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12/07のツイートまとめ

yamamoto7hei

■山本七平botまとめ/【1990年代の日本/1990年に向けて③】潜主(テュラノス)を生み出す民主制を制御するため「法(ノモス)を王(支配者)の上に置く」のが西欧民主主義の基本https://t.co/DmrSMyttO4
12-07 00:00

■山本七平botまとめ/【1990年代の日本/1990年に向けて④】国民が自ら法を創出する体制が民主主義/マスコミが「なるなる論」と「徳治」を唱えても無意味https://t.co/TOQXXDslSo
12-07 00:10

■山本七平botまとめ/【1990年代の日本/1990年に向けて⑤】政治倫理を声高に叫んだり、自浄作用に期待したりするのは非民主主義的な考え方https://t.co/sVZY1h6RlO
12-07 00:20

■山本七平botまとめ/【21世紀への課題】日本社会に欠けている「科学」と「民主主義」/「近思録的擬似科学」と「民主主義もどき」な伝統を自覚し、欠けた部分を補うのが21世紀の日本の課題https://t.co/yMooh5at4W
12-07 00:30

■山本七平botまとめ/【文庫版へのあとがき】マッカーサーという”権威”から与えられた憲法は変えられない/「式目と幕府」という日本独自の伝統で現実に対処せよhttps://t.co/COrdHvosd0
12-07 00:40

■山本七平botまとめ/【報道の深層心理】地球村の「負い目の裏目」に配慮がまったく無い日本のマスコミhttps://t.co/6bCbvgKbeT
12-07 00:50

■山本七平botまとめ/【日本語の国際化】日本語の国際化に伴う「仲間うち」の批判や非難が孕む問題点/日本語圏内の「仲間うちの理解」を前提とした言論は日本を誤解させるだけhttps://t.co/Sh22pwt1Vo
12-07 01:00

■山本七平botまとめ/【出版倫理と読者】民主主義社会の原則は内的規範と外的規範の峻別/~どのような悪逆な妄想にふけろうと、その行為が法に触れた場合のみ法的規制の対象となる~https://t.co/Z5XQVttWnC
12-07 01:10

■山本七平botまとめ/【法と倫理の間】「法の前に人は平等」と「期待の倫理」/~「民主的」の名のもとに中国の専制政治の考え方「”聖人君子”政治倫理法」が復活しかねない日本社会~https://t.co/IxaE2JWKC6
12-07 01:20

■山本七平botまとめ/【法は大信、言は喜怒】大衆社会とは「大衆帝王」の時代/~義憤にかられ、憲法で保障された個人の基本的権利を否定するようになれば、七世紀の中国にも劣る~https://t.co/FMhln1DpKn
12-07 01:30

■山本七平botまとめ/【日本資本主義の精神/まえがき】明治と戦後の”発展”をもたらし、太平洋戦争という”破滅”をもたらした「呪縛(伝統)」に無自覚なままの日本人https://t.co/EE48KDK0cG
12-07 01:40

■山本七平botまとめ/【日本のこれまでを支えたものは何だったのか①】日本の社会を動かす「見えざる原則」https://t.co/LYwAmAFskA
12-07 01:50

■山本七平botまとめ/【日本のこれまでを支えたものは何だったのか②】輸入の「タテマエ」で他を批判し、自分は「見えざる原則」で行動するという”行き方”を相互に批判しないのが日本の原則https://t.co/V0PSGdWetK
12-07 02:00

■山本七平botまとめ/【日本のこれまでを支えたものは何だったのか③】「世間という書物」から日本の社会構造と各人の精神構造を学び取るも、それを「言葉に出来ない」失語症的状態の中小零細企業主https://t.co/mhEOrOwidD
12-07 02:10

■山本七平botまとめ/【日本のこれまでを支えたものは何だったのか④】日本ではアメリカ式経済学、経営学は役に立たないhttps://t.co/OuZJrXKGzt
12-07 02:20

■山本七平botまとめ/【日本のこれまでを支えたものは何だったのか⑤】終身雇用契約のない終身雇用https://t.co/2SAvjX2DLa
12-07 02:30

■山本七平botまとめ/【日本のこれまでを支えたものは何だったのか⑥】徳川時代の年功序列制(丁稚、手代、番頭、大番頭、宿這入り、暖簾分け)/中小企業の年功序列制は徳川時代に完成していたhttps://t.co/U0Dzh7GuH7
12-07 02:40

