FC2ブログ

Latest Entries

08/08のツイートまとめ

yamamoto7hei

■山本七平botまとめ/なぜ情報氾濫社会にあって盲目同然となってしまうのか?/~情報が氾濫すればするほど、耳目を閉じる”感覚”絶対主義者たち~https://t.co/gvDwdkxcjQ
08-08 08:00

■山本七平botまとめ/「知にかかわる」面が皆無な”信念の人”/~なぜ反原発教徒と知的討論に基づく判断の変更・合意が成立しないのか?~https://t.co/lCDVB3rYkS
08-08 08:05

■イザヤ・ベンダサンbotまとめ/~世間知らずで無神経な「進歩的文化人」の一言が招き寄せる迫害~https://t.co/PTwpPlrQwo
08-08 08:10

⑧となれば、これは、上杉会社の社長が吉良氏や秋月氏であると同様で、会社存続の必要上、外部から導入された存在にすぎない。謙信以来を誇る重臣にとっては、便宜的な存在であって、そういう意識があって不思議ではない。これが、前記の封建時代にはあるまじき言葉が出てきた理由であろう。
08-08 08:12

⑨だが、米沢藩をこのままの状態にしておけば、どのような小手先の細工をしたところで、破滅して当然である。なにしろ資本金120億のときの社員を、15億に減資したときも抱えているようなものであり、しかも、そのすべてが、不生産的存在なのである。前途には二つの道しかない。
08-08 08:42

⑩一つは、武士団もまた生産に参加して藩自体を経営体として確立するか、そのまま放置して破産するかである。そして前者をとって生きのびようとすれば、それは「資本の論理」にしたがう以外に方法がないわけである。こういう場合どうすべきかは、後になって見れば、明らかである。
08-08 09:12

⑪だが世の中のことは全て「後になって見れば」そうなのが当然であっても、その渦中にある者にはこの「当然」が見えなくて不思議ではない。「事実」は人を動かさないが、「虚構」は人を動かすからである。
08-08 09:42

⑫これは現代でも同じであり、一世紀はおろか50年後に見ても、現代の日本が、その基本であるエネルギー問題、食糧問題等で何をすべきか自明であるはずなのに、様々な議論が出ているのと同じである。その一つは国鉄であろう。
08-08 10:12

⑬シェア14%以下という状態になっても、運輸省が鉄道省といわれたころのシェア約百%時代の意識は抜けない。上杉家も同じであり、そこには国労ならぬ国老が頑張っており、彼らが結束すれば、お家騒動で、中小企業出身の17歳の「総裁」を吹っ飛ばすことは、わけはない。
08-08 10:42

⑭恐らく、後代は、我々が当時の米沢藩を不思議に思うように、現代日本の様々な状態を不思議に思うであろう。従って彼の時代の一部の人々を安易に笑うわけにはいくまい。
08-08 11:12

続きを読む

08/07のツイートまとめ

yamamoto7hei

■山本七平botまとめ/絶対的支配により被支配者に向けられる加害が「ホロコースト」/~「啓蒙主義を”権威として”輸入した国」に発生したホロコースト&ボート・ピープル~https://t.co/yaufXcqpTx
08-07 08:00

■山本七平botまとめ/「伝統文化」と「近代化」を調和させることの難しさ/~「日本ダメ論&スバラシイ論」は無意味~https://t.co/0m3qI5A8wz
08-07 08:05

■山本七平botまとめ/「仮名(かな)が日本を作った」/~漢字文化に圧殺された韓国、圧殺されなかった日本~https://t.co/NqS0dnHFAh
08-07 08:10

⑦現代の世界は、全て何らかの形での「資本主義の世界」である。違いは恐らく、それが国家資本主義か、王族資本主義か、社会資本主義か、個人資本主義かといったような点だけであろう。従って、徳川時代に前記の原則に基づいた「藩資本主義」というべきものが出てきても少しも不思議ではない。
08-07 08:12

⑧それは、この原則を統治の原則とし、一藩を「資本の論理」に基づく経営体として把握しようという行き方である。いわば「藩株式会社」的発想で、私はこれを「富藩主義」と考え、それは明治の「富国」と戦後の「日本株式会社」の原型だと思っている。
08-07 08:42

⑨そして、苦しい模索を強いられたのは、町人よりむしろ彼ら武士であった。日本は模索なき模倣の社会だ、などと言う人もいるが、その人は、徳川時代に連綿とつづいた武士階級の試行と模索を知らないだけである。
08-07 09:12

⑩明治の成功は、前章で述べたような「庶民の倫理」を基礎とし、その上にこの武士階級の模索の成果を生かした結果である。
08-07 09:42

⑪人間の世界には奇跡はない。奇跡と思っているのは、その人間の無知の表明にすぎず、「手品は、そのたねがわかっている者にはそうなって当然であり、そうならなければ奇跡」なのである。明治が明治の成果をあげ、戦後が戦後の成果をあげたのは、当然であって、それは奇跡ではない。
08-07 10:12

