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12/15のツイートまとめ

yamamoto7hei

■【神は空名なれど…④】日本人が宗教的に寛容だというのは誤り/~日本教が徹底的に排除したカトリックの教義「神の言葉が肉となる」インカーネーション(化肉・受肉)とは~https://t.co/PtWwMOzXs3
12-15 00:00

■【五・一五事件と純粋人間①】他民族の食物規定を嘲笑する日本人/~日本教の強固な教義の枠を意識しないが故に囚われ、その不自由さを全く感知できない”自由な”日本人~https://t.co/csjZaRzWyw
12-15 00:10

■【五・一五事件と純粋人間②】日本人に「フェア」という考え方は存在しない/~人類史上もっとも卑劣な事件であった「五・一五事件」~https://t.co/RROeDpCAQv
12-15 00:20

■【五・一五事件と純粋人間③】三十五万通の減刑嘆願書/~五・一五事件を起こした青年将校に「論理」は無かった~https://t.co/CLC5NpkQBs
12-15 00:30

■【五・一五事件と純粋人間④】「人間の純度」に基づく徹底した差別(流動的アパルトヘイト)の国・日本/~日本社会に「法の前に平等」は存在しない~https://t.co/YxnmaIntgI
12-15 00:40

■【日本人の政治的反応度①】日本に「政教分離」はありえない/~宗教問題ではなく”政治”問題化してしまう靖国問題~https://t.co/OW3Fd41pvZ
12-15 00:50

■【日本人の政治的反応度②】悲惨な宗教戦争の反省から生まれた西欧の「政教分離(教会と国家の併存)」の考え方が皆無な日本人/~軍人勅諭の”逆転”が軍隊内に政争をもたらし、無統制な集団へと化した日本軍~https://t.co/Nqbl09Spc6
12-15 01:00

■【日本人の政治的反応度③】解決不能な困難な問題に直面すると、内容不明な空体語(八紘一宇/肇国の精神)を新造し出す日本教徒https://t.co/ksdZWms07Q
12-15 01:10

■【日本人の政治的反応度④】空体語の”言いまくり”に沈黙せざるを得ない日本人/~人間の暴力を言葉(=思想)と切り離して、一種の自然現象(=天誅/天譴)とみる伝統的な日本の考え方とは~https://t.co/cIDVfOTxFS
12-15 01:20

■【日本人の政治的反応度⑤】言葉が失われる”心機一転(ローテーション)”の天秤体制(バランスクラシー)/~政治問題における「純粋な人間」による暴行が、法に優越してしまう日本教の世界~https://t.co/fYwJUGfwdd
12-15 01:30

■【「成長」「変節」のない思想①】日本人にとって「思想は踏絵」/~異端尋問のための”踏絵”の図柄を変えることを「思想的成長だ」と思い込んでいる日本人~https://t.co/Zx0CQXhcMw
12-15 01:40

■【「成長」「変節」のない思想②】すべては相手の出方次第/~「踏絵」をはさんでお互いに「お前」と呼び合う「二人称」の関係しか成り立たない日本社会~https://t.co/lDpohxkwlA
12-15 01:50

■【「成長」「変節」のない思想③】日本におけるあらゆる問題の処理は「言わせておいて片づける」のが解決の基本的方式https://t.co/dD7eT1TIqE
12-15 02:00

■【「成長」「変節」のない思想④】空体語を口にしつつ実体語で行動する日本人/~西欧人から見て日本人が偽善者・嘘つきに見える理由とは~https://t.co/vokkPZQwZL
12-15 02:10

■【「成長」「変節」のない思想⑤】天秤体制(バランスクラシー)を巧みに運営するのが、日本の政治家の主な任務https://t.co/KM4FpJH3eb
12-15 02:20

■【「お前のお前」の責任①】「天秤」と「二人称」の世界には”議論”はありえない/~現実(実体語)に基づく弱気を口にした人間が全責任を負わされ、口をつぐまざるをえない日本社会~https://t.co/4kctsl8IdH
12-15 02:30

■【「お前のお前」の責任②】不思議な「対話の世界」/~「天秤の世界/二人称だけの世界」での”基準”を外の世界にも適用しようとして失敗する日本人~https://t.co/GN7g0Q8QTd
12-15 02:40

■【「お前のお前」の責任③】二人称の「話し合い」の世界=天皇制/~「二人称のみの世界の対話方式」の二人の成功者、自らを純粋人間だと証明した恩田木工と美濃部都知事~https://t.co/i8GiPjxCjZ
12-15 02:50

