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12/29のツイートまとめ

yamamoto7hei

■【神は空名なれど…④】日本人が宗教的に寛容だというのは誤り/~日本教が徹底的に排除したカトリックの教義「神の言葉が肉となる」インカーネーション(化肉・受肉)とは~https://t.co/PtWwMOzXs3
12-29 00:00

■【五・一五事件と純粋人間①】他民族の食物規定を嘲笑する日本人/~日本教の強固な教義の枠を意識しないが故に囚われ、その不自由さを全く感知できない”自由な”日本人~https://t.co/csjZaRzWyw
12-29 00:10

■【五・一五事件と純粋人間②】日本人に「フェア」という考え方は存在しない/~人類史上もっとも卑劣な事件であった「五・一五事件」~https://t.co/RROeDpCAQv
12-29 00:20

■【五・一五事件と純粋人間③】三十五万通の減刑嘆願書/~五・一五事件を起こした青年将校に「論理」は無かった~https://t.co/CLC5NpkQBs
12-29 00:30

■【五・一五事件と純粋人間④】「人間の純度」に基づく徹底した差別(流動的アパルトヘイト)の国・日本/~日本社会に「法の前に平等」は存在しない~https://t.co/YxnmaIntgI
12-29 00:40

■【日本人の政治的反応度①】日本に「政教分離」はありえない/~宗教問題ではなく”政治”問題化してしまう靖国問題~https://t.co/OW3Fd41pvZ
12-29 00:50

■【日本人の政治的反応度②】悲惨な宗教戦争の反省から生まれた西欧の「政教分離(教会と国家の併存)」の考え方が皆無な日本人/~軍人勅諭の”逆転”が軍隊内に政争をもたらし、無統制な集団へと化した日本軍~https://t.co/Nqbl09Spc6
12-29 01:00

■【日本人の政治的反応度③】解決不能な困難な問題に直面すると、内容不明な空体語(八紘一宇/肇国の精神)を新造し出す日本教徒https://t.co/ksdZWms07Q
12-29 01:10

■【日本人の政治的反応度④】空体語の”言いまくり”に沈黙せざるを得ない日本人/~人間の暴力を言葉(=思想)と切り離して、一種の自然現象(=天誅/天譴)とみる伝統的な日本の考え方とは~https://t.co/cIDVfOTxFS
12-29 01:20

■【日本人の政治的反応度⑤】言葉が失われる”心機一転(ローテーション)”の天秤体制(バランスクラシー)/~政治問題における「純粋な人間」による暴行が、法に優越してしまう日本教の世界~https://t.co/fYwJUFXUOD
12-29 01:30

■【「成長」「変節」のない思想①】日本人にとって「思想は踏絵」/~異端尋問のための”踏絵”の図柄を変えることを「思想的成長だ」と思い込んでいる日本人~https://t.co/Zx0CQXhcMw
12-29 01:40

■【「成長」「変節」のない思想②】すべては相手の出方次第/~「踏絵」をはさんでお互いに「お前」と呼び合う「二人称」の関係しか成り立たない日本社会~https://t.co/lDpohxkwlA
12-29 01:50

■【「成長」「変節」のない思想③】日本におけるあらゆる問題の処理は「言わせておいて片づける」のが解決の基本的方式https://t.co/dD7eT1TIqE
12-29 02:00

■【「成長」「変節」のない思想④】空体語を口にしつつ実体語で行動する日本人/~西欧人から見て日本人が偽善者・嘘つきに見える理由とは~https://t.co/vokkPZQwZL
12-29 02:10

■【「成長」「変節」のない思想⑤】天秤体制(バランスクラシー)を巧みに運営するのが、日本の政治家の主な任務https://t.co/KM4FpJH3eb
12-29 02:20

■【「お前のお前」の責任①】「天秤」と「二人称」の世界には”議論”はありえない/~現実(実体語)に基づく弱気を口にした人間が全責任を負わされ、口をつぐまざるをえない日本社会~https://t.co/4kctsl8IdH
12-29 02:30

■【「お前のお前」の責任②】不思議な「対話の世界」/~「天秤の世界/二人称だけの世界」での”基準”を外の世界にも適用しようとして失敗する日本人~https://t.co/GN7g0Q8QTd
12-29 02:40

■【「お前のお前」の責任③】二人称の「話し合い」の世界=天皇制/~「二人称のみの世界の対話方式」の二人の成功者、自らを純粋人間だと証明した恩田木工と美濃部都知事~https://t.co/i8GiPjxCjZ
12-29 02:50

