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12/28のツイートまとめ

yamamoto7hei

■山本七平botまとめ/【1990年代の日本/1990年に向けて③】潜主(テュラノス)を生み出す民主制を制御するため「法(ノモス)を王(支配者)の上に置く」のが西欧民主主義の基本https://t.co/DmrSMyttO4
12-28 00:00

■山本七平botまとめ/【1990年代の日本/1990年に向けて④】国民が自ら法を創出する体制が民主主義/マスコミが「なるなる論」と「徳治」を唱えても無意味https://t.co/TOQXXDslSo
12-28 00:10

■山本七平botまとめ/【1990年代の日本/1990年に向けて⑤】政治倫理を声高に叫んだり、自浄作用に期待したりするのは非民主主義的な考え方https://t.co/sVZY1h6RlO
12-28 00:20

■山本七平botまとめ/【21世紀への課題】日本社会に欠けている「科学」と「民主主義」/「近思録的擬似科学」と「民主主義もどき」な伝統を自覚し、欠けた部分を補うのが21世紀の日本の課題https://t.co/yMooh5at4W
12-28 00:30

■山本七平botまとめ/【文庫版へのあとがき】マッカーサーという”権威”から与えられた憲法は変えられない/「式目と幕府」という日本独自の伝統で現実に対処せよhttps://t.co/COrdHvosd0
12-28 00:40

■山本七平botまとめ/【報道の深層心理】地球村の「負い目の裏目」に配慮がまったく無い日本のマスコミhttps://t.co/6bCbvgKbeT
12-28 00:50

■山本七平botまとめ/【日本語の国際化】日本語の国際化に伴う「仲間うち」の批判や非難が孕む問題点/日本語圏内の「仲間うちの理解」を前提とした言論は日本を誤解させるだけhttps://t.co/Sh22pwt1Vo
12-28 01:00

■山本七平botまとめ/【出版倫理と読者】民主主義社会の原則は内的規範と外的規範の峻別/~どのような悪逆な妄想にふけろうと、その行為が法に触れた場合のみ法的規制の対象となる~https://t.co/Z5XQVttWnC
12-28 01:10

■山本七平botまとめ/【法と倫理の間】「法の前に人は平等」と「期待の倫理」/~「民主的」の名のもとに中国の専制政治の考え方「”聖人君子”政治倫理法」が復活しかねない日本社会~https://t.co/IxaE2JWKC6
12-28 01:20

■山本七平botまとめ/【法は大信、言は喜怒】大衆社会とは「大衆帝王」の時代/~義憤にかられ、憲法で保障された個人の基本的権利を否定するようになれば、七世紀の中国にも劣る~https://t.co/FMhln1DpKn
12-28 01:30

■山本七平botまとめ/【日本資本主義の精神/まえがき】明治と戦後の”発展”をもたらし、太平洋戦争という”破滅”をもたらした「呪縛(伝統)」に無自覚なままの日本人https://t.co/EE48KDK0cG
12-28 01:40

■山本七平botまとめ/【日本のこれまでを支えたものは何だったのか①】日本の社会を動かす「見えざる原則」https://t.co/LYwAmAFskA
12-28 01:50

■山本七平botまとめ/【日本のこれまでを支えたものは何だったのか②】輸入の「タテマエ」で他を批判し、自分は「見えざる原則」で行動するという”行き方”を相互に批判しないのが日本の原則https://t.co/V0PSGdWetK
12-28 02:00

■山本七平botまとめ/【日本のこれまでを支えたものは何だったのか③】「世間という書物」から日本の社会構造と各人の精神構造を学び取るも、それを「言葉に出来ない」失語症的状態の中小零細企業主https://t.co/mhEOrOwidD
12-28 02:10

■山本七平botまとめ/【日本のこれまでを支えたものは何だったのか④】日本ではアメリカ式経済学、経営学は役に立たないhttps://t.co/OuZJrXKGzt
12-28 02:20

■山本七平botまとめ/【日本のこれまでを支えたものは何だったのか⑤】終身雇用契約のない終身雇用https://t.co/2SAvjX2DLa
12-28 02:30

■山本七平botまとめ/【日本のこれまでを支えたものは何だったのか⑥】徳川時代の年功序列制(丁稚、手代、番頭、大番頭、宿這入り、暖簾分け)/中小企業の年功序列制は徳川時代に完成していたhttps://t.co/U0Dzh7GuH7
12-28 02:40

