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12/14のツイートまとめ

yamamoto7hei

■山本七平botまとめ/【1990年代の日本/1990年に向けて③】潜主(テュラノス)を生み出す民主制を制御するため「法(ノモス)を王(支配者)の上に置く」のが西欧民主主義の基本https://t.co/DmrSMybSWw
12-14 00:00

■山本七平botまとめ/【1990年代の日本/1990年に向けて④】国民が自ら法を創出する体制が民主主義/マスコミが「なるなる論」と「徳治」を唱えても無意味https://t.co/TOQXXDslSo
12-14 00:10

■山本七平botまとめ/【1990年代の日本/1990年に向けて⑤】政治倫理を声高に叫んだり、自浄作用に期待したりするのは非民主主義的な考え方https://t.co/sVZY1h6RlO
12-14 00:20

■山本七平botまとめ/【21世紀への課題】日本社会に欠けている「科学」と「民主主義」/「近思録的擬似科学」と「民主主義もどき」な伝統を自覚し、欠けた部分を補うのが21世紀の日本の課題https://t.co/yMooh5at4W
12-14 00:30

■山本七平botまとめ/【文庫版へのあとがき】マッカーサーという”権威”から与えられた憲法は変えられない/「式目と幕府」という日本独自の伝統で現実に対処せよhttps://t.co/COrdHvosd0
12-14 00:40

■山本七平botまとめ/【報道の深層心理】地球村の「負い目の裏目」に配慮がまったく無い日本のマスコミhttps://t.co/6bCbvgKbeT
12-14 00:50

■山本七平botまとめ/【日本語の国際化】日本語の国際化に伴う「仲間うち」の批判や非難が孕む問題点/日本語圏内の「仲間うちの理解」を前提とした言論は日本を誤解させるだけhttps://t.co/Sh22pwt1Vo
12-14 01:00

■山本七平botまとめ/【出版倫理と読者】民主主義社会の原則は内的規範と外的規範の峻別/~どのような悪逆な妄想にふけろうと、その行為が法に触れた場合のみ法的規制の対象となる~https://t.co/Z5XQVttWnC
12-14 01:10

■山本七平botまとめ/【法と倫理の間】「法の前に人は平等」と「期待の倫理」/~「民主的」の名のもとに中国の専制政治の考え方「”聖人君子”政治倫理法」が復活しかねない日本社会~https://t.co/IxaE2JWKC6
12-14 01:20

■山本七平botまとめ/【法は大信、言は喜怒】大衆社会とは「大衆帝王」の時代/~義憤にかられ、憲法で保障された個人の基本的権利を否定するようになれば、七世紀の中国にも劣る~https://t.co/FMhln1DpKn
12-14 01:30

■山本七平botまとめ/【日本資本主義の精神/まえがき】明治と戦後の”発展”をもたらし、太平洋戦争という”破滅”をもたらした「呪縛(伝統)」に無自覚なままの日本人https://t.co/EE48KDK0cG
12-14 01:40

■山本七平botまとめ/【日本のこれまでを支えたものは何だったのか①】日本の社会を動かす「見えざる原則」https://t.co/LYwAmAFskA
12-14 01:50

■山本七平botまとめ/【日本のこれまでを支えたものは何だったのか②】輸入の「タテマエ」で他を批判し、自分は「見えざる原則」で行動するという”行き方”を相互に批判しないのが日本の原則https://t.co/V0PSGdWetK
12-14 02:00

■山本七平botまとめ/【日本のこれまでを支えたものは何だったのか③】「世間という書物」から日本の社会構造と各人の精神構造を学び取るも、それを「言葉に出来ない」失語症的状態の中小零細企業主https://t.co/mhEOrOwidD
12-14 02:10

■山本七平botまとめ/【日本のこれまでを支えたものは何だったのか④】日本ではアメリカ式経済学、経営学は役に立たないhttps://t.co/OuZJrXKGzt
12-14 02:20

■山本七平botまとめ/【日本のこれまでを支えたものは何だったのか⑤】終身雇用契約のない終身雇用https://t.co/2SAvjX2DLa
12-14 02:30

■山本七平botまとめ/【日本のこれまでを支えたものは何だったのか⑥】徳川時代の年功序列制(丁稚、手代、番頭、大番頭、宿這入り、暖簾分け)/中小企業の年功序列制は徳川時代に完成していたhttps://t.co/U0Dzh7GuH7
12-14 02:40

