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11/29のツイートまとめ

yamamoto7hei

■山本七平botまとめ/【言葉を重んじるセム族の伝統①】すべてを言葉にしなければ無効/字引きも作らずに親アラブとは……https://t.co/gh0ToWEv4l
11-29 00:00

■山本七平botまとめ/【言葉を重んじるセム族の伝統②】/「初めに言葉あり」の真意/「いわく言い難い」ものはないhttps://t.co/CVrgzB9ECD
11-29 00:10

■山本七平botまとめ/【正統と異端・護教論とその裁定①】仏教と十字架のキリスト/新約編集史=西洋の精神形成史/日本には生じなかった護教(弁護)論https://t.co/Ih1P39kryL
11-29 00:20

■山本七平botまとめ/【正統と異端・護教論とその裁定②】古い護教論の一例/アピオンの批判とヨセフスの反論https://t.co/SlZdQ6pXzi
11-29 00:30

■山本七平botまとめ/【正統と異端・護教論とその裁定③】裁定者ローマ皇帝の前での討論/ローマ皇帝の裁定/日本に予想される困難https://t.co/8Sw5jToxXl
11-29 00:40

■山本七平botまとめ/【言葉の差――神概念の相違】神・エロヒム・テオス/「私はBeingである」とは/この基本的相違をどうするかhttps://t.co/aEwOPwlS5n
11-29 00:50

■山本七平botまとめ/【ものの見方の差】日本にない対立概念/日本のばあいは二元論/すべてに誤る善玉悪玉観/ローマ法の世界と自然法の世界https://t.co/eGsR6YlB4M
11-29 01:00

■山本七平botまとめ/【偉大なるリアリスト・孔子の素顔/乱世にひたすら秩序を求め続けた「偉人」の生涯①】シャカやキリストのような”生誕伝説”のない孔子/「十有五にして学を志す」――晩学・独学による出発https://t.co/aoMDhCwH4b
11-29 01:10

■山本七平botまとめ/【偉大なるリアリスト・孔子の素顔/乱世にひたすら秩序を求め続けた「偉人」の生涯②】「冨」は否定せず、それを得る自らの規範こそが問題/教育は「時に興り、礼に立ち、楽に成る」/「三十にして立つ」古典の学習は終了https://t.co/aQG3oQ3B3O
11-29 01:20

■山本七平botまとめ/【偉大なるリアリスト・孔子の素顔/乱世にひたすら秩序を求め続けた「偉人」の生涯③】周王朝の伝統「礼」に新しい秩序の理念を発見/いかなる体制であれ、秩序は常に「形」を伴うhttps://t.co/UxRjY8quVD
11-29 01:30

■山本七平botまとめ/【偉大なるリアリスト・孔子の素顔/乱世にひたすら秩序を求め続けた「偉人」の生涯④】「四十にして惑わず」政略家・孔子の誕生/「天命を知る」模範国家の実現に腐心する政治家・孔子https://t.co/duX7TH3O3J
11-29 01:40

■山本七平botまとめ/【偉大なるリアリスト・孔子の素顔/乱世にひたすら秩序を求め続けた「偉人」の生涯⑤】何度も起こった孔子暗殺未遂事件/高弟顔淵の死、最愛の弟子子路の死/「古典」とは、常に人の発想を新たにするものhttps://t.co/Oc4TbUYs0w
11-29 01:50

■山本七平botまとめ/【変換期にみる日本人の柔軟性/ベンチャーの精神①】明治における企業はすべてベンチャービジネスであったhttps://t.co/2AoPvf6IEo
11-29 02:00

■山本七平botまとめ/【変換期にみる日本人の柔軟性/ベンチャーの精神②】「これより先に行くな(non plus ultra)」というタブーを破った元祖ベンチャービジネスマン、コロンブスhttps://t.co/KgSzuOrWyR
11-29 02:10

■山本七平botまとめ/【変換期にみる日本人の柔軟性/ベンチャーの精神③】創業者が備えている三つの才能、シーアー(予言者)、アジテイター(煽動者)、オルガナイザー(組織者)https://t.co/L8Mcts3Kxp
11-29 02:20

■山本七平botまとめ/【変換期にみる日本人の柔軟性/ベンチャーの精神④】創造的破壊者であったコロンブスの末裔たちhttps://t.co/LMxGcq8azU
11-29 02:30