■山本七平botまとめ/【日本のこれまでを支えたものは何だったのか⑦】仕事は経済的行為ではなく精神的行為/会社という”共同体”には、機能集団として必須の「組織の原則(社規・就業規則)」は必要なかったhttps://t.co/smntvhs0Qt
12-07 02:50

■山本七平botまとめ/【日本のこれまでを支えたものは何だったのか⑧】日本の会社は、機能集団と共同体の二重構造https://t.co/2xpcmHnUy0
12-07 03:00

■山本七平botまとめ/【戦中・戦後をつらぬく"目"①】フィリピン従軍体験についてhttps://t.co/ZrDoctx9Qk
12-07 03:10

■山本七平botまとめ/【戦中・戦後をつらぬく"目"②】現代は社会的居候を養っていける社会https://t.co/K8JJDVMU0o
12-07 03:20

■山本七平botまとめ/【戦中・戦後をつらぬく"目"③】投降についてhttps://t.co/TKxWgLPT7R
12-07 03:30

■山本七平botまとめ/【裏切者ヨセフスの役割①】キリスト教徒の聖書副読本だったヨセフスの「ユダヤ古代誌」/ヨセフスがいなければキリスト教はなかったかも知れない。https://t.co/ePmSzSNpfx
12-07 03:40

■山本七平botまとめ/【裏切者ヨセフスの役割②】ヨセフスの全著作を二十世紀まで残した「フラウィウス証言」https://t.co/Pp3uMcjiyZ
12-07 03:50

■山本七平botまとめ/【裏切者ヨセフスの役割③】キリスト教徒の始祖をアブラハムにしてしまったヨセフスhttps://t.co/yCUIEpSyNW
12-07 04:00

■山本七平botまとめ/【裏切者ヨセフスの役割④】いたるところに存在する「聖書」とヨセフスの著作「ユダヤ古代誌」との混同https://t.co/iEX4ARqAcR
12-07 04:10

■山本七平botまとめ/【裏切者ヨセフスの役割⑤】人類史に類例がないような数奇な運命を辿ったヨセフス/~ローマ支配下においてユダヤ人とギリシャ人が抗争した理由とは~https://t.co/seFRtvPNys
12-07 04:20

■山本七平botまとめ/【裏切者ヨセフスの役割⑥】ユダヤ人とギリシア人の抗争に手を焼いていたローマ帝国https://t.co/TNMuLyfT4d
12-07 04:30

■山本七平botまとめ/【裏切者ヨセフスの役割⑦】自信家で自己宣伝屋だったヨセフスhttps://t.co/lqFSfY5Q2D
12-07 04:40

■山本七平botまとめ/【裏切者ヨセフスの役割⑧】過激派のリーダーになってローマとの停戦を目論んだヨセフス/~ローマ帝国との戦いであり、下層階級による革命でもあったユダヤ戦争~https://t.co/3nsKkkUfMM
12-07 04:50

■山本七平botまとめ/【裏切者ヨセフスの役割⑨】ヨセフスの予型論(タイポロジー)/~ガリラヤ軍の総指揮官ヨセフスがヨタパタ陥落で取ったローマへの降伏という選択肢~https://t.co/whXswkcYdP
12-07 05:00

■山本七平botまとめ/【裏切者ヨセフスの役割⑩】全員の自決を強要する同胞との戦いを”神の摂理”によって回避したヨセフスhttps://t.co/NfupLhuUd9
12-07 05:10

■山本七平botまとめ/【裏切者ヨセフスの役割⑪】皇帝ネロの粛清を恐れたウェスパシアノスを突き動かしたヨセフスの予言https://t.co/nrERMtkCg0
12-07 05:20

■山本七平botまとめ/【裏切者ヨセフスの役割⑫】ローマ帝国に充満した反ユダヤ的主張に徹底反論し、自国の歴史と自民族の偉大性をローマ世界に広く紹介した超一流の宣伝マン、ヨセフスhttps://t.co/szYnyROjT7
12-07 05:30

■山本七平botまとめ/【裏切者ヨセフスの役割⑬】律法(トーラー)を歴史(ヒストリア)にしてしまい、ギリシア・ローマ世界を根本から変えてしまったヨセフスhttps://t.co/huouG6BhLe
12-07 05:40

■【言葉の踏絵と条理の世界①】不思議な殉教/自由主義者を名乗ろうがマルクス主義者を名乗ろうがクリスチャンを名乗ろうが、全ては「一向宗」に過ぎない日本教徒https://t.co/ghFSazK2xG
12-07 05:50