■山本七平botまとめ/【日本のこれまでを支えたものは何だったのか⑦】仕事は経済的行為ではなく精神的行為/会社という”共同体”には、機能集団として必須の「組織の原則(社規・就業規則)」は必要なかったhttps://t.co/smntvhs0Qt
12-14 02:50

■山本七平botまとめ/【日本のこれまでを支えたものは何だったのか⑧】日本の会社は、機能集団と共同体の二重構造https://t.co/2xpcmHnUy0
12-14 03:00

■山本七平botまとめ/【戦中・戦後をつらぬく"目"①】フィリピン従軍体験についてhttps://t.co/ZrDoctx9Qk
12-14 03:10

■山本七平botまとめ/【戦中・戦後をつらぬく"目"②】現代は社会的居候を養っていける社会https://t.co/K8JJDVMU0o
12-14 03:20

■山本七平botまとめ/【戦中・戦後をつらぬく"目"③】投降についてhttps://t.co/TKxWgLPT7R
12-14 03:30

■山本七平botまとめ/【裏切者ヨセフスの役割①】キリスト教徒の聖書副読本だったヨセフスの「ユダヤ古代誌」/ヨセフスがいなければキリスト教はなかったかも知れない。https://t.co/ePmSzSNpfx
12-14 03:40

■山本七平botまとめ/【裏切者ヨセフスの役割②】ヨセフスの全著作を二十世紀まで残した「フラウィウス証言」https://t.co/Pp3uMcjiyZ
12-14 03:50

■山本七平botまとめ/【裏切者ヨセフスの役割③】キリスト教徒の始祖をアブラハムにしてしまったヨセフスhttps://t.co/yCUIEpSyNW
12-14 04:00

■山本七平botまとめ/【裏切者ヨセフスの役割④】いたるところに存在する「聖書」とヨセフスの著作「ユダヤ古代誌」との混同https://t.co/iEX4ARqAcR
12-14 04:10

■山本七平botまとめ/【裏切者ヨセフスの役割⑤】人類史に類例がないような数奇な運命を辿ったヨセフス/~ローマ支配下においてユダヤ人とギリシャ人が抗争した理由とは~https://t.co/seFRtvPNys
12-14 04:20

■山本七平botまとめ/【裏切者ヨセフスの役割⑥】ユダヤ人とギリシア人の抗争に手を焼いていたローマ帝国https://t.co/TNMuLyfT4d
12-14 04:30

■山本七平botまとめ/【裏切者ヨセフスの役割⑦】自信家で自己宣伝屋だったヨセフスhttps://t.co/lqFSfY5Q2D
12-14 04:40

■山本七平botまとめ/【裏切者ヨセフスの役割⑧】過激派のリーダーになってローマとの停戦を目論んだヨセフス/~ローマ帝国との戦いであり、下層階級による革命でもあったユダヤ戦争~https://t.co/3nsKkkUfMM
12-14 04:50

■山本七平botまとめ/【裏切者ヨセフスの役割⑨】ヨセフスの予型論(タイポロジー)/~ガリラヤ軍の総指揮官ヨセフスがヨタパタ陥落で取ったローマへの降伏という選択肢~https://t.co/whXswkuzCp
12-14 05:00

■山本七平botまとめ/【裏切者ヨセフスの役割⑩】全員の自決を強要する同胞との戦いを”神の摂理”によって回避したヨセフスhttps://t.co/NfupLhuUd9
12-14 05:10

■山本七平botまとめ/【裏切者ヨセフスの役割⑪】皇帝ネロの粛清を恐れたウェスパシアノスを突き動かしたヨセフスの予言https://t.co/nrERMtkCg0
12-14 05:20

■山本七平botまとめ/【裏切者ヨセフスの役割⑫】ローマ帝国に充満した反ユダヤ的主張に徹底反論し、自国の歴史と自民族の偉大性をローマ世界に広く紹介した超一流の宣伝マン、ヨセフスhttps://t.co/szYnyROjT7
12-14 05:30

■山本七平botまとめ/【裏切者ヨセフスの役割⑬】律法(トーラー)を歴史(ヒストリア)にしてしまい、ギリシア・ローマ世界を根本から変えてしまったヨセフスhttps://t.co/huouG6BhLe
12-14 05:40

■【言葉の踏絵と条理の世界①】不思議な殉教/自由主義者を名乗ろうがマルクス主義者を名乗ろうがクリスチャンを名乗ろうが、全ては「一向宗」に過ぎない日本教徒https://t.co/ghFSazK2xG
12-14 05:50