■【「お前のお前」の責任④】二人称の関係(天皇制)に入ることが「民主主義」と呼ばれる日本教の世界/~二人称だけの世界は、二人称の「対話」が法や政策に優先する~https://t.co/a9sNxmqesq
12-15 03:00

■【「お前のお前」の責任⑤】「二人称の関係」に入らない者は、その責任を糾弾される日本教の世界/~自分の純粋性を証明すると共に「二人称の関係」に入ろうとするのが日本人の「責任」の取り方~https://t.co/FSA1dNLa7T
12-15 03:10

■【朝日新聞の「ゴメンナサイ」①】「証言」の無い日本教の世界には「偽証」はありえない/~なぜ偽証の責任問題から日本社会は目を逸らすのか~https://t.co/sVxBbLWbFb
12-15 03:20

■【朝日新聞の「ゴメンナサイ」②】私の責任=責任解除/~朝日新聞による『中国の旅』キャンペーンは「日本人は虐殺事件を起こしても、その責任者を法で裁かない」という恐ろしい宣言である~https://t.co/0MNdlEhXGk
12-15 03:30

■【朝日新聞の「ゴメンナサイ」③】日本と西欧では倫理の「基準」が違う/~日本人が幼少時より”尻から叩き込まれている”「私の責任=責任解除」という日本教の教義~https://t.co/HCpEV2ktyO
12-15 03:40

■【朝日新聞の「ゴメンナサイ」④】本多勝一に問う/~「我々の責任だ」という者は責任が解除され、「我々の責任だ」と認めない者は徹底的に追及される日本教の「狸の論理(私の責任=責任解除)」~https://t.co/lK5oRMg1aB
12-15 03:50

■【朝日新聞の「ゴメンナサイ」⑤】明治初年以来、日本と中国の関係は常に異常/~中国と「(日本教徒内部の問題処理に有効な)”二人称の関係”に入りうる」と信じて何度も失敗を繰り返す日本~https://t.co/PFJE9Qnrcs
12-15 04:00

■【本多勝一様への返書①】本多様は米寿に近い/~日本人の「謝罪」の不思議を最初に取り上げたのは夏目漱石~https://t.co/LssusfkhJk
12-15 04:10

■【本多勝一様への返書②】あるいはまた三歳の童児か/~「私の責任」という言葉と「責任解除」という言葉を結びつけ、日本教を解き明かした天才、夏目漱石~https://t.co/baFryolvUa
12-15 04:20

■【本多勝一様への返書③】「ゴメンナサイ=私の責任です=責任解除」は、日本教(人間教)における「懺悔→告解」/~子供がゴメンナサイと言わないことを叱るのは「相互懺悔の宗教教育」~https://t.co/fajpG08nqV
12-15 04:30

■【本多勝一様への返書④】なぜ天皇を糾弾しないのか/~本多勝一の唱える「責任の追及」は、壁訴訟、陰口、犬の遠吠えであって、責任の糾弾ではない~https://t.co/Qik9BztnZX
12-15 04:40

■【本多勝一様への返書⑤】残虐少尉をなぜ匿名にしたか/~本多勝一の唱える責任の追及は、実際には何もしない「天皇制下の一億総懺悔」に過ぎない~https://t.co/qDvEYASYh9
12-15 04:50

■【本多勝一様への返書⑥】この物語は伝説だ/~ルポルタージュとは伝説の中から「事実の核」を取り出す仕事であって、本多勝一のように「伝説を事実だ」と強弁することではない~https://t.co/0nzVOJUzmn
12-15 05:00

■【本多勝一様への返書⑦】天皇制は日本人の逃げ場/~「天皇の責任を追及することは私の責任だ」と言うことによって「責任が解除される」と信じている本多勝一は形を変えた天皇制支持者である~https://t.co/hUYLIhTQaj
12-15 05:10

■【本多勝一様への返書⑧】「天皇制はなくなれ」はナチの論理/~自分の考え方を最も進んだものと勝手に自己規定し、それに適合せぬものを「消えてなくならねばならぬ」と一方的に断定する本多ナチズムこそ野蛮~https://t.co/6qStuxkEPT
12-15 05:20

■【本多勝一様への返書⑨】ベドウィンはあなたをどうみたか/~本多勝一流「長いものにまかれろ」主義は”相互誤解”への道~https://t.co/Q6xFnJQ53a
12-15 05:30

■【本多勝一様への返書⑩】取材するためイスラム教徒に変装したことを「有効な手段だった」と言い放った傲慢かつ無神経な本多勝一https://t.co/VaOYMWGzMb
12-15 05:40