■【「お前のお前」の責任④】二人称の関係(天皇制)に入ることが「民主主義」と呼ばれる日本教の世界/~二人称だけの世界は、二人称の「対話」が法や政策に優先する~https://t.co/a9sNxmqesq
12-29 03:00

■【「お前のお前」の責任⑤】「二人称の関係」に入らない者は、その責任を糾弾される日本教の世界/~自分の純粋性を証明すると共に「二人称の関係」に入ろうとするのが日本人の「責任」の取り方~https://t.co/FSA1dNLa7T
12-29 03:10

■【朝日新聞の「ゴメンナサイ」①】「証言」の無い日本教の世界には「偽証」はありえない/~なぜ偽証の責任問題から日本社会は目を逸らすのか~https://t.co/sVxBbLWbFb
12-29 03:20

■【朝日新聞の「ゴメンナサイ」②】私の責任=責任解除/~朝日新聞による『中国の旅』キャンペーンは「日本人は虐殺事件を起こしても、その責任者を法で裁かない」という恐ろしい宣言である~https://t.co/0MNdlEhXGk
12-29 03:30

■【朝日新聞の「ゴメンナサイ」③】日本と西欧では倫理の「基準」が違う/~日本人が幼少時より”尻から叩き込まれている”「私の責任=責任解除」という日本教の教義~https://t.co/HCpEV2ktyO
12-29 03:40

■【朝日新聞の「ゴメンナサイ」④】本多勝一に問う/~「我々の責任だ」という者は責任が解除され、「我々の責任だ」と認めない者は徹底的に追及される日本教の「狸の論理(私の責任=責任解除)」~https://t.co/lK5oRMg1aB
12-29 03:50

■【朝日新聞の「ゴメンナサイ」⑤】明治初年以来、日本と中国の関係は常に異常/~中国と「(日本教徒内部の問題処理に有効な)”二人称の関係”に入りうる」と信じて何度も失敗を繰り返す日本~https://t.co/PFJE9QF2B2
12-29 04:00

■【本多勝一様への返書①】本多様は米寿に近い/~日本人の「謝罪」の不思議を最初に取り上げたのは夏目漱石~https://t.co/LssusfkhJk
12-29 04:10

■【本多勝一様への返書②】あるいはまた三歳の童児か/~「私の責任」という言葉と「責任解除」という言葉を結びつけ、日本教を解き明かした天才、夏目漱石~https://t.co/baFryolvUa
12-29 04:20

■【本多勝一様への返書③】「ゴメンナサイ=私の責任です=責任解除」は、日本教(人間教)における「懺悔→告解」/~子供がゴメンナサイと言わないことを叱るのは「相互懺悔の宗教教育」~https://t.co/fajpG08nqV
12-29 04:30

■【本多勝一様への返書④】なぜ天皇を糾弾しないのか/~本多勝一の唱える「責任の追及」は、壁訴訟、陰口、犬の遠吠えであって、責任の糾弾ではない~https://t.co/Qik9BztnZX
12-29 04:40

■【本多勝一様への返書⑤】残虐少尉をなぜ匿名にしたか/~本多勝一の唱える責任の追及は、実際には何もしない「天皇制下の一億総懺悔」に過ぎない~https://t.co/qDvEYASYh9
12-29 04:50

■【本多勝一様への返書⑥】この物語は伝説だ/~ルポルタージュとは伝説の中から「事実の核」を取り出す仕事であって、本多勝一のように「伝説を事実だ」と強弁することではない~https://t.co/0nzVOJUzmn
12-29 05:00

■【本多勝一様への返書⑦】天皇制は日本人の逃げ場/~「天皇の責任を追及することは私の責任だ」と言うことによって「責任が解除される」と信じている本多勝一は形を変えた天皇制支持者である~https://t.co/hUYLIhTQaj
12-29 05:10

■【本多勝一様への返書⑧】「天皇制はなくなれ」はナチの論理/~自分の考え方を最も進んだものと勝手に自己規定し、それに適合せぬものを「消えてなくならねばならぬ」と一方的に断定する本多ナチズムこそ野蛮~https://t.co/6qStuxCget
12-29 05:20

■【本多勝一様への返書⑨】ベドウィンはあなたをどうみたか/~本多勝一流「長いものにまかれろ」主義は”相互誤解”への道~https://t.co/Q6xFnJQ53a
12-29 05:30