⑫さて、元禄時代の町人の豪遊には、武士への反発という一面があった。同時に、財をなすとともに、武士のまねをする町人も現われてきた。元禄時代には、雨竜組という武士のまねをする町人グループがあったことが知られている。と同時に、町人的行き方をした武士もいた。
08-07 10:42

⑬「忠臣蔵」の大野九郎兵衛は、そのタイプの伝説的見本とされた人である。当時の藩における実力者は、実際には、士貌(しぼう)商魂といわれたこのタイプである。享保時代、藩務を担当しうるか否かは、意外なことに、一にその能力の有無であった。
08-07 11:12

続きを読む

08/06のツイートまとめ

yamamoto7hei

■山本七平botまとめ/便器ナメ・汚水ノマシ・人体実験などを強要する「悪魔の論理」/~「自己絶対化」とそれに基づく「反省の強要」を行なう商業軍国主義者たち~https://t.co/jXktgkSSkI
08-06 08:00

■山本七平botまとめ/昔「PPM」、今「ベクレル」/~”知る”とはどういう状態なのか、を知らない「知らざるに劣る」日本人~https://t.co/qlr8Jm6Gko
08-06 08:05

■山本七平botまとめ/「自由」を守らない日本のマスコミ/~「自由」と「民主」は「結合しなければ共に存在し得ない概念」とは考えられていない日本~https://t.co/8qaOywy9Ti
08-06 08:10

⑪これは、西欧の商人が、自らの手で参事会を形成して都市の政治を自ら担ったのとは、違う行き方である。従って梅岩のような発想からは、市民革命は出てこなくて当然であっただろう。従って、徳川時代には「体制の変革」を目ざすという積極的な発想は、町人の中から出てこなかった。
08-06 08:12

⑫これは、正三のように、これから新たに秩序を立てようという時代に生きた人間の発想としては当然だが、それが固定して日々の業務が宗教的意義をもち、それがそのまま一種の生きがいとなり、(続
08-06 08:42

⑬続>同時にそれは機能集団での合理的行為が共同体への奉仕に転化するという形になれば、全宗教的情熱の日々の業務への投入となる。こうなれば社会を固定させて当然である。
08-06 09:12

⑭いわば、社会は動かないものという前提に立って、その中でいかに生きていくべきかを考えることが、梅岩の思想でも根底をなしており、それが広く広まれば、社会はますます固定しても不思議ではない。
08-06 09:42

⑮そして、そのような中で、町家という機能集団が、そのまま共同体に転化すれば、それに対応している精神もまた石門心学のような考え方を求めて当然であったろう。これが梅岩の思想が広く受け入れられていった理由だと思われる。
08-06 10:12

⑯と同時に、現代の日本は、国際的にはまさに梅岩のような発想をしていることも否定できないし、それが完全に国民の支持を受けていることも事実なのである。
08-06 10:42

⑰地球は、かつての鎖国内日本人のように、狭くなった。そして、この中の秩序の安定による市場の確保こそ、町人日本が最も欲する状態である。
08-06 11:12

続きを読む

08/05のツイートまとめ

yamamoto7hei

■山本七平botまとめ/【鳥屋籠(とりやかご)】/鷹にも人間にも必要な教育(鳥屋籠)とは/~徹底した「鳥屋籠」がない現代教育の不幸~https://t.co/Cer92vini3
08-05 08:00

■山本七平botまとめ/【高齢化社会を生きる道】/社会の”精神的”老齢化を防ぐには/~西欧の模倣ではなく「ロボット化」で高齢化社会に対応せよ~https://t.co/ZLwst7UFV2
08-05 08:05

■山本七平botまとめ/【秘密の原則】/「国家秘密の取り扱い」に関する山本七平私案/~「公然の原則」・「期間と範囲の明示の原則」~https://t.co/2fC4mtv27a
08-05 08:10

①【内部告発が「大悪」とされる理由】では、こうした質問に共通した倹約に反する行為とは何だろう。彼はこれを「名聞、利欲、色欲」であるという。彼は、ただ蓄財しようという吝薔は「利欲」であり、これは貪欲であって決して倹約ではないという。<『日本資本主義の精神』
08-05 08:12

②では浪費はどうなのか。これも一種の吝薔なのである。いわば、一方が金銀に貪欲なように、これは「みえ」に対して貪欲であり、財を散じても、これを手に入れて、ためこみたいという「みえへの吝薔」だから同じであり、色欲も同じであるという。
08-05 08:42

③従って、これをしないということが倹約であり、その「故に士農工商をのをの職分異なれども、一理を会得するゆへ、士の道をいへば農工商に通ひ、農工商の道をいへば士に通ふ。なんぞ四民の倹約を別々に説くべきや。」と記している。
08-05 09:12