■【言葉の踏絵と条理の世界②】踏絵と焚香/「踏絵の日本」と「焚香のアメリカ」/”無意識の前提(日本教)”を意識しないが故に「言葉の踏絵」の世界から抜け出せない日本人https://t.co/5PaAg6LoPW
12-14 06:00

■【言葉の踏絵と条理の世界③】論理と条理/~日本語とは「論理(ロゴス)無き言葉(ロゴス)」の宗教用語~https://t.co/Fp6b6nRRuJ
12-14 06:10

■【実体語と空体語のバランス①】天秤の世界/なぜ日本人は狡猾であると思われるのか/”実体語”と”空体語”のバランスからなる日本教の不思議な世界「天秤体制(バランスクラシー)」https://t.co/q4Z6tKe97c
12-14 06:20

■【実体語と空体語のバランス②】攘夷論者が政権を取った途端、開港した理由/~初代駐日領事タウンゼント・ハリスに「正義、真実の何たるかを知らない」と評された日本人~https://t.co/yFEegAFaUW
12-14 06:30

■【実体語と空体語のバランス③】日本において生存を許されなかった二人の日本人、山県大弐と三島由紀夫/~「天秤の論理」を許せなかった”非日本教徒日本人”三島由紀夫~https://t.co/SvlXqqq8AX
12-14 06:40

■【実体語と空体語のバランス④】柳子新論について/~二権分立(朝廷・幕府並存)状態を正しくないと非難した山県大弐~https://t.co/cYPZOzAout
12-14 06:50

■【『檄文』の論理①】『檄文』は狂人の文章ではない/~三島由紀夫が「体をぶつけて死ぬ」といった対象は「憲法」ではなく、日本教の「天秤の世界」だった~https://t.co/j7zcLWHYJm
12-14 07:00

■【『檄文』の論理②】「非論理的正常人=司馬遼太郎」と「論理的狂人=三島由紀夫」/~人間という”支点”で論理を中断する者がノーマルな日本教徒~https://t.co/RB45sne244
12-14 07:10

■【『檄文』の論理③】日本教の教義第二条「人間の価値は”天秤の支点”の位置で決まる」/~人間を「純粋な人間」と「純粋ではない人間」にわける日本人~https://t.co/kO4fKZxI4K
12-14 07:20

■【神は空名なれど…①】鎌田柳泓(りゅうおう)の思想/~なぜ日本教は宗教で、日本人は無神論者なのか~https://t.co/2BDfw92gON
12-14 07:30

■【神は空名なれど…②】鎌田柳泓の『心学奥の桟(かけはし)』/~「神は空名(エンプティ・ネーム)なれど、名あれば理(リーズン)あり、理あれば応(レスポンス)あり」の日本教の世界~https://t.co/LbqNPgtG8C
12-14 07:40

■【神は空名なれど…③】日本教では神が被造物/「空名の神といえども敬わなければいけないことは知っている」という絶対に相手を受け入れない非寛容な言葉を「寛容で理解を示す態度だ」と信じ切っている日本人https://t.co/5xJibFo2ya
12-14 07:50

⑧【山本】古来、ローマのように政治が公開されていなかったことも手伝って、自らの歴史が構成できなかったようですね。【岸田】神経症の患者の治療も、やはり過去を再構成するんですよ。個人の幼児時代からの体験を再構成して、はじめて治る。【山本】同じことでしょうね。
12-14 08:12

⑨【山本】ところが日本人は何か時の勢いのようなものを信じていますからね。頼山陽なども、時の勢いだけである、などと言うし、いわゆる時勢に抗しきれないという考え方は、あきらかに歴史を「流れ」として捉えているんですね。【岸田】そうですね。決して構成するものではない。
12-14 08:42

⑩【山本】そのせいか、日本は、ある国が生まれると天壌無窮、永遠にその国が続くと考える傾向がある。今の中国なら中国、ソ連ならソ連がずっと続くんです。これまた旧約の世界とは正反対で、彼らは歴代の大帝国を幻想とみているんですよ。
12-14 09:12

⑪【山本】アッシリアがわれらを滅ぼし、ペルシアがわれらを滅ぼし、ギリシアがわれらを滅ぼし、ローマがわれらを滅ぼし……と延々続くんですが、次に進むと神はアッシリアを滅ぼし、ペルシアを滅ぼし、……と逆に延々と続く。そして、最後にわれらは残った、となる。
12-14 09:42