■【本多勝一様への返書⑩】取材するためイスラム教徒に変装したことを「有効な手段だった」と言い放った傲慢かつ無神経な本多勝一https://t.co/VaOYMWGzMb
12-29 05:40

■【本多勝一様への追伸①】伝統的思考を、それを知らない相手に理解させることの困難さhttps://t.co/H9EdOkHYAV
12-29 05:50

■【本多勝一様への追伸②】ブランド氏の謝罪と本多様の謝罪/無意識の前提/~ヨーロッパ人と日本人では「謝罪」という言葉の意味内容が全く異なる~https://t.co/1aNmrwl1OZ
12-29 06:00

■【本多勝一様への追伸③】聖書の世界の「贖罪」とは/ナチズムの第一歩/~殺される側に立つと称し、「反論者を犯罪人の位置におく」体勢をとる本多勝一~https://t.co/4crzj41Laa
12-29 06:10

■【本多勝一様への追伸④】正義とは「瀆(けが)れた布」/~正義を口にする者は、罵詈讒謗で始まり、叫喚になり暴行になり、流血で終わる~https://t.co/7dX279D10c
12-29 06:20

■【本多勝一様への追伸⑤】争いはそれ自体罪悪である/靖国神社は西欧のイミテーション/~「争うこと自体を罪悪」とする日本の伝統的思想は、正義の「争い」に弱い~https://t.co/rzqfhcwHlB
12-29 06:30

■山本七平botまとめ/【世界最古の社会保障法】~社会的”施与”でも”恩恵”でもなかった社会保障の考え方とは~https://t.co/DoszDnx1ku
12-29 06:40

■山本七平botまとめ/【恐ろしい話①】/死の商人よりも恐ろしい「死の詐欺師」/~資源がある期間だけにすぎない産油国の富~https://t.co/26O1TTdZYp
12-29 06:50

■山本七平botまとめ/【恐ろしい話②】/「死の詐欺師」より恐ろしい「思想的(宗教的)な使命感」/~恐ろしさの”起点”は経済的動物(エコノミック・アニマル)ではない人間~https://t.co/xYDvuZ2NX1
12-29 07:00

■山本七平botまとめ/【恐ろしい話③】/「人はパンのみにて生くるにあらず」の真の意味とは/~人は何によって語られた言葉(レーマ)で生きているのか?それを知らないで生きる恐ろしさ~https://t.co/Z6HLqeqpO9
12-29 07:10

■山本七平botまとめ/【バシー海峡①】/日本の敗滅は「バシー海峡」にあり/~なぜ日本人はバシー海峡という言葉を忘れてしまったのか?~https://t.co/7xanddLGtC
12-29 07:20

■山本七平botまとめ/【バシー海峡②】/日本の近海で猛威を振るっていたアメリカ軍潜水艦https://t.co/b5NZ9mKDig
12-29 07:30

■山本七平botまとめ/【バシー海峡③】/「バシー海峡の忘却」は真実が何一つ語られていない証し/~アウシュヴィッツに優る大量溺殺死のベルトコンベアと化したバシー海峡~https://t.co/vXzfimVUeg
12-29 07:40

■山本七平botまとめ/【バシー海峡④】/「バシー海峡の悲劇」はまだ終わっていない!/~「やるだけの事はやった」という”バシー海峡的”行き方を続けている日本人~https://t.co/GUbGbATzGv
12-29 07:50

②続>これが中国に伝わったのが紀元1年もしくは67年、それが韓国に伝わり、更に日本に伝わって前記の諸問題が一応落着したのが587年、この間に仏教が中国でどの様に受容されて変容したか、その変容したものを韓国がどう受け入れ、それを日本がどう受容したのか、それを辿って行かねばならない。
12-29 08:12

③といってもこれは余りに大きな主題なので、簡単にその概略を記すに止めよう。いずれの国であれ外来宗教の導入は民族固有の信仰と対立して激しい論争を起こし、時には戦争まで起こる。仏教が中国に入ったころ、これと対立したのが民族宗教としての道教であったのは当然であろう。
12-29 08:42

④だが仏教が中国社会で一応の地歩を築き、道教も民間信仰を集大成して宗教としての体制を整えはじめる三世紀ごろ、両者は思想的融合に向かおうとする傾向を生じはじめた。これまた珍しい現象ではなく、キリスト教もイスラム教も、多くのその地の民間信仰や習俗を取り入れている。
12-29 09:12