■山本七平botまとめ/【変換期にみる日本人の柔軟性/企業家の精神①】三百年続いた幕藩体制の経済的側面を支えた「勤労のエートス」と「企業家精神」https://t.co/rB7N2I5jHZ
11-29 02:40

■山本七平botまとめ/【変換期にみる日本人の柔軟性/企業家の精神②】上杉鷹山の企業家精神https://t.co/a6rsVHYICh
11-29 02:50

■山本七平botまとめ/【変換期にみる日本人の柔軟性/企業家の精神③】日本資本主義の特色https://t.co/FYSSMEP7D6
11-29 03:00

■山本七平botまとめ/【変換期にみる日本人の柔軟性/企業家の精神④】武家の伝統に忠実だった”ニューマン”織田信長https://t.co/Qlkc3EFtag
11-29 03:10

■山本七平botまとめ/【変換期にみる日本人の柔軟性/企業家の精神⑤】企業家精神の持ち主はチェンジ・テーカー(変化を受ける人)ではなく、チェンジ・メーカー(変化を作り出す人)https://t.co/vnRtWocvkn
11-29 03:20

■山本七平botまとめ/【変革期にみる日本人の柔軟性/科学技術の導入①】明治期の進歩的文化人にとって排除すべき迷信に過ぎなかった宗教https://t.co/ihAOE8BQpa
11-29 03:30

■山本七平botまとめ/【変革期にみる日本人の柔軟性/科学技術の導入②】新しい技術や製品に対し、宗教規範や生活規範に基づく拒否反応が一切無かった明治の庶民https://t.co/h52NrZwTiH
11-29 03:40

■山本七平botまとめ/【変革期にみる日本人の柔軟性/科学技術の導入③】無宗教的・擬似科学的・近思録的世界観の持ち主、日本人https://t.co/2fTXCk0jA3
11-29 03:50

■山本七平botまとめ/【変換期にみる日本人の柔軟性/「不易」と「流行」①】先入観や偏見が一切無く「情報敏感人間」であった不倒翁、渋沢栄一https://t.co/k018vBlbCu
11-29 04:00

■山本七平botまとめ/【変換期にみる日本人の柔軟性/「不易」と「流行」②】「富国強兵」を目標とした大久保利通、それに逆らい「富国富民」という目標に邁進した渋沢栄一https://t.co/nVkK9YiDDs
11-29 04:10

■山本七平botまとめ/【変換期にみる日本人の柔軟性/「不易」と「流行」③】流行には敏感だったが、それにおぼれることが無かった「不易」の人、渋沢栄一https://t.co/L4WVks9CTq
11-29 04:20

■山本七平botまとめ/【十五年周期仮説でみる昭和史/戦後のパイロット・プラント、大正①】終戦と大正自由主義https://t.co/nevtfW8hPV
11-29 04:30

■山本七平botまとめ/【十五年周期仮説でみる昭和史/戦後のパイロット・プラント、大正②】戦後よりも、よりよく機能した大正民主主義https://t.co/Cuos11IP36
11-29 04:40

■山本七平botまとめ/【十五年周期仮説でみる昭和史/戦後のパイロット・プラント、大正③】自由主義・資本主義堅持という「不易」の方針が無かった為に失敗した昭和https://t.co/wamx7TD0zN
11-29 04:50

■山本七平botまとめ/【十五年周期仮説でみる昭和史/昭和における変動①】マスコミが騒ぐ話題の予測は当たらないhttps://t.co/rq1vr99YYi
11-29 05:00

■山本七平botまとめ/【十五年周期仮説でみる昭和史/昭和における変動②】日本の革新勢力が保守よりも保守的な理由/「保守のための革新」が明治以降の日本人の生き方https://t.co/sQLu9StFAx
11-29 05:10

■山本七平botまとめ/【十五年周期仮説でみる昭和史/昭和における変動③】意識の転換は商品の選択に現れる/オイルショック後紙くず化したベストセラー田中角栄伝https://t.co/swwKnZJAyA
11-29 05:20

■山本七平botまとめ/【十五年周期仮説でみる昭和史/昭和における変動④】明治以来一貫してエネ不足に苦しんだ日本において唯一の例外だった1960年代https://t.co/k6WDpMTRc3
11-29 05:30

■山本七平botまとめ/【十五年周期仮説でみる昭和史/昭和における変動⑤】エネ不足にお家芸「維持のための変革」で対応することしかできない日本https://t.co/aeqvqdRoKp
11-29 05:40

