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12/23のツイートまとめ

yamamoto7hei

■山本七平botまとめ/【不合理性と合理性①】/一種の無責任体制となってしまった日本軍/~合理的な組織である筈の日本軍が抱えていた不合理性とは~https://t.co/jsOeahbeXR
12-23 00:00

■山本七平botまとめ/【不合理性と合理性②】/日本軍が常識や実生活から遊離した組織となってしまった理由とは/~輸入された組織が陥る「ものまね」の陥穽~https://t.co/lmSjIlPBPj
12-23 00:10

■山本七平botまとめ/【不合理性と合理性③】/日本人の気質にマッチしない”ものまね”組織/~輸入した合理的組織が硬直化し、非合理化してしまう理由~https://t.co/Q4t2sHzSbw
12-23 00:20

■山本七平botまとめ/【不合理性と合理性④】/戦犯容疑者収容所の日本人捕虜集団が暴力支配に陥った理由とは/~”ものまね”組織の崩壊が自己の伝統的秩序すら打ち壊す~https://t.co/tTPsrDktSg
12-23 00:30

■山本七平botまとめ/われわれは、北条政子や徳川家康が抱いたような危機感を持って「守文」を考えているだろうか?/~守文(維持的発展)は「創業の精神に立ち戻ること」ではない~https://t.co/EYc7MfvXof
12-23 00:40

■山本七平botまとめ/【表現の本質】/”無農薬野菜”表示のような「電気なし生活」をPRした原発反対運動の茶番https://t.co/BkGzNmUCKM
12-23 00:50

■山本七平botまとめ/【感覚の違いを旅に学ぶ】/理屈ではどうにもならない「異質の感覚」と共生した経験のない同質民族の日本人https://t.co/YgWOrfEgAS
12-23 01:00

■山本七平botまとめ/【知の沈黙の時代】/専門家の口が封じられ、「雑識をつめこんだ幼児」の幼稚な意見が幅を利かす日本社会https://t.co/p3ba27m8H1
12-23 01:10

■山本七平botまとめ/【原則は簡単です】/この世で、書かれたもののうち、一番恐ろしい害悪を及ぼすのは「虚偽」ではなく「一部を作為的に欠落させた事実の提示」である。https://t.co/awARGN3c1A
12-23 01:20

■山本七平botまとめ/【マッカーサーの戦争観①】/「事件を事件として」処理する能力が、今の日本人にあるだろうか?https://t.co/7CedGfiYzj
12-23 01:30

■山本七平botまとめ/【マッカーサーの戦争観②】/「平和憲法」を”占領手段として”利用したマッカーサー/~自己との苦しい戦いを回避して、安易な選択(戦争)を選び、滅亡した日本~https://t.co/UQDB6nWd5w
12-23 01:40

■山本七平botまとめ/【マッカーサーの戦争観③】/役に立たなかった大日本帝国陸海軍https://t.co/yJS0Vqo58t
12-23 01:50

■山本七平botまとめ/【マッカーサーの戦争観④】/「可能か・不可能か」の探究と「是か・非か」の議論が区別できない”日本的思考”/~「食糧・燃料を含めた軍備」なき立場の日本人が思考を取り戻す為にすべき事とは~https://t.co/QIDmIdR1oE
12-23 02:00

■山本七平botまとめ/消費税には反対できても、産油国から科される石油消費税には逆らえない日本/~日本人が空気の如く当然としている「国際環境」を崩壊させかねないエネルギー問題~https://t.co/YVORDKm3JS
12-23 02:10

⑩…「またシナの文字を採用した他の諸民族もすべて同じことをなし、これら各民族は、自国語以外では、たがいに相手の言葉を理解することもないのに、この文字で書かれている同じ書物や書翰、その他どんな文書をも、自分の国の言葉で読みながら、すべての人が全く共通の概念を得るのである」
12-23 08:12

⑪ここでロドリーゲスは何を言っているのか。「熱烈歓迎」と中国語で言われても理解できないが、書かれていればすぐわかる、という日本人にとっては説明不要のことを一心に説明しているのである。アルファベットの世界のヨーロッパ人にはこれが理解できなくても不思議ではない。
12-23 08:42

⑫…言語学者パウロ=ロナイの『バベルヘの挑戦』という「人工語の作成の歴史」中に、漢字を「世界文字」として採用し、全ての民族がそれを自分の国語で発音するようにすれば筆談による「万国共通語」ができるという提案がヨーロッパにもあった事が記されている。この提案は漢字圏では現実の事だった。
12-23 09:12