■【言葉の踏絵と条理の世界②】踏絵と焚香/「踏絵の日本」と「焚香のアメリカ」/”無意識の前提(日本教)”を意識しないが故に「言葉の踏絵」の世界から抜け出せない日本人https://t.co/5PaAg6LoPW
12-07 06:00

■【言葉の踏絵と条理の世界③】論理と条理/~日本語とは「論理(ロゴス)無き言葉(ロゴス)」の宗教用語~https://t.co/Fp6b6nRRuJ
12-07 06:10

■【実体語と空体語のバランス①】天秤の世界/なぜ日本人は狡猾であると思われるのか/”実体語”と”空体語”のバランスからなる日本教の不思議な世界「天秤体制(バランスクラシー)」https://t.co/q4Z6tKe97c
12-07 06:20

■【実体語と空体語のバランス②】攘夷論者が政権を取った途端、開港した理由/~初代駐日領事タウンゼント・ハリスに「正義、真実の何たるかを知らない」と評された日本人~https://t.co/yFEegAWMjw
12-07 06:30

■【実体語と空体語のバランス③】日本において生存を許されなかった二人の日本人、山県大弐と三島由紀夫/~「天秤の論理」を許せなかった”非日本教徒日本人”三島由紀夫~https://t.co/SvlXqqq8AX
12-07 06:40

■【実体語と空体語のバランス④】柳子新論について/~二権分立(朝廷・幕府並存)状態を正しくないと非難した山県大弐~https://t.co/cYPZOzAout
12-07 06:50

■【『檄文』の論理①】『檄文』は狂人の文章ではない/~三島由紀夫が「体をぶつけて死ぬ」といった対象は「憲法」ではなく、日本教の「天秤の世界」だった~https://t.co/j7zcLWHYJm
12-07 07:00

■【『檄文』の論理②】「非論理的正常人=司馬遼太郎」と「論理的狂人=三島由紀夫」/~人間という”支点”で論理を中断する者がノーマルな日本教徒~https://t.co/RB45sne244
12-07 07:10

■【『檄文』の論理③】日本教の教義第二条「人間の価値は”天秤の支点”の位置で決まる」/~人間を「純粋な人間」と「純粋ではない人間」にわける日本人~https://t.co/kO4fKZxI4K
12-07 07:20

■【神は空名なれど…①】鎌田柳泓(りゅうおう)の思想/~なぜ日本教は宗教で、日本人は無神論者なのか~https://t.co/2BDfw92gON
12-07 07:30

■【神は空名なれど…②】鎌田柳泓の『心学奥の桟(かけはし)』/~「神は空名(エンプティ・ネーム)なれど、名あれば理(リーズン)あり、理あれば応(レスポンス)あり」の日本教の世界~https://t.co/LbqNPgtG8C
12-07 07:40

■【神は空名なれど…③】日本教では神が被造物/「空名の神といえども敬わなければいけないことは知っている」という絶対に相手を受け入れない非寛容な言葉を「寛容で理解を示す態度だ」と信じ切っている日本人https://t.co/5xJibF6r9A
12-07 07:50

①【組織と共同体/生きがいのパターン】【山本】詰腹を切るというケースがありますね。責任が一人の人間に徐々に集中してゆくシステム。その人間が腹を切ると他は一切免責になる。<岸田秀との対談集『日本人と「日本病」について』
12-07 08:12

②【岸田】罪や穢れをその人に集めておいて、その人が死ぬと、死んだ本人も周囲の人も、全て純粋になって万事解決。じつは問題は何ひとつ解決していないんですが。
12-07 08:42

③【山本】要するに根本にあるのは、この場合も純粋な子供の主観主義と同じで、自分の内心でなにか物事が解決すると、自分の外の社会にある問題も同時に解決していなくてはいけないというパターンですね。
12-07 09:12

④【岸田】だから、必勝の信念が勝利を生むのであるし、負けたのは必勝の信念が足りなかったからということになる。【山本】戦後は「まだ民主化が足りない」。(笑)
12-07 09:42

⑤【岸田】ガダルカナル戦で、最初に戦った一木支隊が全滅し、その後の川口支隊も散々な目にあって、その挙句川口少将が、敵の情勢を分析して戻ってくる。しかし軍司令部への報告は全て弱気と一蹴されるわけです。失敗がまるで教訓にならない。だから、同じ失敗をまたやらかす。
12-07 10:12