■山本七平botまとめ/【十五年周期仮説でみる昭和史/昭和における変動⑥】高齢化社会が若者の保守化・老成化を促進するhttps://t.co/Na53iNRYyu
11-29 05:50

■山本七平botまとめ/【十五年周期仮説でみる昭和史/昭和における変動⑦】日本の社会保障が高福祉高負担にならない理由/社会的階級意識がなく、一揆的一体感が優先する日本社会https://t.co/dDmJ49jR7Z
11-29 06:00

■山本七平botまとめ/【十五年周期仮説でみる昭和史/昭和における変動⑧】会社組織という機能集団が”一揆的共同体”に転化している日本社会https://t.co/AgDDp8JJ9g
11-29 06:10

■山本七平botまとめ/【十五年周期仮説でみる昭和史/昭和における変動⑨】日本社会における高齢者問題は共同体内に隠居制を設けて対応すべしhttps://t.co/i7eoF5KcIL
11-29 06:20

■山本七平botまとめ/【1990年代の日本/潜在化する意識の転換①】1990年代の日本は休養・休止願望の時代https://t.co/mX3EYyTXt8
11-29 06:30

■山本七平botまとめ/【1990年代の日本/潜在化する意識の転換②】日本人の休養・休止願望が招いた「仕事本位なアメリカ人など居ない」という誤った思い込みhttps://t.co/HRVM13QzBg
11-29 06:40

■山本七平botまとめ/【1990年代の日本/潜在化する意識の転換③】実態から程遠い「日本健全、アメリカ不健全、日本人働き蜂、アメリカ人レジャー本位」という印象批評https://t.co/bUtA1yNfdz
11-29 06:50

■山本七平botまとめ/【1990年代の日本/潜在化する意識の転換④】休養・休止願望期における安易な無責任論的主張「なるなる論」https://t.co/PKFawKxw4X
11-29 07:00

■山本七平botまとめ/【1990年代の日本/潜在化する意識の転換⑤】「なるなる論」から「する論」へと「なる」危険性/大戦争を「した」のではなく、いつの間にか大戦争に「なっていた」戦前の日本https://t.co/CTbs3r17KX
11-29 07:10

■山本七平botまとめ/【1990年代の日本/潜在化する意識の転換⑥】「倫理を叫ぶマスコミ」ではなく「商法改正」によって封じ込められた総会屋https://t.co/eQPpoepmeo
11-29 07:20

■山本七平botまとめ/【1990年代の日本/潜在化する意識の転換⑦】合理的な新しい法が新しい常識をつくるhttps://t.co/md0nQVXcMU
11-29 07:30

■山本七平botまとめ/【1990年代の日本/1990年に向けて①】日本の国際的地位を保証する大前提「経済的優位の維持」は大丈夫か?https://t.co/GDrfpmfpAx
11-29 07:40

■山本七平botまとめ/【1990年代の日本/1990年に向けて②】日本民族の履歴書の中には西欧民主主義(ウエスタン・デモクラシー)という言葉はないhttps://t.co/1FZNr23XqZ
11-29 07:50

④【岸田】燃料補給を無視して惨敗したというけれども、日本にだって昔から「腹がへっては戦さはできぬ」 というちゃんとした戒めがあるんですよね。それを当時の「空気」は簡単に無視しちゃった。【山本】つまり「水」をぜんぶ封じておいて「空気」をつくっていくわけです。
11-29 08:12

⑤【山本】連合赤軍にしても、まず、絶対に水を差されない状態に自己を置いて、つぎに、水を差しそうな者をつぎつぎと封じていったでしょう。ただね、水を差すのは制御装置として効果はあるけれども、これはあくまで論争ではないから次にどうすべきかの指針はでてこない。
11-29 08:42

⑥【山本】また別の「空気」ができるだけなんです。そして、あいつは年中ひとの言うことに水を差す、といって嫌われる。だいたい日本人は、将来に仮説をつくって対策を考えておくことが大変嫌いなんです。太平洋戦争に負けた時の対策というものは考えない。
11-29 09:12

⑦【岸田】負けた時の事なんか考えたら、本当に負けちゃうという発想ですよ。【山本】そういう奴がいるから負けるんだ、と。いわば敗北主義者という事ですね。【岸田】精神分析でも「思考の全能」と名づけていましてね、幼児は思考の全能で、言えば実現するという思考形式を持っている。
11-29 09:42