■山本七平botまとめ/【日本のこれまでを支えたものは何だったのか⑦】仕事は経済的行為ではなく精神的行為/会社という”共同体”には、機能集団として必須の「組織の原則(社規・就業規則)」は必要なかったhttps://t.co/smntvhs0Qt
12-28 02:50

■山本七平botまとめ/【日本のこれまでを支えたものは何だったのか⑧】日本の会社は、機能集団と共同体の二重構造https://t.co/2xpcmHnUy0
12-28 03:00

■山本七平botまとめ/【戦中・戦後をつらぬく"目"①】フィリピン従軍体験についてhttps://t.co/ZrDoctx9Qk
12-28 03:10

■山本七平botまとめ/【戦中・戦後をつらぬく"目"②】現代は社会的居候を養っていける社会https://t.co/K8JJDVMU0o
12-28 03:20

■山本七平botまとめ/【戦中・戦後をつらぬく"目"③】投降についてhttps://t.co/TKxWgLPT7R
12-28 03:30

■山本七平botまとめ/【裏切者ヨセフスの役割①】キリスト教徒の聖書副読本だったヨセフスの「ユダヤ古代誌」/ヨセフスがいなければキリスト教はなかったかも知れない。https://t.co/ePmSzSNpfx
12-28 03:40

■山本七平botまとめ/【裏切者ヨセフスの役割②】ヨセフスの全著作を二十世紀まで残した「フラウィウス証言」https://t.co/Pp3uMcjiyZ
12-28 03:50

■山本七平botまとめ/【裏切者ヨセフスの役割③】キリスト教徒の始祖をアブラハムにしてしまったヨセフスhttps://t.co/yCUIEpSyNW
12-28 04:00

■山本七平botまとめ/【裏切者ヨセフスの役割④】いたるところに存在する「聖書」とヨセフスの著作「ユダヤ古代誌」との混同https://t.co/iEX4ARqAcR
12-28 04:10

■山本七平botまとめ/【裏切者ヨセフスの役割⑤】人類史に類例がないような数奇な運命を辿ったヨセフス/~ローマ支配下においてユダヤ人とギリシャ人が抗争した理由とは~https://t.co/seFRtvPNys
12-28 04:20

■山本七平botまとめ/【裏切者ヨセフスの役割⑥】ユダヤ人とギリシア人の抗争に手を焼いていたローマ帝国https://t.co/TNMuLyfT4d
12-28 04:30

■山本七平botまとめ/【裏切者ヨセフスの役割⑦】自信家で自己宣伝屋だったヨセフスhttps://t.co/lqFSfY5Q2D
12-28 04:40

■山本七平botまとめ/【裏切者ヨセフスの役割⑧】過激派のリーダーになってローマとの停戦を目論んだヨセフス/~ローマ帝国との戦いであり、下層階級による革命でもあったユダヤ戦争~https://t.co/3nsKkkUfMM
12-28 04:50

■山本七平botまとめ/【裏切者ヨセフスの役割⑨】ヨセフスの予型論(タイポロジー)/~ガリラヤ軍の総指揮官ヨセフスがヨタパタ陥落で取ったローマへの降伏という選択肢~https://t.co/whXswkcYdP
12-28 05:00

■山本七平botまとめ/【裏切者ヨセフスの役割⑩】全員の自決を強要する同胞との戦いを”神の摂理”によって回避したヨセフスhttps://t.co/NfupLhuUd9
12-28 05:10

■山本七平botまとめ/【裏切者ヨセフスの役割⑪】皇帝ネロの粛清を恐れたウェスパシアノスを突き動かしたヨセフスの予言https://t.co/nrERMtkCg0
12-28 05:20

■山本七平botまとめ/【裏切者ヨセフスの役割⑫】ローマ帝国に充満した反ユダヤ的主張に徹底反論し、自国の歴史と自民族の偉大性をローマ世界に広く紹介した超一流の宣伝マン、ヨセフスhttps://t.co/szYnyROjT7
12-28 05:30

■山本七平botまとめ/【裏切者ヨセフスの役割⑬】律法(トーラー)を歴史(ヒストリア)にしてしまい、ギリシア・ローマ世界を根本から変えてしまったヨセフスhttps://t.co/huouG6BhLe
12-28 05:40