⑥【山本】”幻の小沼報告”というのもありましてね。…小沼という人は陸大はじまって以来の秀才と言われた人で、第十四方面軍の参謀副長だったんですが、この人がノモンハンの調査に行って「小沼報告」を提出する。日本の戦車は全部役に立たないと書いてくるんです。
12-07 10:42

⑦【山本】何しろフィリピンの時でもブリキのような装甲板の薄い八九式戦車の中にいると、障子紙で回りを囲ってあるのより始末が悪い、と兵隊が訴えるんです。自分は飛び出せないのに砲弾は貫通する。縛られて処刑されるようなものですから。
12-07 11:12

⑧【山本】しかし、その報告は士気に関わるとして書き直しを命じられる。そりゃ確かに突撃する兵隊の倫理としては、必勝の信念という心理的空気は必要でしょう。しかし、それは軍を統率する人間の倫理ではあり得ない。その区別がまるでついていなかったんですね。【岸田】仰る通りです。
12-07 11:42

①【山本】まあ、しかし、日本人に限らず、共同体に尽くす行為は、限定的であれ、一応無私の行為ではありますね。アメリカ人も教会に対しては皆色々と無料奉仕をするわけです。教会のバザーに出品して売れ残ると、自分で買ってしまうような変な奉仕もする。<『日本人と「日本病」について』
12-07 12:12

②【山本】ところが、そういう人間が、会社などの機能集団では、一番うるさく交渉して高い月給を取ってくるんです。つまり出稼ぎのようなもので、教会が純粋なら、こちらは不純の世界でいい。まず完全に純粋な人間なんて、どこの国にもいないのに、日本人は”いる”と幻想しているんですよ。
12-07 12:42

③【山本】ですから労働者の生きがいにしても欧米人は決して機能集団にそれを求めたりしませんね。この間もアメリカの経営雑誌で見たんですが、生きがいを感じさせる為にコンベアー・システムを廃止して円いテーブルを囲んで作業させるといっても、アメリカでは絶対に労働組合が納得しないだろう、と。
12-07 13:12

④【山本】つまり、彼らはそんな事に生きがいを感じなくてもいいんです。それより早く仕事が終わった方がいい。ストの時、線路を歩いて教会へ行けば、立派な事だと彼らも評価されるでしょうが、契約の対象には絶対にそんな事はしない。それで賃金を上げてくれるわけではないんですから。
12-07 13:42

⑤【岸田】日本人は家庭から会社まで、何にでも生きがいの場を求めますから、かえってマイナスも多かろうと思うんですよ。戦争にしてもそうだ。個々の兵隊が、おれは戦っているぞ、と生きがい、または死にがいを感じられるようなやり方をする。
12-07 14:12

⑥【岸田】バンザイ突撃なんかそのいい例ですね。戦果なんかはほとんどなくて、ただ敵弾の餌食になるだけ。しかし、個々の兵士の主観的な、自己犠牲的な愛国心は最高度に発揮されたというわけです。
12-07 14:42

⑦【岸田】ぼくは、日本軍の参謀のなかで類まれな冷静な人として沖縄戦の八原参謀を高く買っているんですが、彼はいわゆる総攻撃という名の自殺的突撃にはやる他の者達を押さえて、アメリカ軍に与える打撃を最大限にするという観点から、作戦をたてた参謀ですね。
12-07 15:12

⑧【岸田】しかし、こういう種類の参謀や司令官は、日本人には人気がないんです。実際にはムダでも、一見、勇ましそうな作戦をたてる参謀や司令官のほうが人気があるんです。そのほうが生きがいや死にがいを持たせてくれるからですかね。
12-07 15:42

⑨【岸田】生きがいとか死にがいというのは主観の世界だから組織化しにくいでしょう。そういうものを基準にして軍を動かせば組織として機能不全になります。【山本】これは組織にはなりません。それで思い出しましたけど、ドイツの軍隊では戦車兵は戦車を運転する職人になりきっているんです。
12-07 16:12

⑩【山本】日本の自衛隊を訪ねてまず気づくのは、昔でいう一兵卒に至るまで全員、国を憂えている。国を憂うるのは兵の仕事ではないんですが、憂えている方が立派なんです。例えば昔の日本軍でも射撃が秀れているなどという技量はそれほど評価されず、憂えている方が評価された面がありました。
12-07 16:42