⑧【岸田】つまり、言語と現実が切り離されてないんですね。【山本】だから、それが切り離されていない状態で言論の自由をいくら唱えても、無理なんです。【岸田】ええ。言ったことが実現するというのは、自分の中に全能感があるということなんですがね。
11-29 10:12

⑨【岸田】ヨーロッパでは全知全能の神というものをつくって、全能感を全部そっちへやっちゃった。つまり不合理なものを神に押しつけちゃったんだな。人間のほうは合理性でいこうというわけで、使い分けをしたんですよ。
11-29 10:42

①【棚上げの原理】【山本】つまり絶対性を神に託することによって人間はすべて相対的になり得る。これは政治体制もそうですよね。人間社会における不合理をだんだん棚上げしていっちゃうわけです。<岸田秀との対談集『日本人と「日本病」について』
11-29 11:12

②【山本】イギリスがその典型で棚上げの対象が王室です。だから、国主を戴いた共和国、とこうなる。体制からみるとイギリスは非常におもしろい国で、「国会は国権の最高機関にして…」なんてことはどこにも書いてない。今もって女王陛下の軍隊であり、女王陛下の下院なんです。
11-29 11:42

③【山本】民主主義社会になぜ王室なんでものがあるんだというかわりに、不合理性をそこに棚上げして、下院は合理性でいこうや、というわけです。
11-29 12:12

④【岸田】人間はそもそも不合理な存在であり、不合理な面があるんです。これをどう処理するかが問題なのであって、人聞を合理的な存在、だと信ずることが一番危険です。【山本】これは危険ですね。そういう意味で面白いのは、言葉ですよ。『バベルへの挑戦』…という本があるんです。
11-29 12:42

⑤【山本】これは人工語の研究でしてね、エスペラントだけじゃなく、ヨーロッパ人は著者のパウル・ロナイが挙げているだけで六百種ぐらいの人工語を作っているんです。その発想というのが合理主義の探求なんです。完全に合理的な言葉を作ろうというので、色々な人間が何回も繰り返し試みているんです。
11-29 13:12

⑥【山本】色んな事を考えるものでしてね、例えば「A」を動物とすると、「B」をその中の哺乳類、「C」を霊長類、「D」をなんとかとし、「ABCDE」と書けば人間を表わすというんですな。つまり世界の全てを合理的に分解して組み立てれば、あらゆる人間に理解できるであろう、というわけ。
11-29 13:42

⑦【山本】そういう言葉が一生懸命につくって、六百種もある。ところが、つくった瞬間に誰も使わなくなるんですよ、これが。完全に合理的につくったものほど、人間に用いられないんです。
11-29 14:12

⑧【山本】エスペラント語にしても、最も合理的な世界語をつくったつもりなんですが、著者は大変な皮肉屋でしてね、「学ばねばならない言葉をもう一つ余計につくっただけだった」と言うんですな。(笑)
11-29 14:42

⑨【山本】…もしも完全な世界語を作って各国が自国語と国連世界語を覚える事に決めたとしますね。二カ国語だけでいいんだから…便利になる筈ですが、果してそれが可能かというとダメなんだな。たぶん折角の国連語が「国連語日本語方言」とか「国連語フランス語方言」という形になっちゃうだろう。
11-29 15:12

⑩【山本】文法的にどうこういっても通じなくなっちゃう。【岸田】言語というのは、もともと不合理なものですからね。言語は事態を百パーセントは表現しない。われわれがある情景を何万語費やして描写しても、すべてが言えるわけじゃないんです。
11-29 15:42

⑪【岸田】言語のはたらきは、目立たせることであって、ある限られたポイントをピックアップすることによって、相手に通じさせるわけです。たとえば、四つのポイントを言えば、全体が表現できる。この四つを聞けば、同じ文化の中ならば相手が全体を察知するわけです。
11-29 16:12

⑫【岸田】そのポイントの置き所や数が言語によって違うという事ですね。正確な直訳が誤訳になるのもその為です。だから言語というのは常に表現すべき対象とズレているんです。ある言語が表現を固定させると、対象を目立たせる事ができなくなる。従って絶えず意味がズレてくるんです。
11-29 16:42

⑬【岸田】この事は「強調表現法」を考えてみると判り易い。初めに出来た時には強調表現だったものが、すぐさま月並みな表現になってしまう訳です。何か別に強調表現を作らなければならない。こうして言語はズレていくから、合理的な言語体系を作って皆がそれでやろうという訳にはいかないんです。
11-29 17:12

⑭【山本】言語の意味が本当に固定するのは、死語になったときだけなんですよね。生きている間は、常に動いてしまう。だから、合理的な言葉を作ろうとする人達は、たいてい一生かかって真面目に苦労しているんだけど、まったく無駄な一生なんだな。(笑)
11-29 17:42

⑮【岸田】わかり切ったことならば、合理的な言語で表現できるんです。しかし、言語というものはわかり切ったことは言わない。言う必要がないわけで、わかり切っていないことを言うんですから、合理的言語には本質的な矛盾があるんです。
11-29 18:12

①【全能感が戻った】【山本】哲学というものも合理化の一つの願望ですよね。これは世界観ですから、完全なものをつくらなければならない。しかし完全な体系をつくった瞬間に現実から遊離しちゃって、何の力も発揮しなくなる。だから、不合理な面をどこかに棚上げするわけです。
11-29 18:42

②【山本】ところが、日本は棚上げをしない国なんだな。渾然一体として混ざっている。日本人に棚上げする対象があるとすれば、天皇制でしょうね。【岸田】しかし、天皇は生きている一人の人間ですから、具体的人間に棚上げすると問題が起きる。<『日本人と「日本病」について』
11-29 19:12

③【山本】イギリス王室のような棚上げの仕方もありますよ。明らかにあれは、舞台の俳優のような、何かを演じている存在ですよ。人が観客のようにそれを見て楽しめるようになれば、実に巧みな棚上げになります。
11-29 19:42

④【山本】またアメリカには教会という棚上げの場所がある。不合理な面はみんな教会に棚上げしてしまう。だから、社会が合理化すればするほど、教会が繁盛するんです。【岸田】背中合わせに必要なんですね。
11-29 20:12

⑤【山本】ええ。完全な管理社会で新しいものばかりになってしまうと、どこか不合理なものを吸収してくれるところが必要なんです。いい例が、ベトナム戦争の最中に牧師さんがベトナム戦争の批判をやった、すると、途端に信徒がこなくなったというんです。
11-29 20:42

⑥【山本】といっても、その信徒がベトナム戦争支持かというとそうじゃないんです。新聞その他でさんざん聞かされていることを、ここへ来てまで言われるのはかなわんということなんですね。
11-29 21:12

⑦【山本】「教会の壁の中」という言葉があって、ここへ入ったらすべての合理性=世俗性から遮断されたい。そういうものが、人間には必要なんです。【岸田】その便利な器が、日本人にはないんでしょうか。【山本】はっきりしたものはないけれども何かの形でやってるんです。
11-29 21:42

⑧【山本】徳川時代の発想で「農業即仏行なり」という言葉がある。鈴木正三(1579~1655、江戸初期の禅学者)という坊さんの言葉ですが、ひたすら鋤きかえし鋤きかえししていれば、身は成仏できるというんです。すべての事業は仏行なり、とかね。
11-29 22:12

⑨【山本】ひたすら働くというのは実に不合理なわけですよ。この、働くということの中に、経済的行為と教会的行為の両方があるんですね。現代で言えば、企業神を調べてみるとおもしろいんです。企業に神様がいるでしょう。【岸田】いるいる。
11-29 22:42

⑩【山本】ヘリコプターを飛ばして、屋上に神社がある会社をさがすとね、ありすぎてどうにもならないくらいある。中小企業でも月に一度お稲荷さんに行って、二合びんを置いて社長以下おなじ折詰めを食い、神主の講話をきく。聖餐式であり、共同食事儀礼なんですね。
11-29 23:12

⑪【山本】機能集団と共同体とがくっついちゃっているから、どこかで共同体的役割を演じて不合理な面を吸収しているわけです。すると、経営そのものは、きわめて合理的になりうる。
11-29 23:42

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山本七平bot(@yamamoto7hei)がつぶやくツイートを日毎にまとめるブログです。
ちなみに、今までこちらのアドレスに存在したブログ「一知半解なれども一筆言上」管理人がつぶやくツイートまとめ記事は→http://yamamoto8heitweets.blog.fc2.com/ へ引越しいたしました。よろしくどうぞ。

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