■【言葉の踏絵と条理の世界①】不思議な殉教/自由主義者を名乗ろうがマルクス主義者を名乗ろうがクリスチャンを名乗ろうが、全ては「一向宗」に過ぎない日本教徒https://t.co/ghFSazK2xG
12-28 05:50

■【言葉の踏絵と条理の世界②】踏絵と焚香/「踏絵の日本」と「焚香のアメリカ」/”無意識の前提(日本教)”を意識しないが故に「言葉の踏絵」の世界から抜け出せない日本人https://t.co/5PaAg6LoPW
12-28 06:00

■【言葉の踏絵と条理の世界③】論理と条理/~日本語とは「論理(ロゴス)無き言葉(ロゴス)」の宗教用語~https://t.co/Fp6b6nRRuJ
12-28 06:10

■【実体語と空体語のバランス①】天秤の世界/なぜ日本人は狡猾であると思われるのか/”実体語”と”空体語”のバランスからなる日本教の不思議な世界「天秤体制(バランスクラシー)」https://t.co/q4Z6tKe97c
12-28 06:20

■【実体語と空体語のバランス②】攘夷論者が政権を取った途端、開港した理由/~初代駐日領事タウンゼント・ハリスに「正義、真実の何たるかを知らない」と評された日本人~https://t.co/yFEegAFaUW
12-28 06:30

■【実体語と空体語のバランス③】日本において生存を許されなかった二人の日本人、山県大弐と三島由紀夫/~「天秤の論理」を許せなかった”非日本教徒日本人”三島由紀夫~https://t.co/SvlXqqq8AX
12-28 06:40

■【実体語と空体語のバランス④】柳子新論について/~二権分立(朝廷・幕府並存)状態を正しくないと非難した山県大弐~https://t.co/cYPZOzAout
12-28 06:50

■【『檄文』の論理①】『檄文』は狂人の文章ではない/~三島由紀夫が「体をぶつけて死ぬ」といった対象は「憲法」ではなく、日本教の「天秤の世界」だった~https://t.co/j7zcLWHYJm
12-28 07:00

■【『檄文』の論理②】「非論理的正常人=司馬遼太郎」と「論理的狂人=三島由紀夫」/~人間という”支点”で論理を中断する者がノーマルな日本教徒~https://t.co/RB45sne244
12-28 07:10

■【『檄文』の論理③】日本教の教義第二条「人間の価値は”天秤の支点”の位置で決まる」/~人間を「純粋な人間」と「純粋ではない人間」にわける日本人~https://t.co/kO4fKZxI4K
12-28 07:20

■【神は空名なれど…①】鎌田柳泓(りゅうおう)の思想/~なぜ日本教は宗教で、日本人は無神論者なのか~https://t.co/2BDfw92gON
12-28 07:30

■【神は空名なれど…②】鎌田柳泓の『心学奥の桟(かけはし)』/~「神は空名(エンプティ・ネーム)なれど、名あれば理(リーズン)あり、理あれば応(レスポンス)あり」の日本教の世界~https://t.co/LbqNPgtG8C
12-28 07:40

■【神は空名なれど…③】日本教では神が被造物/「空名の神といえども敬わなければいけないことは知っている」という絶対に相手を受け入れない非寛容な言葉を「寛容で理解を示す態度だ」と信じ切っている日本人https://t.co/5xJibF6r9A
12-28 07:50

⑰こういう数多い神社を統轄し、かつ自ら祭儀を行うのが神祇官としての天皇の役目であった。…では、「アラヒトガミ」とはどういう意味なのか。これについて津田左右吉博士は公判廷で実に懇切丁寧に答えており、それは次のように要約できるであろう。
12-28 08:12

⑱まず、⑴『日本書紀』は「神代」と「人代」をはっきり分けていることである。もし天皇がGodならば、二十世紀になっても「神代」がつづいていることになってしまう。天皇は「人代」で出現している。
12-28 08:42

⑲⑵天皇は神を祀る者、いわば神祇官であっても、祀られる対象ではない。日本の神話の神々の多くは祀りかつ祀られる対象だが、天皇はそうではない。⑶祈祷の対象であった事はない。病気を治してくれとか、不幸や災害から救ってくれとか、幸福を与えてくれとか、天皇に祈ったという例はない。
12-28 09:12