⑪【山本】この違いは、考えてみれば当たり前なのであって、ドイツ軍は命令で動く機能集団ですから、彼らにもし、国を守る気概を持て、なんていったら、気概さえ持てばそれでいいのか、と反問されるに違いない。【岸田】日本軍とヨーロッパやアメリカの軍隊との大きな違いがそこにありますね。
12-07 17:12

⑫【岸田】日本では、軍隊というものも共同体になるから、共同体の秩序原理が働いて合理的な作戦がとれなかったということがありますね。たとえばガダルカナルとか、その前の上海戦などは典型的で、派兵について内部で意見が対立する。すると、足して二で割るようなことをしたんですね。
12-07 17:42

⑬【岸田】三万の兵力があれば勝てる、それがダメならば負けるという時に、三万送れないなら全然送らない方がいいのに、三万送れという意見とやめろという意見の間を妥協させて一万五千送っちゃうんです。そして、ムダになっちゃう。軍隊が共同体だから、そういう事が起こるんですね。
12-07 18:42

⑭【山本】そうなんです。【岸田】和を重んじますから。【山本】内務班からして共同体でしょう。共同体では、人情部隊長というのがいないと兵隊は動かない。仕事一本槍の課長がいいか、人情課長がいいか、というアンケートをとると、戦前戦後、一貫して圧倒的に人情課長なんですね。
12-07 19:12

⑮【山本】つまり、プライバシーにタッチしてくれなくちゃ嫌なわけ。【岸田】いわば課長はお父さん。【山本】係長ぐらいだとお兄さん。そこには大変なマイナスがあるが全員一致して何かやる時には局部的には非常に能率を上げるんです。組織と共同体と両方の原理がプラスに作用するんです。
12-07 19:42

①【岸田】日本が太平洋戦争でメチャクチャ負けた事と、戦後の経済発達でこんなにうまくいった事とは、無関係な事ではありませんね。戦争では死ぬという事。死ぬとダメなんですね。機能だけの存在じゃないから、ある人間が欠けたら、同じ能力のある他の者をつれてきても交替がきかない。
12-07 20:12

②【岸田】アメリカ軍だったら、同じ能力を持った者を入れれば済むわけですけれど、日本軍では中隊なら中隊が共同体としてまとまっているから、だれかが死んだ場合、同じ能力のある他の人間を入れてもうまくいかないんです。【山本】同じ小銃が何挺あってもダメなんですね。
12-07 20:42

③【岸田】戦争と違って、会社だと、そんなに死ぬわけじゃない。共同体は同じメンバーで続いていきます。太平洋戦争中の作戦のまずさ、失敗と、戦後の経済成長の成功とは、同じ条件がからんでいると思います。
12-07 21:12

④【岸田】近頃、『ジャパン・アズ・ナンバーワン』という本などが出て、日本式経営というものが外国でも評価されはじめていますが、これは、戦争という場面ではうまくいかなかった日本式やり方が、戦後の平和時代にはうまくいったということですよ。
12-07 21:42

⑤【岸田】大英帝国は完全に没落したし、戦後のイギリス経済は、落ち目になる一方です。アメリカだって、いろいろな部門で日本に押されて、日米経済摩擦ということが起こってきているわけです。
12-07 22:12

⑥【岸田】欧米式のやり方がうまくゆくのは、大英帝国の繁栄なんか見てもわかるように、つねに拡張し、他国を侵略し、どんどん植民地をつくっていくということが自由にやれたという条件のもとにおいてですね。
12-07 22:42

⑦【岸田】アメリカなんかでも、フロンティアがあって、西へ西へとどこまでも進んでいける、アメリカ大陸の西海岸に達したら、さらに、ハワイへ、フィリピンへ、中国へ、日本へと進んでいけるという条件のもとではじめて、アメリカ式のやり方がうまくいくわけです。
12-07 23:12

⑧【岸田】労働者だって、使い古したら、どんどん首を切って新しいのと入れ替えることができたわけです。戦争とか侵略とかの場合は、向こうのやり方は実に合理的なんです。ところが、現在では、戦争をするわけにはいかない、植民地を獲得することはできない。
12-07 23:42

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山本七平bot(@yamamoto7hei)がつぶやくツイートを日毎にまとめるブログです。
ちなみに、今までこちらのアドレスに存在したブログ「一知半解なれども一筆言上」管理人がつぶやくツイートまとめ記事は→http://yamamoto8heitweets.blog.fc2.com/ へ引越しいたしました。よろしくどうぞ。

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