⑫【山本】こんな歌を子供にうたわせていたら、妙な民族ができると思うんですがねえ。(笑)とにかく大帝国というものは極限まで行ったら必ず消え去るものだという信念があるんですよ。日本は逆で、つねに万世一系。戦後体制ができると、永久に続くつもりでいるんです。
12-14 10:12

⑬【山本】また、イデオロギー不信ということが日本人には特徴的ですが、特に戦後はそうですね。何やかんや言っても、人は最終的に動かない。できちゃった体制だから、これでいいじゃないか、これを絶対化したってかまわないじゃないか、と考える。
12-14 10:42

⑭【山本】だから、憲法改正絶対反対なんですが、これは浅見絅斎が批判しているように最も保守的な伝統思想なんです。決して革新的でない。「天下を丸めたなら、それでいいじゃないか」というわけ。マッカーサーでも徳川家康でもいいんですな。
12-14 11:12

①【先例としきたり】【岸田】そうですね。自衛隊は、三島由紀夫が言ったように違憲なのは明らかなんだけれど、そこを問題にしない。明治憲法と同じで、憲法は絶対のものなんです。現実に憲法違反であるものを、憲法違反とは見ないという一種の自己欺瞞をおかして平気なんですね。
12-14 11:42

②【山本】だから法が機能してないという事ですよ。【岸田】元々原理(プリンシプル)としての法というのは、日本にはなかったんじゃないですか。【山本】ないですね。というのは形式的に律令格式がありながら何ら正統性をもたない幕府の執権の北条泰時…が平気で「貞永式目」を発布している。
12-14 12:12

③【山本】こんなことはヨーロッパでは考えられない。執権とは法的にいえば執事であって、立法権などない筈です。ところが面白いことに、彼はこれを「目録」としようとした。というのは、これは法ではなくて単なる目録だと言いたかったわけです。
12-14 12:42

④【山本】ですからその立法の根拠は不明なのに、法みたいになるんです。まあこれも「天下を丸めて」でしょう。【岸田】ヨーロッパではいわゆる三権分立です。司法と行政と立法の三つに分けて、それぞれ権力を分散することによって、権力が一手に集中する弊害を防ぐ行き方ですね。
12-14 13:12

⑤【岸田】それは法治民族としては賢明なやり方なんですが、日本の場合、僕は非常におもしろいと思っているんですけれど、江戸時代に北町奉行と南町奉行というのがあったでしょう。その北町奉行と南町奉行は一カ月ごとに交代するんです。あれもやっぱり権力の集中を防ぐやり方なんですね。
12-14 13:42

⑥【山本】なるほど。【岸田】奉行がひとつだと、そこに権力が集中してしまう。人間というのは権力を握れば悪いことをしますから。しかし、一カ月たつと、北町奉行は南町奉行と交代する。すると、南町奉行は、北町奉行の見逃がしたやつをつかまえたりすることができる。
12-14 14:12

⑦【岸田】ヨーロッパと違うところは、北町奉行と南町奉行は別の原則に立っているのではなく、完全に同じ機能、同じ役目なんです。徳川時代には、そういう権力の分散のしかたが合っていたんでしょうね。
12-14 14:42

⑧【岸田】原則ではなく、人間関係で動く日本の社会では、ヨーロッパ直輸入の三権分立ではなく、北町奉行と南町奉行といった、機能によってではなく、人間によって分けるやり方の方が、権力の分散のためには現在でも有効かもしれません。
12-14 15:12

①【山本】中東でもヨーロッパでも古い時代から権力へのチェックは様々な形で行われていましたね。日本には宗教法という概念がないが、向こうは宗教法によるチェックで、これだと法が絶対で支配者も絶対視されません。だから、正統性を勝手に創出して、私の言葉が法であるという人間はいない。
12-14 15:42

②【山本】主であれ、一般人であれ、すべて宗教法に従わなければならない。法には一切タッチさせない。これはセム族的発想で、法は常に権力者から独立しています。ユダヤでもイスラムでも同じで、その厳密な施行だけでいいのです。あと解釈の違いぐらいしか問題にならない。
12-14 16:12

③【山本】だけど、民主主義社会というのは違うんで、法がつくれる社会なんです。ここでは、どうやって法をつくるかということが一番大きな問題になってくるでしょうね。だから、近代的な独裁者というのは昔はいないわけです。今でもイスラム圏にはいないですね。
12-14 16:42