⑬いわば日本人は「かな」による自国語の世界に生きつつ、同時に漢字という当時の東アジアの「世界文字」につながって生きていた。そしてこのように独自性と普遍性を併せ持つことで日本の文化は形成されていった。
12-23 09:42

⑭この事が「日本人は漢字を使うから日本語と中国語は同じ言葉であろう」という誤解を生じたのであろう。…そして…日本人が英語に接した時、これを漢文のように受け取り、その為英語を「読めるが話せない」人々が輩出した。これは「漢文は読めるが中国語は話せない」という伝統の現代版である。
12-23 10:12

⑮他国の文化を摂取するのはそれで十分な一時期があり、日本人がそれをまことに能率的に活用したこともまた否定できない。この点ではインド人や中国人の学び方と全く違う。伝統とは実に根強いものである。
12-23 10:42

①だがここで、最後にロドリーゲスが触れ、中国人自らも記している漢字の問題点を取り上げ、日本人が「かな」によってそれから脱却し得た意義について記そう。魯迅は、内外文談『且介亭(そかいてい)雑文』の中で次のように記している。<『日本人とは何か(上)』
12-23 11:12

②「社会が…さま変わりして、文字を学ぶ人達の範囲も広がってきた。しかしそれはおよそ特権者に限られ、平民にいたっては未だに文字を知らないのであった。それは学資が足らぬというのではない。…文字は特権者のものであったから、従って尊厳さをもつ事になり、更に神秘性をもつようになる」
12-23 11:42

③「符(まじない札)が邪気をはらい病を治すというのは、つまりその神秘性に頼ってのことである。文字が尊厳性を含むとすれば、文字を心得た人もこれについて尊厳となってくる。かつ文字を心得た人がふえると文字の神秘性を損なうことになりかねない。」
12-23 12:12

④「まじない札の威力は、それに書かれた文字のごとき異様な印が、道士のほかには、誰にも判読できないことに由るのである。それ故に彼らは文字をしっかと手中に握って放さぬようにせねばならないのであった…。」
12-23 12:42

⑤「わが中国の漢字は、身分と経済上の枠を設けて大衆を寄せつけないほか、もうひとつ高い『しきい』、つまり『難』という枠を加えようとした。この高いしきいだけでも、十余年の勉強を経ないかぎり、容易に越せるものではない。」
12-23 13:12

⑥「やっと踏み越えた者が『士大夫』であり、かれら士大夫はまた、力のかぎり、文字をいっそう難しくしようとする。難しいことが士大夫を尊厳ならしめ、平凡な士大夫の上に一段と頭を出させることになるからである」
12-23 13:42

⑦これを逆の面から見ると、漢字を知る者は尊厳な者で、その者が士大夫すなわち支配階級ということになる。これは前の引用でロドリーゲスが指摘している通り中国および韓国の特徴であった。そこで出世しようとする者は、漢字を覚え、古典を暗記すればよいということになる。
12-23 14:12

⑧宋の真宗皇帝の作とされる次の詩は、この間の事情を相当露骨に記していると言ってよい。【金持ちになるに良田を買う要はない本のなかから自然に千石の米がでてくる安楽な住居に高堂をたてる要はない本のなかから自然に黄金の家がとび出す】
12-23 14:42

⑨【外出するにお伴がいないと歎くな本のなかから車馬がぞくぞく出てくるぞ男児たるものひとかどの人物になりたくば経書をば辛苦して窓口に向かって読め】魯迅の文章と真宗の詩を読むと、漢字という、文字そのものがもつ問題以上の問題点が明らかになってくる。
12-23 15:12

⑩そしてロドリーゲスが記しているように、漢字という「護符」の呪縛から日本人を解放したのが「かな」であった。「かな」には尊厳性も神秘性もない。それは意思の伝達と、心中の思いの表白の手段に過ぎず、学ぶのに別に「難」という「しきい」はない。
12-23 15:42

⑪日本文化とは何か。それは一言でいえば「かな文化」であり、この創出がなければ日本は存在しなかった。さらに、近代化・工業化にも多大の困難を伴ったであろう。
12-23 16:12

⑫そしてその文学を創出していく期間、いわば、「戦慄すべき万葉がな」の期間は、同時に律令制が出現へと向かっていく期間だったのである。日本人はまことに能率的に、文字と文学と中央集権的統一国家とを併行して形成していった。
12-23 16:42

①【律令制の成立/″科挙抜き律令制″の導入】『歴史としての聖書』の著者W・ケラー氏が来日された時、いきなり私に「日本は一王朝で、今の皇帝は一二四世と聞いたが本当か」ときかれ、予期しない質問に一瞬とまどったが「事実、その通り」と答えて相手の顔を見た。<『日本人とは何か(上)』
12-23 17:12