⑳⑷逆であって、困難が来たときなどは、天皇が神々に祈る。こういう点では、触れてくれれば病がいやされると信じられている新興宗教の教祖のような存在ではない。ではなぜ、「アラヒトガミ」といわれるのか。
12-28 09:42

㉑まず重要なのは、「アラヒト」つまり、「人」であり、「神代」の神々は「アラヒト」ではない。ではなぜ「アラヒト」に「カミ」がつくのか。津田博士のこのことの論証は精緻をきわめたものだが、簡単に要約すれば、「統治者への尊称」である。
12-28 10:12

㉒だが上代において、この尊称が出てくるのは『万葉集』の詩的表現に二例あるだけで、他にはない。こういった尊称を「実態を表わすもの」としてGodというなら、「天皇」の方がもっとおかしい。
12-28 10:42

㉓足利時代の文書を見ると「人皇」で、この方が実態に近い。「天皇」を字義通りに受けとれば「天の支配者」になるが、新憲法の「天皇」をそのような意味に受けとるものはいない。言葉だけを取りあげるなら、「天皇」より「アラヒトガミ」の方が人間に近いであろう。
12-28 11:12

㉔天皇が実際に統治権を行使した例は殆どないと津田博士はいわれる。これは律令の神祇官・太政官という分け方で、そうなっても不思議でないと思われるが、これは、律令以前からの状態が反映していると見てよい。
12-28 11:42

㉕津田博士は天皇を象徴とした憲法は実に伝統にかなったものだと昭和25年の講演で述べておられる。いわば「人間〔アラヒト〕・象徴」だが、その講演で津田博士は、これは三十年も前の著書に明記してあるといわれているから、大正9年(1020年)ごろ、すでにそのように記されていた。
12-28 12:12

㉖もちろんこれは「主張」ではなく、「歴史的研究の結論」であろう。もはや不要とは思うが、最後に一言つけ加えれば、何がそのようにマッカーサーを誤解させたのか明らかではないが、日本の神話のどこを探しても、軍国主義の要素など、全く見つからないということである。
12-28 12:42

㉗この神話の神々をはじめとして多くの神道の神社が建てられたことは、日本の歴史に大きな影響を与えた。というのはその神社を起請の対象とすることで、独得の契約集団を構成してきたことが、日本をアジアの中で、きわめて特色のある、近代化しやすい社会にしたからである。
12-28 13:12

㉘この点、歴史は常に相当に皮肉なものである。古い神々を保持した保守性が、逆に、最も進歩しやすい状態を現出したのだが、それがどのようにして形成されたかは、後述しよう。
12-28 13:42

①【仏教の伝来/宗教混淆の相似性】新聞に元旦には日本人の七割が神道の神社に参詣するとありましたので、日本の国教は神道だと思っていたのですが、図書館の世界宗教地図では日本は仏教圏に入っていると子供が申します。日本人の宗教は神道なのですか、仏教なのですか」<『日本人とは何か(上)』
12-28 14:12

②こういった質問を受けたのは一再ではない。「やれやれ、またか。一番難しい質問だなあ」と内心で思う。というのは「神道です。仏教でありません」と答えても「仏教です。神道でありません」と答えても誤りだからである。そこでまず――、
12-28 14:42

③「明治元年(1868年)に政府が公布した『神仏判然令』まで、日本では神道と仏教とが一体化していました。仏教の寺院の境内に神社があったり、また神社に社僧という坊さんがいたり、仏像が御神体の神社があったりで判然としていませんでした。」
12-28 15:12

④「社僧(または供僧〔ぐそう〕)は『貞永式目』(1232年公布の武家法、後述)にも登場しますから、法律的にも認められた存在です。それが認められなくなったのは、前に申し上げましたように1868年以来です。といっても、神道と仏教が同じ宗教であるわけではありません」
12-28 15:42

⑤こういうと、相手はますますわけがわからない、という顔をする。そこでさらに――「しかし、こういう伝統をもつ我々から見ると、キリスト教にも似た面があるように見えます。」
12-28 16:12

⑥「いわばヘレニズムとヘブライズムとが混淆し、さらにそれ以前からの民族宗教が混淆して、ロシア正教、ローマン・カトリツク、プロテスタント。さらにコプト派、エチオピア派、アルメニア派、マロン派等々ができ、さらに消えてしまったネストリウス派や中国の景教、(続」
12-28 16:42