⑤ただ中国の場合は、仏教は道教を吸収しきるほど有力ではなく、さらにそのほかに儒教があり、ここで、思想としての性格を異にする儒釈道の三教を調和して折衷統一しようという方向に向かった。これが三教合一論である。
12-29 09:42

⑥そして日本が韓国経由でなく、直接に中国に使者を派遣したのが『隋書倭国伝』によると推古天皇の八年(600年)である。なぜこのような処置をとったか。これが当時の国際問題に起因しているであろうことは、すでに述べた。隋はやがて滅び唐の時代が来る。
12-29 10:12

⑦この間、日本から派遣された遺唐使…多くの留学僧・留学生を送り込んだ。日本人はおそらく、唐の都の長安の繁栄に驚いたことであろう。そしてこの唐の時代…が、中国仏教の最盛期であったが、同時に道教は国家保護を受けて勢力を張り、統治思想としての儒教もまた勢力を得てきた。
12-29 10:42

⑧と同時に三教合一論が支配的になってきた。ということは、唐を絶対的な権威と考えた日本人が受け入れた仏教とは、三教合一論的な仏教と見なければならない。いわば「仏教」の名のもとに輸入された宗教的思想の中には、道教も儒教も含まれていたということである。
12-29 11:12

①【儒仏協力してキリスト教攻撃】これはいま考えると奇妙なようだが、はるか後代の十六世紀にキリシタンが来たときも似た現象が起こっている。ルイス・フロイスは、信長は地球が丸いことをすぐ理解したが、仏教の僧侶は理解しなかったと記している。<『日本人とは何か(上)』
12-29 11:42

②さらに林羅山は『排耶書』で地球が丸いか平らかで、日本人キリシタンの不干斎ハビヤンと論争したことを記している。さらに羅山は、そこにプリズムがあって陽光を七色に分解して虹をつくっているのを見て怒り、奇妙な機器をもって民をまどわす者は殺すべきだという『礼記』の言葉を引用する。
12-29 12:12

③だが、地球儀もプリズムもキリスト教とは関係はない。ただ、地球儀が仏教的または朱子学的宇宙観を破壊することは事実であり、そこで仏僧も羅山もこれを受け入れずにキリスト教を攻撃することになる。
12-29 12:42

④今から見れば奇妙だが、もう一つ奇妙なのは林羅山が僧形で法印だということである。仏教を排撃した朱子の説を奉ずる筈の彼がなぜ僧形かというと、当時はまだ「儒者」というものが日本に存在しなかったからである。従って儒教を教えるのもまた、少なくとも外形は仏教の僧侶であった。
12-29 13:12

⑤そこで前記の論争は、僧形の儒者が地球儀とプリズムを排撃してキリスト教批判としているという、まことに珍妙な図となる。
12-29 13:42

⑥だが珍妙と思うのは、三教合一論が否定され、神仏判然令が出されたのは、宗教混淆(シンクレティズム)を否定するヨーロッパの宗教思想の影響を受けてからであって、それ以前は、神社とお寺が一体化していようが、その寺子屋で『論語』を教えていようが、それを奇妙に思う人間はいなかった。
12-29 14:12

①【道教と神道は同じか】そして中国の儒釈道合一論は、教義乃至は思想としてだけでなく、日本人に愛好された中国の詩人や文人を通じても入ってきた。<『日本人とは何か(上)』
12-29 14:42

②唐代の白楽天や柳宗元、宋代の蘇東坡などはその思想がごく自然に三教にわたっており、それを師とした日本人にとって、三教合一論乃至は”合一論的な考え方”はごく当然のことであった。そしてこれが日本に於て、「神儒仏合一論」になっていって不思議でなかった。
12-29 15:12

③といえば、読者は当然に疑問に感ずるであろう――儒仏の合一は中国が自ら行ったのを日本がそのまま輸入すればよく、それなら僧形の儒者林羅山が出て不思議でないが、「神道」という日本独自の宗教と儒仏をどう結びつけたのか、と。
12-29 15:42

④非常に簡単な説明として「本地垂迹(ほんじすいじゃく)説」が取り上げられる。いわば「仏の本地はインドで、それが伊勢に垂迹(すいじゃく)して天照大神となった」とすれば、神仏は簡単に一体化してしまうし、天皇の祖先は仏ということになり、『太平記』では天皇を「仏体」としている。
12-29 16:12

⑤こうなれば比叡山に日吉大社があり、奈良の興福寺に春日神社があって、両者が一体化して不思議でないし、社僧がいることも、当然となる。だがそう簡単に、「本地垂迹説」が成り立つものであろうか。
12-29 16:42