■【本多勝一様への追伸①】伝統的思考を、それを知らない相手に理解させることの困難さhttps://t.co/H9EdOkHYAV
12-15 05:50

■【本多勝一様への追伸②】ブランド氏の謝罪と本多様の謝罪/無意識の前提/~ヨーロッパ人と日本人では「謝罪」という言葉の意味内容が全く異なる~https://t.co/1aNmrwl1OZ
12-15 06:00

■【本多勝一様への追伸③】聖書の世界の「贖罪」とは/ナチズムの第一歩/~殺される側に立つと称し、「反論者を犯罪人の位置におく」体勢をとる本多勝一~https://t.co/4crzj41Laa
12-15 06:10

■【本多勝一様への追伸④】正義とは「瀆(けが)れた布」/~正義を口にする者は、罵詈讒謗で始まり、叫喚になり暴行になり、流血で終わる~https://t.co/7dX279D10c
12-15 06:20

■【本多勝一様への追伸⑤】争いはそれ自体罪悪である/靖国神社は西欧のイミテーション/~「争うこと自体を罪悪」とする日本の伝統的思想は、正義の「争い」に弱い~https://t.co/rzqfhcwHlB
12-15 06:30

■山本七平botまとめ/【世界最古の社会保障法】~社会的”施与”でも”恩恵”でもなかった社会保障の考え方とは~https://t.co/DoszDnx1ku
12-15 06:40

■山本七平botまとめ/【恐ろしい話①】/死の商人よりも恐ろしい「死の詐欺師」/~資源がある期間だけにすぎない産油国の富~https://t.co/26O1TTdZYp
12-15 06:50

■山本七平botまとめ/【恐ろしい話②】/「死の詐欺師」より恐ろしい「思想的(宗教的)な使命感」/~恐ろしさの”起点”は経済的動物(エコノミック・アニマル)ではない人間~https://t.co/xYDvuYLd5t
12-15 07:00

■山本七平botまとめ/【恐ろしい話③】/「人はパンのみにて生くるにあらず」の真の意味とは/~人は何によって語られた言葉(レーマ)で生きているのか?それを知らないで生きる恐ろしさ~https://t.co/Z6HLqeqpO9
12-15 07:10

■山本七平botまとめ/【バシー海峡①】/日本の敗滅は「バシー海峡」にあり/~なぜ日本人はバシー海峡という言葉を忘れてしまったのか?~https://t.co/7xanddLGtC
12-15 07:20

■山本七平botまとめ/【バシー海峡②】/日本の近海で猛威を振るっていたアメリカ軍潜水艦https://t.co/b5NZ9mKDig
12-15 07:30

■山本七平botまとめ/【バシー海峡③】/「バシー海峡の忘却」は真実が何一つ語られていない証し/~アウシュヴィッツに優る大量溺殺死のベルトコンベアと化したバシー海峡~https://t.co/vXzfimVUeg
12-15 07:40

■山本七平botまとめ/【バシー海峡④】/「バシー海峡の悲劇」はまだ終わっていない!/~「やるだけの事はやった」という”バシー海峡的”行き方を続けている日本人~https://t.co/GUbGbATzGv
12-15 07:50

①【日本国憲法はニセ物】【岸田】しかし、民族の根本的な処は、果たして変えられるものでしょうか。そこはもう変らないんじゃないですか。【山本】体制の外部に絶対者を置き、それが人々の絶対的規範の原則となり、それが組織化すれば変えられますね。<『日本人と「日本病」について』
12-15 08:12

②【岸田】外部にですか。【山本】ええ、体制の外に。【岸田】というと、たとえばどういうことですか。【山本】例えば、カルヴァン(…フランスの宗教家)みたいな発想をみんなが信ずればできるわけです。
12-15 08:42

③【山本】旧約時代の神との契約という意識でもいいですね。神との契約を更改すりゃ社会は変っちゃうでしょう。これは紀元前621年にヨシヤという王様が、聖書のいまの「申命記」に基づいてやっています。これがおそらく人類最初の革命でしょう。
12-15 09:12

④【山本】キリスト教社会では契約の更改という発想が強く出てくるんです。それは前の契約を基礎とするけれども、その通りでなくてもいいんですね。ただ、イスラムはそういう発想の逆で、固定して動かさないんですけれど。【岸田】変えられるというのは、認識しているから変えられるんですね。
12-15 09:42