④ついで、彼は「倹約をいふは他の儀にあらず、生れながらの正直にかへし度為(たきため)なり。」と記し、ここに「赤子は聖」であり、そのとおりであるのが「正直」で、これがつまり宇宙の継続的秩序にそのまま従っている状態だから、ここに帰る為の手段として倹約がある旨を説いている。
08-05 09:42

⑤正三が元禄の消費文化を見、これを口にしたら、梅岩の主張と同じ意味で、きっと「消費もまた仏行なり。」と言ったであろう。さて、梅岩は、ついで、それを確認するように、次の定義を述べる。
08-05 10:12

⑥「天より生民を降すなれば、万民はことごとく天の子なり。故に人は一箇の小天地なり。小天地ゆへ本(もと)私欲なき者也。このゆへに我物は我物、人の物は人の物。貸したる物はうけとり、借りたる物は返し、毛すじほども私なくあリベかゝりにするは正直なる所也。」
08-05 10:42

⑦「此正直行はるれば、世間一同に和合し、四海の中皆兄弟のごとし。我願ふ所、人々こゝに至らしめんため也。」と記している。天地に欲心がないように、人間にも本来、欲心はないものである。
08-05 11:12

続きを読む

08/04のツイートまとめ

yamamoto7hei

■山本七平botまとめ/【終末論的発想】/~「時代必滅」の感覚なき日本人~https://t.co/SZlzorWyP9
08-04 08:00

■山本七平botまとめ/【技術以前の問題】/~日本のエネルギー問題解決を妨げる真の問題は、建設以外のことに費やす日時(=話し合いのコスト)~https://t.co/9LeLfZtVNd
08-04 08:05

■山本七平botまとめ/【「正常」と「異常」】/~マスコミ的騒音が妨げる「戦後イデオロギーの重荷」の再検討~https://t.co/b7G2dH6xUi
08-04 08:10

⑦「夫(それ)ヲ汝独(ひとり)売買ノ利バカリヲ欲心ニテ道ナシト云ヒ、商人ヲ悪(にく)ンデ断絶セントス。何(なんぞ)以テ商人計(ばか)リヲ賤(いやし)メ嫌フコトゾヤ。汝今ニテモ売買ノ利ハ渡サズト云テ利ヲ引テ渡サバ、天下ノ法破リトナルベシ。」と記し、利潤は正当であると明言している。
08-04 08:12

⑧勿論、この正当性には、武士の禄と同じように、その忠誠によって初めて正当性をもちうるとの条件があるが、それは決して不当なものではない。「吾(わが)禄ハ売買ノ利ナルユエニ買人アレバ受ルナリ。ヨブニ従テ往(い)クハ、役目ニ応ジテ往クガ如シ。欲心ニアラズ。」
08-04 08:42

⑨「士道モ君ヨリ禄ヲ受ズシテハ勉(つとま)ラズ。君ヨリ禄ヲ受ルヲ欲(ほっす)ルト云テ、道ニアラズト云ハバ、孔子孟子ヲ始トシテ、天下ニ道ニ知ル人アルベカラズ。」と記している。
08-04 09:12

⑩では商人が、「欲心」でなく、その「道」を実行に移すのはどうすべきか。面白いことにそれが一種の合理性の追求なのである。まず、彼は、武士が主君に忠でなく禄をもらっていれば、それは武士とはいえないように、商人も「売り先」への誠実がなければ商人とはいえない、という。
08-04 09:42

⑪いわば「消費者への誠実」が第一であり、さらに「且(そのうえ)第一ニ倹約ヲ守り、是マデ一貫目ノ入用ヲ七百目ニテ賄(まかなう)。是迄一貫目有リシ利ヲ九百目アルヤウニスベシ。」である。経費を三割節約して、利益を一割減にするという方法を取れといっているのだ。
08-04 10:12

⑪そして、「算用極(きわ)メ外ニ無理ヲセズ。」に経営すればよいのであり、この際には、ひたすら消費者に奉仕することを心掛けて、欲心を出してはならないのである。貪欲になると道をはずれるから、必ず倒産する。「奉仕に明けて、奉仕に暮れる」なら、必ず栄えると彼は説くのだ。
08-04 10:42

⑫さて、ここで出てくるのが、「倹約」である。「道」を実行するには、倹約が第一と記されている。では、倹約とは「けち」すなわち貪欲ではないのであろうか。梅岩はしばしば倹約を説いているが、彼が最後に記した本が、その集成ともいうべき『倹約斉家論』である。
08-04 11:12

続きを読む

Appendix

プロフィール

山本七平bot

Author:山本七平bot
山本七平bot(@yamamoto7hei)がつぶやくツイートを日毎にまとめるブログです。
ちなみに、今までこちらのアドレスに存在したブログ「一知半解なれども一筆言上」管理人がつぶやくツイートまとめ記事は→http://yamamoto8heitweets.blog.fc2.com/ へ引越しいたしました。よろしくどうぞ。

山本七平botが、現在つぶやいているツイート

山本七平bot < > Reload

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR