとしても、全員が一つの目的をもつ宗教的組織的集団は、氏族や大家族とちがって血縁順位がなく、その意味では平等な「一味同心」であり、重要な決定に対しては全員で会議をし、多数決で議決のうえ決定するという方式があっても不思議ではない。
01-01 15:12

⑳一体、この方式が仏教によって日本に持ち込まれたのか、それともこれまた「掘り起こし共鳴現象」で仏教の渡来以前から似た方式があったのか、これは明らかでないが、大体原始仏教の議決方法「多語毘尼〔たごびに〕」(「多人語毘尼〔たにんごびに〕」)その他にその根拠が求められるという。
01-01 15:42

㉑これは教団内の諸問題の解決法を示した教典で、その一つとして多数決があり、公開投票、半公開投票、秘密投票の三つが記されている。だが、この通りにしたため、大乗と小乗の分裂をひき起こし、以後は用いられていなかったといわれる。
01-01 16:12

㉒恐らく日本人は、仏典は輸入しても仏教史は知らなかったのでこれが用いられたのであろう。いずれにせよこれに基づいて、「満寺一味同心」という形で寺院全体の意思決定をし、それに基づいて行動を起こすには「満寺集会」という衆徒全員の出席する会で「大衆僉議」という評決を行い、(続
01-01 16:42

㉓続>そこで多数決によって議決しなければならなかった。そしてこの「大衆僉議〔だいしゅせんぎ〕」には細かいルールがあった。延暦寺のルールは、『平家物語』に詳しく出ている。そしてこの寺は当時の指導的寺院だから、他の寺院も似たようなものであったと見てよいであろう。
01-01 17:12

㉔そしてこの「満寺集会」の「大衆僉議〔だいしゅせんぎ〕」に出るのは神聖な義務で、出席しないと罰せられたらしい。延暦寺は何しろ衆徒三千だから、集会の場は当然に野外で、一同は大講堂の庭に集まる。そのときの服装は異形であり、全員が破れた袈裟で頭を包み顔をかくす。
01-01 17:42

㉕例えなんぴとといえども、また天皇の命令でも、頭をむき出し顔を露わにして出席する事はできない。そして全員が堂杖という杖をもち、小石を一つずつ拾って出席し、その石を置いてその上に座る。更に声を出す時、鼻を抑え、声をかえねばならぬから隣に座っている人間が誰だかわからない。
01-01 18:12

㉖いわば師と弟子が隣り合わせに座っても絶対にわからないようにしなければならないのである。するとこれも誰だかわからぬ一人が、声をかえた大声で「満山の大衆は集合したか」と叫び、提案の趣旨を説明し、一ヵ条ごとに賛否を問い、各人の判断に従って(続
01-01 18:42

㉗続>賛成の場合は「尤〔もっと〕も」反対の場合は「此の条謂(いわれ)なし」と叫ぶ。このようにして一条ずつ議決され、終われば「僉議事書〔せんぎことがき〕」「列参事書〔ことがき〕」という文書にまとめられる。これは「多語毘尼」の半公開投票にあたるであろう。
01-01 19:12

㉘今読むと、実に巧みに秘密投票の原則が守られていると思うが、彼らの異形や異声が、果して近代的な合理主義から出たのかといえば、恐らくそうではあるまい。だがこの問題は後に触れるとして、まず、この討議に付する議案はどのようにして決定されたのかが問題である。
01-01 19:42

㉙それはよくわからないが、高野山と同じなら「合点〔がってん〕」という方式をとったものと思われる。この「がってん」という言葉は今も使われ、芝居の台詞などにも登場し「わかった」「承諾した」の意味に使われるが、元来は小人数の表決の結果すなわち「点の合計」を意味する言葉であった。
01-01 20:12

㉚勝俣鎮夫氏の『一揆』に、やや後代のものだが、典型的な「合点状」として弘和四年(1384年)の高野山違犯衆〔いぼんしゅう〕起請文が挙げられている。
01-01 20:42

㉛年貢を滞納した荘官罷免に関する評定で、公正に投票することを神に誓約し、その起請文の余白に「荘官罷免」または「罷免せず年貢取り立て」の二つの投票課題を記し、それぞれの余白に投票者が短い線を引くという方法をとっている。
01-01 21:12

㉜どんなルールで線を引いたのかは明らかではないが「線」は元来秘密投票の為だから、一人一人が立っていって、見えない場所で線を引き、もとの座にもどるという方式をとったものと思われる。
01-01 21:42

㉝この起請文では線が前者が41、後者が23だから、荘官は罷免されたわけである。これが「合点」で、ここから後代の「がってんだ」が生まれたものと思われる。これが「多語毘尼〔たごびに〕」の秘密投票であろう。
01-01 22:12

①【多数決は神意の現われ】現代では「多数が賛成したから正しいとはいえない」という議論がある。新聞などにもしばしば現われる議論で、前記の「合点状」でも、41対23だから41の方が正しい決定とは、必ずしもいえないだろう。<『日本人とは何か(上)』
01-01 22:42

②ではなぜそれが、反対23を含めて全員の決定とされるのか。実をいうと「多数が賛成したから正しいとはいえない」という前記の言葉は、多数決原理発生の原因を忘れてしまった議論なのである。
01-01 23:12

③この原理を採用した多くの民族において、それは「神慮」や「神意」を問う方式だった。面白いことにこの点では日本もヨーロッパも変わらない。古代の人々は、将来に対してどういう決定を行なってよいかわからぬ重大な時には、その集団の全員が神に祈って神意を問うた。
01-01 23:42

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ちなみに、今までこちらのアドレスに存在したブログ「一知半解なれども一筆言上」管理人がつぶやくツイートまとめ記事は→http://yamamoto8heitweets.blog.fc2.com/ へ引越しいたしました。よろしくどうぞ。

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