⑤【山本】そうなんです。つまり、契約だと意識せざるを得ないですからね。だから変えられるわけです。【岸田】それは精神分析の場合と同じです。精神分析で、無意識の意識化という言い方をしますが、意識しないと変えられないからいうんですね。
12-15 10:12

⑥【岸田】例えば患者がコンプレックスを抱えて苦しんでいるとします。そのコンプレックスの根底にはその人の考え方がある訳で、無意識的なコンプレックスだと、自分がこういう考えに基づいてこういう行動をしたという事を意識していない。患者自身が自分の行動の本当の動機を知らないわけです。
12-15 10:42

⑦【岸田】あんなバカな事はすまい、と意識的な決心をして、一生懸命努力するんですけど、同じ場面だと同じ事をやってしまう。これを反復強迫といいますが、こういった神経症的な行動を止めさせる為には、本人を行動に駆り立てている無意識的な動機があるわけで、それを意識化して言語化する。
12-15 11:12

⑧【岸田】自分はこういう思考形式で、こういう動機に基づいて行動しているんだと患者自身が意識すれば、治るわけです。【山本】なるほど。【岸田】契約というのは意識的な行為ですから、そういう契約に基づいて社会体制ができ上がっているところでは、契約を変えれば体制が変るわけですね。
12-15 11:42

⑨【岸田】日本の場合、意識してないから、変りようがない。【山本】そうですね。そういえば、憲法というのは、主権である国民と政府との間の一種の授権契約ですよね。かくかくしかじかの条件で、おまえはこういう権力を行使してもよろしい、というんでしょう。
12-15 12:12

⑩【山本】代理人みたいなもんで、代行権契約といってもいい。元来、法というのは契約という発想からきているわけでしょう。ところが、そういう発想が、憲法という言葉を口にする時、皆にあるかどうかということになると……。【岸田】それが、ないんだな。【山本】ないでしょうね。
12-15 12:42

⑪【岸田】これも精神分析の例に引きつけていいますと、本当に本人の行動を決定している動機を本人が知らない場合があるでしょう。そういう場合、意識的には別な理由を持っているもんです。人間というのは、自分の行動を説明しないといけないから、いわばニセの説明を持ってくる。
12-15 13:12

⑫【岸田】日本の場合の法律とか、憲法とかを考えるとき、ぼくはいつもそういう神経症患者のニセの説明を思い出すんですがね。法律の条文で行動してないんだけれども、説明を求められると、それでやるわけです。
12-15 13:42

⑬【山本】同時に、憲法改正絶対反対なんでいう場合、その反対の理由がどこにあるかという説明は、だいぶニセの説明ですね。精神分析からいったら、その反対の理由というのはおもしろいんじゃないですか。契約を変えちゃいけない、しかし、実際に履行しなくてもよろしい。
12-15 14:12

⑭【岸田】日本人にとって、なぜ憲法改正はタブーなんでしょうかね。【山本】これはもう精神分析の問題ですな。【岸田】精神分析から言えば、それを変えることがタブーであるという、そのことが、ニセ物である証拠なんですよ。
12-15 14:42

⑮【岸田】神経症の患者の場合、意識的には偽りの理由を持っているので、その理由に断固として固執するんですね。つまりニセ物であるが故に変えられないんです。また現実にそれを守り、それに基づいて行動しなくてもいいんですから、変える必要もない訳です。【山本】なるほど、なるほど。
12-15 15:12

⑯【山本】そうすると、日本国憲法はニセ物。【岸田】ニセ物という意味は、憲法が理念や原理として間違っているとかいないとかいうことではなくて、日本人の行動を決定している本当の法じゃないということです。【山本】その意味じゃ確かにそうだ。
12-15 15:42

⑰【山本】そうしてみると、戦前の尊皇思想というのも相当ニセ物だったんだな。【岸田】そうです。固執するのは、いわば強迫観念と同じで、ニセ物でなければ固執する必要はないんですから。【山本】現実として、日本の憲法が機能していないがゆえに、逆に固執するということですね。
12-15 16:12

⑱【岸田】そういうことは、神経症とか精神病のような極端な例を持ってこなくても、日常の普通の人間の行動を見ればわかることで、たとえば、恋愛関係においても、どれほど好きな女でも、いやなところがあるし、つねに一緒にいたいわけじゃなく、あっちへ行ってほしいと思うときがある。
12-15 16:42

⑲【岸田】その愛情が本物だと、嫌なときは嫌だとはっきり言えるわけです。おまえのここがきらいだとはっきり言えるわけです。ところが、本当は愛していないにもかかわらず、愛を偽った場合には、嫌なときも嫌と言えなくなります。愛情表現にフレクシビリティがなくなるわけです。
12-15 17:12

⑳【岸田】愛しているという事に非常に固執し、常に愛情を証明しようとする。誰かに「彼女のこれこれの欠点が気に入らないんじゃないか」とでも言われようものなら、ヒステリックに否定し、彼女の絶対性を強調する。日本の憲法を絶対化しているのも全く同じ事で、本当は尊重していないからですよ。
12-15 17:42

①【山本】ところで、人間性善説から、主観主義、純粋幻想、正義幻想…と日本病の諸症状が随分たくさん出てきましたねえ。(笑)他にはありませんかな。【岸田】そうですねえ。日本人の平等主義がありますね。【山本】なるほど。人ハ皆平等ナリ、ですか。<『日本人と「日本病」について』
12-15 18:12

②【山本】平等観の萌芽とみられるのは、例の「前世・現世・後世」と一生を三倍に伸ばす分け方かもしれませんね。真宗の『妙好人伝』では、財布を盗られたのは前世で財布をとったからだ、と説明する。現世に矛盾があっても、この三つをひっくるめれば、貸借対照表はゼロになるわけです。
12-15 18:42

③【山本】自動的な調整機関ですね。しかも、そこには「審判」に類する発想は何もない。【岸田】現世は不平等だから、前世、後世がなければ納得できないわけですね。【山本】ですから戦後、前世と後世をまるで信じなくなったでしょう。
12-15 19:12

④【山本】そうすると、その奇妙な平等観をすべて現世に組みこもうとするものだから、まことにおかしなことになる。ティリッヒなどは非常にはっきりと、完全に平等になったら独裁者が出てくる、平等思想は独裁化を生むといっていますね。早い話が、戦前の一君万民の思想です。
12-15 19:42

⑤【人間として、女として】【岸田】この平等思想、やはり神がいない日本の精神風土から出ているんじゃないですか。つまり神との契約に自分の生存点があるのなら、自分の契約が問題なのであって、それが他と同一である必要はないわけです。
12-15 20:12

⑥【岸田】ところが、人間関係の和という場合、あくまで基準は人間にあるわけですから、基準たる人間が平等でないと困るでしょう。日本の平等主義は血縁幻想とつながっていますね。日本に階級がないということも、これと関係があるでしょう。
12-15 20:42

⑦【山本】あります。擬制の血縁集団というのは、上下があったって兄弟みたいになっちゃう。だから、これは契約のように固定するものにならないですね。【岸田】子は親に従うんで、親は子より偉いわけだけど、子はそのうち親になるわけでね。
12-15 21:12

⑧【岸田】インドのカーストやヨーロッパの階級というのは、固定していますから、そのうち上の階級なりカーストなりにあがるということはないです。江戸時代の士農工商といったって、階級としてはゆるいもので、上の階級へあがる道はいつもありました。
12-15 21:42

⑨【岸田】ヨーロッパでは王家なら王家という階級でガッチリ固まっていて、自国の平民より他国の王家との結びつきが濃いですから。だからオーストリアのマリー・アントワネットがフランスのルイ十六世の処に輿入れしたりできるんで、日本では天皇家が外国の王家から嫁を貰うなんて考えられない。
12-15 22:12

⑩【岸田】血縁幻想からくるこの平等主義は、行き過ぎると、能力も意欲もない者にも高等教育を受けさせなければならないといった馬鹿げたことになりますが、幕末に日本が植民地にならなかったのも、一因はそこにありますね。
12-15 22:42

⑪【岸田】インドなんか、あれだけの人口を擁していながら…ほんの一握りのイギリス人に植民地にされてしまった訳だけど、上のカーストは、イギリス人が下のカーストを虐待し、搾取していても、何とも思わず、むしろその方が自分のカース卜の為に都合がいいと、イギリス人に協力したんですね。
12-15 23:12

⑫【岸田】平等な同じインド人だという意識はありません。しかし、幕末の日本では、百姓が外国人に侮辱されると、武士も怒っていますからね。百姓も血がつながった同じ人間だという平等主義があったんですよ。【山本】確かにありますね。「死ねば仏」で、みな平等です。
12-15 23:42

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山本七平bot(@yamamoto7hei)がつぶやくツイートを日毎にまとめるブログです。
ちなみに、今までこちらのアドレスに存在したブログ「一知半解なれども一筆言上」管理人がつぶやくツイートまとめ記事は→http://yamamoto8heitweets.blog.fc2.com/ へ引越しいたしました。よろしくどうぞ。

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