②オリエント学のベストセラー作家…は不思議そうな顔をしてしばらく黙っていた。…だが、常に知的好奇心の旺盛なケラー氏の「なぜそれほど長く一王朝が継続したのか」「天皇はオリエントの神官王と同じようなものか」といった一朝一夕には答えられない質問の矢継ぎ早な連発には少々まいった。
12-23 17:42

③そこで苦しまぎれに「教皇は世襲ではないにしろ一王朝のように継続しているではないか、ペテロから数えれば一二四世を超えるのではないか。宗教的乃至は文化的権威の象徴といえる存在は、その文化が継続する限り継続して当然ではないか」といった。
12-23 18:12

④「では天皇は日本人の教皇なのか」この質問には少々弱った。後にイエズス会の東洋宗教研究所長(当時)トマス・インモース師から、キリシタン宣教師が「天皇を教皇に、足利将軍を実権なき神聖ローマ帝国皇帝に、分国大名をその帝国の大諸侯になぞらえている」と聞いたとき、(続
12-23 18:42

⑤続>「ウーム、あのときこれを知っていれば、もっとうまい答えようがあったものを」と思ったが、後の祭りだった。もちろんキリシタンの宣教師にそのように見えたということは、その通りだということではないが、この視点が理解の端緒にはなる、ということは否定できない。
12-23 19:12

⑥「帝権と教権」とか「教皇の俗権停止」とかいった言葉は、西洋史にしばしば登場する。教皇もある時期、たとえばインノケンチウス3世の時などは、全西欧の帝王のように教権も帝権も行使していた。では律令時代の天皇はそれに似た存在だったのであろうか。そうはいえまい。
12-23 19:42

⑦ただ、教皇が神の権威を背景に、聖書正典への解釈権と教会法とカトリック教団という組織を持っていたように、律令時代の天皇が絶対的権威である唐を背景に、導入した法や制度を日本的に解釈し改訂し、施行すべき律令を制定し、それを実施する組織を持っていたとはいえるであろう。
12-23 20:12

⑧確かにその権威は外来の典拠に基づくが、一神教も聖書もまたヘレニズム世界にとって外来の典拠だったはずである。では、七世紀の半ばから八世紀にかけて形成された律令制といわれる体制の基本となった「律令」とは、一体どのようなものであったのであろう。
12-23 20:42

⑨これは隋唐時代に完成した中国の国家的成文法体系、正式には「律令格式」で律=懲罰的法規、令=教化的行政法規、格=律令の改正補正的規則、式=施行細則で構成されている。その基本的発想は近代法と違って、儒教的道徳社会の実現という理想を目指す法体系であった。
12-23 21:12

⑩この点では旧約聖書の「律法(トーラー)」とある種の共通性をもつ。というのは一世紀のユダヤ人歴史家ヨセフスが記しているように、各人がその法規を厳守すれば神の直接支配である神政制(テオクラティア)が成立するはずだからである。
12-23 21:42

⑪中国の場合は皇帝が聖人で、官僚が君子、そして律令が順守されれば孔子が理想とした「王道」の国即ち理想社会ができる筈であった。そこで、法を現実に運営する官僚は聖人の教えを完全に知り、かつ身につけていなければならない。その為に「科挙」という試験制度が必要不可欠であった。
12-23 22:12

⑫では、中国へ行って律令制を知った七世紀の日本の留学生は、果して以上の基本的な考え方を正確に把握して帰国したのであろうか。七世紀の留学生達が何を考えていたか現在ではわからないが、日本に移植された律令の運命を見ると、この基本には余り関心を持たなかったと思われる。
12-23 22:42

⑬その理由は二つあるであろう。まず以上に記したのは律令の理念だが、これが理念通りに実施されるのは中国でも宋の時代で、唐自体がまだ完全に科挙に基づく官僚制になっておらず、貴族の登用と並行していたこと。
12-23 23:12

⑭第二に、留学生達は、当時の世界で最高の文明を誇る世界帝国唐の都に圧倒され、一面ではこれと対抗しつつ、同時にひたすら日本もあのようでありたいと願ったため、外面的な模倣とその整備に重点が置かれたためと思われる。
12-23 23:42

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山本七平bot(@yamamoto7hei)がつぶやくツイートを日毎にまとめるブログです。
ちなみに、今までこちらのアドレスに存在したブログ「一知半解なれども一筆言上」管理人がつぶやくツイートまとめ記事は→http://yamamoto8heitweets.blog.fc2.com/ へ引越しいたしました。よろしくどうぞ。

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