④【山本】たとえばホメイニ師ですが、彼には、今日からは私の言葉が法である、シャリーア(イスラム法)は廃止するとは言えない。これはサウジ・アラビアの王にも言えないです。この意味では近代的な独裁者は出現し得ないです。【岸田】ヒトラーはいなかった。
12-14 17:12

⑤【山本】ええ、ヒトラーが正統性を求めるとすれば、選挙で絶対権を与えられることですかね。昔はこれが成り立たないんで、正統性の創出ができない社会は、どんなに権力をもっているように見えてもヒトラーと違うんです。【岸田】そうですね。言ってみれば、唯一の権力者は神なわけですから。
12-14 17:42

⑥【山本】イスラムの社会ではうっかり自分に権力があるつもりで何かやると、パーレビみたいに追い出されるか、ファイサルみたいに殺されてしまう。西側から名君といわれたのはみんな最期はよくない。ホメイニ師だって、宗教法を完全に励行せよと言っているだけですよ。
12-14 18:12

⑦【山本】近代的独裁者というのは、当然のことながら近代社会にしか出てこないものです。ところが、日本というのは変な形でそれができなかった社会なんですね。【岸田】変な形といいますと?
12-14 18:42

⑧【山本】いつも、はっきりした法はなく、先例とかしきたりとか行政指導みたいなものが法のような形になって、それに反することはしてはいけないんですね。官僚社会はいまでもそうですけれど。だから、ヒトラーみたいな人間が出てくるのはちょっと不可能なんですよ。
12-14 19:12

⑨【山本】たとえば、家康が権力を握って、おれの言葉は法であるといって、なんでもかんでも変えることはとてもできない。結局、彼は新しい体制がつくれずに、戦後の体制を固定させただけです。
12-14 19:42

⑩【岸田】家康の権力といっても外様大名の領地内まで及んでいない訳で、支配している部分は限られていた訳ですから。【山本】幕府とは徳川藩の政府なのか、日本国政府なのか、最後までわからないです。日本人にはそういう事がちゃんとしてなければいけないという意識はそもそもないんですね。
12-14 20:12

⑪【山本】できてしまったらいいじゃないか、と。【岸田】だから、幕末にやってきた外国人から見れば、日本人はずるいとか、逃げているとしか思えない。【山本】そうです。日本国政府と条約を結んだつもりでも、徳川藩の政府にすぎないから、ほかの大名のところまで効力をもたない。
12-14 20:42

⑫【山本】日本には、ヨーロッパ的意味の、何らかの正統性を持ち、権力を行使しうる政府というのは常にないんですよ。【岸田】全く。今でもないんじゃないですか、甚だおかしい事ですが…。今の自民党も絶対多数だから、法的にいえば何やってもいい訳ですが、しかし、それはできないですものね。
12-14 21:12

⑬【山本】できないですよ。【岸田】安保条約の時の岸さんがいい例で、反対派を説得しないで一方的に強行すると、あれだけの非難がきますからね。どういう形にせよ、全員一致というか、反対派が納得しないとダメなんです。これは、絶対権力を持っていないということであって……。
12-14 21:42

⑭【山本】持ってないですよ。だから、それが何によって機能しているか、それが将来ともうまく行き得るかどうか、そういう問題になるでしょうね。日本は、大きな転換というのは絶対できない、と言っていいでしょう。【岸田】それはできないと思います。
12-14 22:12

⑮【岸田】しかし、そういう大きな転換というのはいかなる民族といえども不可能なんじゃないですか。【山本】だけど、イギリス人だと全員を説得してコンバージョンをさせれば、体制を変え得ると考えています。これはシドニー・ウェッブ(…社会主義者)なんかがはっきり持った思想です。
12-14 22:42

⑯【山本】彼はフェビアン協会をつくって、一生懸命、社会主義的な世界がいいものだということを人びとに説いた。それを人びとが受け容れれば、最終的には労働党ができ、それが多数になって、現体制の中で、社会主義国家をつくり得るという信念を持っていました。
12-14 23:12

⑰【山本】フランスでも、憲法改正をやれば第四共和制を転換して第五共和制になしうるでしょう。
12-14 23:42

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山本七平bot(@yamamoto7hei)がつぶやくツイートを日毎にまとめるブログです。
ちなみに、今までこちらのアドレスに存在したブログ「一知半解なれども一筆言上」管理人がつぶやくツイートまとめ記事は→http://yamamoto8heitweets.blog.fc2.com/ へ引越しいたしました。よろしくどうぞ。

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