⑦続>「それからシリア派やインドのケララ州のシリア派などができてきたのではないでしょうか。そのような現象と、やや似た現象が日本にも起こった。そして日本人の宗教が現代のように神道か仏教かわからない現象を呈しているのも、それなりの歴史的な理由があった、と見ればよいのでしょう」
12-28 17:12

⑧もっともこの説明で完全に相手が納得するわけでもないし、この説明で十分だというわけでもない。ただ理解しようという方向へ相手を向けさせうるだけである。
12-28 17:42

①【日本の仏教受容は「上から下」】ローマのキリスト教受容と日本の中国仏教受容には基本的に違った面がある。ローマはたとえギリシアを征服してもそれを師として尊崇した。<『日本人とは何か(上)』
12-28 18:12

②ギリシア語ができることは、ローマの知識階級の必須の条件であったが、しかし彼らは決してユダヤ文化の尊崇はしなかった。キリスト教が「奴隷の宗教」としてローマに浸透して行ったとは必ずしも言えないであろうが、それがまず支配階級に、ユダヤ文化もろとも受容されたわけではない。
12-28 18:42

③旧約聖書は聖典ではあっても、彼らはその言語を学ぼうとしたわけでなく、ギリシア語古代訳を用い、新約聖書ははじめからギリシア語であった。
12-28 19:12

④簡単にいえばキリスト教はローマ政府とは関係なく、勝手に浸透してきたのであって、ローマ帝国が積極的にこれを受容したわけではなく、むしろ排除しようとした。
12-28 19:42

⑤ただこれと少々違うのがロシアというよリウクライナで、『原初年代記』を読むと、彼らは、まず支配階級が、ビザンチン文化もろともにギリシア正教を輸入している。日本の中国仏教の輸入もややこれに似ており、中国文化もろともにまず支配階級が仏教を受け容れた。
12-28 20:12

⑥受容するか否かが支配階級内部の政争となっても、それは、民衆の宗教には関係のないことであった。いわば「奴隷の宗教」として下から入って上を変えたのでなく、まず上が受容して下へと浸透させようとしたわけである。
12-28 20:42

⑦後にこれが国家的事業となり、有名な東大寺の大仏の鋳造(747〜749年、世界最大の銅像)や国分寺・国分尼寺の建設となって、一国の財政を破綻させるまでになる。だがこれは結局支配階級の宗教による統治であって、民衆の中に新しい宗教運動が起こってきたわけではない。
12-28 21:12

⑧この時代の仏教はあくまでも「鎮護国家」を祈願する、国家の宗教であったということである。
12-28 21:42

⑨ここで誰でも当然に感ずる問題は「大宝律令」では天皇は神祇官の長であり、その統治権の正統性を保証するものは『日本書紀』であり、いわば神話時代以来の統治権の継承であっても仏教ではない、という点では国教ではないということである。
12-28 22:12

⑩一方、仏教は渡来人によって六世紀の初頭に既に日本に入っていたと思われ、通常仏教伝来の年は『日本書紀』の記述に基づき欽明天皇の13年(552年)とされるが、これは百済の聖明王が仏像と経論を欽明天皇に献上し、天皇がその礼拝の可否を群臣に問うたときである。
12-28 22:42

⑪いわば個人の私的な信仰としてでなく、国家の宗教として認めるべきか否かの問題になった時のことであった。それが政争とからんで争いとなり、結局「天皇仏教を信じ、神道を尊ぶ」という妥協に落ち着いたのが用明天皇の2年(587年)、というのがどく普通の見方であろう。
12-28 23:12

①【儒教・道教と合一した中国仏教】だが、宗教上の問題がそのような政治的配慮だけで簡単に片づくと見るべきではあるまい。まず、「日本は仏教を受容した」と簡単にいうが、ブッダが生まれたのは紀元前483年(?)、(続<『日本人とは何か(上)』
12-28 23:42

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ちなみに、今までこちらのアドレスに存在したブログ「一知半解なれども一筆言上」管理人がつぶやくツイートまとめ記事は→http://yamamoto8heitweets.blog.fc2.com/ へ引越しいたしました。よろしくどうぞ。

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