⑥ここで当然に考えられるのが道教と神道との関係である。天皇、紫宸殿、神宮、神社といった言葉だけでなく、神道という言葉自体が道教の用語である。また、『日本書紀』と『古事記』の記述が、中国の道教や民間思想と関係があることは江戸時代にすでに指摘されていた。
12-29 17:12

⑦これについては前述したが、『日本書紀』の「天地創造」が紀元前二世紀の『淮南子(えなんじ)』、紀元後三世紀の『三五暦記』などをふまえて書かれていることは、江戸中期の尾張藩の学者、河村秀根父子が『日本書紀集解(しゅうげ)』で既に指摘している。
12-29 17:42

⑧では同じような天地創造神話を持っているところから、「神道とは道教である」と定義してよいのであろうか。もしそうならば「儒釈道合一論」はそのまま日本の「神儒仏合一論」になって不思議ではない。だが実は、そうは簡単にはいえない。
12-29 18:12

⑨というのは道教の寺院は道観もしくは摟観(ろうかん)といい、道教の僧侶は道士というが、それらが日本に存在した痕跡は殆どないし、道教に関する法令が出された記録も皆無だからである。
12-29 18:42

⑩用語は借用しても実体は全く違う、といった事例は歴史上決して珍しくないから、神道に道教用語があり、神話が関係あるから「神道は道教なり」などとは簡単にはいえない。
12-29 19:12

⑪ここでまず「道教」という言葉の定義だが、これを広く「中国発生土着宗教」の意味にとるか、狭く『道蔵』などの道教の神学をもち、道観があって道士がいる宗教に限定するかで、同じ「道教」といっても意味が違ってくる。
12-29 19:42

⑫後者ならもちろん神道とは別の一宗教と言えるが、前者だとその関係は相当にむずかしい問題を含んでいよう。
12-29 20:12

①【天人と仙人は道教の言葉】中村元博士から「ユーラシア大陸的宗教」という興味深い仮説をうかがったことがある。仏教は東進しただけでなく西進もしており、さまざまな形でヨーロッパに入っていることは、多くの宗教学者が指摘している。<『日本人とは何か(上)』
12-29 20:42

②いわばユーラシアの東端の日本から西端のヨーロッパまで何らかの形で広がり得たのは、それを受け入れる宗教的素地があったからではないかという仮説である。この世界的な仏教学者の仮説を論評する能力は私にはないが、日本の宗教史を見ると、少々不思議だなと思う点がある。
12-29 21:12

③というのは仏教が来て約千年たってキリスト教が来た、そして死後の霊魂の存在と、天国・地獄について説いた。民衆は別に不思議そうな顔もしなかった。という事は「天・人・アシュラ・餓鬼・畜生・地獄」という六界を輪廻転生するという事を民衆は信じていなかったらしいということである。
12-29 21:42

④転生すれば「霊魂だけの存在」はあり得ないはずだが、民衆は「ある」と頑強に信じつづけていた。それを示す民話もまた決して少なくないし、幽霊は日本では常に活動しつづけ、現在でさえ活動している。死後に人が何かに転生してしまっては『四谷怪談』は生まれない。
12-29 22:12

⑤そして日本人は、天には美しい天人が住み、天女は羽衣をまとって空を舞うと思っていた。こういった「羽衣」伝説もまた少なくないし、「仙人」という、不思議な術で水久に死なない人もいるらしかった。一体こういう民話や伝説や物語はどこから出ているのであろうか。
12-29 22:42

⑥「天人」とか「仙人」とかいうのは、実は道教の言葉である。道教では宇宙の最高神は天皇=天皇大帝で、天上の神仙世界にある紫宮(紫微宮=紫宸殿)に住み、地上の皇帝と同じように官僚がいてその中の高級官僚が「真人」、下級官僚が「仙人」なのである。
12-29 23:12

⑦そしてこの天上の天皇大帝は、官僚たちに命じて常に地上を監視させ、その人の善を賞し、悪を罰している。日本では、この天上の政府を地上に反映させた形で諡(おくりな)に天皇の称号をもつ支配者がおり、紫宸殿があるという形になっている。
12-29 23:42

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ちなみに、今までこちらのアドレスに存在したブログ「一知半解なれども一筆言上」管理人がつぶやくツイートまとめ記事は→http://yamamoto8heitweets.blog.fc2.com/ へ引越しいたしました。よろしくどうぞ。

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